越境ECに便利なshopifyとは?他ASPとの違いや開発方法

越境EC

新型ウイルスの影響でECサイトを構築する店舗様が増えています。

どうせ出店するのであれば、Shopifyを利用してみてはいかがでしょうか?
Shopifyであれば国内だけでなく、世界中の顧客向けに販売を展開できることが可能となります。

いわゆる海外向けに販売するECサイト=越境ECと呼びます。
この越境ECサイトには国内ECサイトとは異なる様々な機能が必要になりますが、Shopifyは世界175ヶ国以上で利用されている世界No.1のシェア数を誇るECサービスなので、あらゆる言語や通貨、決済方法に対応させることができるという、まさにグローバルワイドなECです。

shopifyについての概要と、他ASPとの違いや開発方法を今回は紹介したいと思います。

shopifyとは

Shopify(ショッピファイ)とは、本格的なネットショップが開設できるECプラットフォームであり、低コストで導入が可能かつ決済手数料が低く、幅広い機能に対応しているため人気となり世界NO.1のシェアを誇っています。

2017年には日本向けにローカライズされ、今や国内向けのECサイトだけでなく、海外向けECサイトを展開する事例も多く見られます。

まだまだ日本に浸透していないため情報が少ないですが、今後どんどん利用が増えていき、新世代のEC構築プラットフォームになると言っても過言ではありません。

shopify(ショッピファイ)と他ASPカートの違い

shopifyは、他のASPカートと比較するとどのように違うのか、ここでは、shopifyを代表的な他のASPカートと比較してみます。

カラーミーショップとの比較

カラーミーショップは、数あるECのASPのなかでも比較的低コストで利用でき、機能も充実していることで人気です。

機能制限が大幅にある安価なエコノミープランを別として、一番スタンダードな料金プランであるレギュラープランだと、月額3,000円(税別)、プランに関係なく、初期費用が3,000円(税別)発生します。

shopifyの一番リーズナブルな料金プランであるベーシックプランは、月額3,200円程度で利用できますので、金額的に見ればカラーミーショップとの大きな差はありません。

しかしshopifyが容量無制限で利用できるのに対し、カラーミーショップは5GBが上限となっている点であること、shopifyが世界各国の100万以上のECサイトで利用されているのに対し、カラーミーショップは45,000店舗程度で、実績でもshopifyが大きく上回っています。

ショップサーブとの比較

ショップサーブは、サイトの作成や運営が行いやすく、サポート体制が充実していることで人気のサービスですが、利用料金は、一番安価なプランでも月額11,400円(税別)、初期費用として15,000円(税別)とコストの面ではshopifyの方が利用しやすいと言えます。

さらにショップサーブの利用実績は11,590店舗程度なので、実績の面でもshopifyの方が大きく上回っており、使用できる容量も、ショップサーブはある程度の制限があるので、サイトの規模を大きくしていきたい場合はshopifyの方がおすすめです。

BASEとの比較

BASEの最大のメリットは、利用料や決済手数料等を別途すれば、初期費用も月額費用もかからないうえに、shopifyと同様に使用できる容量に上限がなく、さらに100万店舗以上の利用実績があります。

しかし、使用できる機能がシンプルで限定されているので、本格的にECサイトを運営したい方には少し物足りないと感じられると思います。

STORESとの比較

STORESも無料で使えるプランもあり、月額1,980円で決済手数料が安くなるスタンダードプランもありますが、どちらにしてもshopifyよりもかなり低コストで使用できる容量にも制限がありませんが、BASEと同様に、機能がシンプルで限定的です。

そのため本格的なECサイトを目指すなら、やはりshopifyの方になるでしょう。

ECキューブとの比較

ECキューブは、機能やデザインの良さと手軽さを両立させていて、しかも無料で利用できることで人気のサービスですが、ECキューブでサイトを運営していくのには、ある程度の知識やスキルが求められます。

shopifyであれば知識やスキルにあまり自信がなくても使えるという点では、優れていると言えるでしょう。

shopify(ショッピファイ)の開発方法

Shopifyではアプリストアでインストールできるアプリの他にも、自身のストア専用にアプリを開発することもできるため、理想の機能を持たせることができます。

公開アプリ

一般に公開されたアプリのことで、セキュリティや機能面でShopify側の審査に通ったアプリが公開されており、どのストアにも共通して使えるような機能を備えています。

カスタムアプリ

一つのストア専用に開発されたアプリのことで、ストア独自の機能を持たせたい時に、Shopifyパートナーに委託して自社ストア用に開発されたアプリもこのカスタムアプリとなります。

プライベートアプリ

ストア管理画面上で作成されるアプリを指します。ストア管理画面上でAPIを使いストアのデータにアクