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ECサイトのメディア化のポイントと注意点

最近、ECサイトのメディア化という言葉をよく耳にするようになっているのではないでしょうか?
ECサイトのメディア化と聞くと何だか難しく感じる人も多いと思います。
そこでECサイトのメディア化について簡単にご説明します。
また、合わせてECサイトのメディア化によるメリットや注意点もご紹介します。

ECサイトとは

まずそもそもECサイトとは何なのでしょう?
ECサイトは自社の商品をインターネット上で販売をしているサイトの事です。
電子商取引を意味する「Electronic Commerce」の頭文字を取ってECサイトと呼ばれます。

ECサイトのメディア化とは

ではECサイトのメディア化とはどのような事なのでしょう?

通常ECサイトでは商品そのものが紹介をされています。
商品カタログを見ているようなサイトというと分かりやすいでしょうか。
その他には決済方法や配送方法、店舗の紹介や商品の口コミなど、販売している商品に関わる事、販売している店舗の事などが載っているのが通常のECサイトと考えてください。
ECサイトのメディア化とは上記で挙げた通常のECサイトの機能に加えて「メディア機能」を充実させることを指します。

これだけではイメージができにくいと思いますので、例を挙げます。
例えば、健康食品を販売しているECサイトだとします。
メディア化していないECサイトでは商品名や価格、効能などの、単に商品の情報のみが載っているでしょう。

それをメディア化すると、「年齢ごとで気を付けなければならない病気」や「季節と体調の関係」など、商品をただ紹介するだけではなく、その商品と関連するようなお客様が知って得する情報をECサイト上で提供するのです。
つまり、直接商品をアピールするのではなく、お客様に有益な情報を提供することで、販売している商品に間接的に興味を持ってもらう事を目的として「ECサイトのメディア化」は行われます。

ECサイトをメディア化するメリットや効果は?

ではメディア化をするメリットはどのようなものなのでしょうか?
いくつかご紹介します。

・お客様のリピート率が高くなる

メディア化は、取り扱っている商品と関連があり、お客様にとっても有益になる情報を提供することです。
つまり、お客様にとっては商品を買うためだけでなく、その情報そのものがサイトを訪れる理由にもなります。
そうなることで、購入する意思のないお客様も情報を見るためにECサイトを訪れる事になり、結果、サイトを利用するリピーターを増やすことができるのです。

・サイト訪問するお客様の絶対数を増やすことができる

上記のように商品を購入する事が目的ではなく、そのサイトに載っている情報を目的としてサイトを訪れるお客様を確保することができます。
その中には検索エンジンでキーワードを検索することにより、そのサイトに誘導される方もいるでしょう。
そのような方はその情報を見る中でそれに役に立つ商品を知ることにもなり、扱っている商品を知らなかった人をサイトに導くことができます。
このように買い物を目的としていなかった人もサイトに訪問させることができる事になり、お客様の絶対数を増やすことができるのです。

・低価格競争からの脱却を狙える

メディア化していないサイトでは、お客様に一番インパクトを与えるのが「価格」になってしまうのは否めません。
その為、低価格競争になり、サイトの運営を苦しめる原因にもなります。
しかし、メディア化することにより、お客様へ商品に関連する内容の理解を深めることができます。
理解を深めることにより、サイトそのもののファンを増やすことができるのです。
そうなると、サイト自体がお客様にとって無くてはならないものに変わり、低価格ではなく適正価格の販売でも高いと感じさせずに購入意欲をかきたてることができます。

ECサイトをメディア化する際の注意点

メディア化する際にはいくつか注意しなければならない点があります。

・新しい情報を載せていかなければならない

上記でも述べたように、メディア化することでサイトそのもののファンを作ることが可能になります。
ただそれを実現するためには、常に見たくなるサイトにしなければなりません。
つまり、新しい情報がよく載っているから見てみようと思わせる必要があるのです。
いつ見ても同じ情報しか載っていないとなると、数回アクセスされるとその後は見向きされなくなります。
商品に関係する情報を常に調べて、お客様へ新しい情報を発信し続ける必要があるのです。

・サイト担当者の負担が大きい

上記のようにメディア化するとお客様へ新しい情報を発信しなければなりません。
それを行うためには、サイト担当者はかなりの努力と労力が必要になります。
常に情報を調べ、良い情報があればサイトに載せ、その上で、サイトで扱っている商品との関連もしっかりと理解してもらう必要もあります。
これを実現するのは、簡単なようで非常に難しい作業になります。
その為、メディア化をする場合には担当者を一人ではなく、チームにするなどの配慮をする必要があります。

・情報ページから商品ページへの導線を明確にする

メディア化する際の一番の注意点が「情報ページから商品ページへの導線を明確にする」という事です。
情報だけ見て商品ページを見てもらえなければ、メディア化の目的を果たすことができません。
情報ページの中に、お客様にはっきりと分かるような商品ページへ移動する導線を作りましょう。
情報ページの内容を読んでもらい、その上でこの商品が関連するというタイミングを図ることも重要になります。

 

ECサイトのメディア化は、ECサイト戦国時代において、他のサイトと差別化して生き残る為に、非常に有効な手段です。
しかし、サイト運営担当者にとっては非常に大変な作業になります。
今からECサイトのメディア化を考えている方は、メディア作成にかかる作業リソースを積極的に支援会社などに依頼するなどをして、定期的にメディアを更新できる体制を整えることが大事だと言えます。