ユーザー数日本最大級!LINE広告の種類やメリット・デメリットについて

トレンド 広告活用編 集客施策(SEO・広告)

LINEといえば、スマホを持っている方であれば老若男女問わずコミュニケーションツールとして日常生活に欠かせないアプリの地位を築いています。

そんなLINEですが、時折広告を目にするかと思います。

LINE広告はタイムラインや、トークリストだけでなく、様々な配信面、配信手法で広告を掲載できることをご存知でしょうか?

今回はLINE広告の種類や、メリット・デメリットをまとめました。

 

 

LINE広告とは

 

LINE広告(旧名LINE Ads Platform以下、LINE広告)とは、LINE株式会社が提供する運用型広告のプラットフォームです。

LINE上のタイムラインや、LINEニュースなどに広告を掲載することができます。

大きな特徴としては、日本最大級のユーザー数を誇るLINEに広告が掲載できるという点で、月間利用者数9,200万人(2022年9月時点)と1億人近いユーザーが利用しているコミュニケーションのプラットフォームになります。

Facebook広告やTwitter広告などの他のSNS広告よりもリーチできる層が広く、最適な配信をすることで高い費用対効果を得ることが可能でしょう。

LINE広告の種類・配信場所

 

Smart Channel

Smart Channelは、LINEアプリのトークリスト上部に表示される広告です。

LINEアプリ内で最もユーザーのアクティブ性が高い部分になるため、大規模なプロモーションに活用できます。

LINE NEWS

LINEニュース内で、他のニュースの中に表示ができる広告です。

高いアクティブユーザー数はもちろんのこと、LINEニュースのユーザーは購入意欲が高い傾向にあるため、期間限定の商品や、即時性のあるコンテンツとの相性が良いです。

タイムライン

タイムライン投稿の中に掲載される広告で、FacebookやInstagramのフィード広告のようなイメージとなります。

友だちの投稿の間に掲載されるので、一般的な投稿に寄せた広告を制作することがポイントです。

LINEマンガ

LINEマンガは、2013年4月にサービスを開始したスマートフォン向け電子コミックサービスです。

若年層を中心としたユーザーに幅広い世代で利用されています。

LINE BLOG

2014年11月に開始されたLINE BLOGは公式ブロガーが情報発信やコミュニケーションツールとしてい利用されており、男女比率3:7で女性の方が多く、20~40代を中心とした年齢層に利用されているため、女性をターゲットとする商品プロモーションに最適です。

ウォレット

ウォレットはLINEが提供する様々な金融サービスを管理できるサービスで、ユーザー属性は女性がやや多く、20代以上のユーザーの利用率が高い点が特徴です。

LINEショッピング

LINEショッピングはファッションや雑貨をはじめとする商品をLINEアプリ上から買うことができるショッピングサービスで、20代〜40代の女性を中心に購買意欲の高いユーザーが集まっています。

LINEチラシ

LINEチラシはLINE上で地域の店舗セール・特売情報を閲覧できるデジタルチラシサービスです。

店舗での購入を検討している購買意欲の高いユーザー層にアプローチが可能です。

LINEポイント

LINEポイントは、「友だち追加」「動画視聴」などの指定条件をクリアするともらえるポイントで、こLINEポイントを貯めたり、管理したりする画面上でユーザーにリーチすることが可能です。

40〜50代と年齢層が高めのユーザーに多く利用されています。

LINE広告ネットワーク

LINE広告ネットワークは、LINEおよびLINE関連サービスでの広告配信だけでなく、幅広いジャンルのメディアが網羅されているため、大規模で多種多様なユーザーリーチが可能です。

LINE広告のメリット

 

ユーザー数が多い

先述したように広告でアプローチできるユーザー数が多く、当然利用しているユーザー層も幅広く、さまざまな年代、属性のユーザーにアプローチすることができます。

また、LINEは日常的なコミュニケーションツールであることから、月間の利用者のうち、85%以上が1日に1回以上利用しており、Facebookなど他のSNSの月間アクティブ率と比べると圧倒的にアクティブユーザーが多いことが判明しています。

LINE独自のユーザー層への配信

2つ目は、LINE独自のユーザー層への配信ができることです。

利用率が高いだけでなく、LINEでしかリーチできないユーザーが多く存在します。

他のSNSと比較すれば、FacebookやTwitter、YahooやYouTubeを利用せず、LINEのみ利用するユーザーが存在しており、LINEのみを利用するユーザーは圧倒的に存在します。

こういったLINE独自のユーザー層へアプローチできるのは大きなメリットとなります。

ターゲティング配信が豊富

様々なターゲティングをした広告配信が可能であることです。

年齢・性別・地域・興味関心それぞれターゲットを指定して、配信対象と掛け合わせて配信をすることができるため、広告の対象となるユーザーの属性や興味を推測し、適切なターゲティングを行うことで、費用対効果の高い配信が見込めます。

配信場所が豊富

様々な配信場所で広告を掲載できることです。

本記事の冒頭でも述べたように、LINE広告は以下の10箇所で広告を配信することが可能です。

LINE配信場所

また、LINE広告ネットワークでは、LINEと連携している以下のような様々なサービスを、アプリ内で広告配信することができます。

様々なユーザーが各配信場所にいるため、大規模なプロモーション施策や、特定のターゲットへの最適化配信が可能です。

競合が少ない

他の企業がまだLINE広告に参入していないことです。

以前は最低出稿金額が100万円に設定されていたり、出稿の審査が厳しく、なかなか広告を打ち出せなかったのですが、徐々に出稿のハードルが下がってきたことで、現在は費用対効果よく新規顧客の獲得が可能となりました。

参入企業は徐々に増えてはいますが、まだまだ先行者利益を得られる市場と言えます。

LINE広告のデメリット

 

拡散力が弱い

他のSNSに比べて拡散力が弱いということです。

利用者数は多いものの、LINE広告にはTwitterのリツイートやFacebookのいいね!などが無く、拡散性が弱いため、他のSNS広告と比べて、ブランド認知やエンゲージメントには少し不向きな広告手法となると考えられます。

ただ、現在はハッシュタグなどがタイムラインの投稿に追加され、徐々に拡散性のあるタイムラインに変わってきていますので、これから広告自体も拡散性のある広告に変わっていくかもしれません。

NG業種・商材が多い

広告配信がNGな業種・商材が多い点です。

宗教関連、ギャンブル関連、パチンコ、アダルト関連や出会い系、マッチングサイト等といったのだkでhなく、不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービスはLINE広告では、審査が非常に厳しく、必ずしも広告を打ち出せるとは限りません。

配信を検討する際には必ず、自社の商品・サービスがNGな項目に該当していないか確認しましょう。

広告出稿までに時間がかかる

LINE広告は審査が厳しく、広告出稿までに時間がかかります。

「アカウント開設審査」と「クリエイティブ審査」があるため、最短でも数日かかる場合があります。LINE広告配信を検討する際は、審査時間も踏まえた上で配信スケジュールを設定しましょう。

広告入稿が複雑・運用工数がかかる

LINE広告は配信フォーマットや、入稿規定が複雑なため、出稿まで工数が大きいことです。

また、Google広告やFacebook広告などに比べ、広告管理画面の操作性も複雑なため運用の工数がかかるという点もありますので、会社のリソースを把握した上で、運用を外注するのも選択肢の一つとして検討するのも良いでしょう。

まとめ

 

LINE広告はユーザー数が多いにもかかわらず参入企業がまだ少ないといった点もあり、またLINE独自のユーザーにアプローチ可能など、他のWeb広告では実現できない集客効果を期待することができます。

現在は少額からでも運用が可能なため、ぜひLINE広告を利用してみてください。

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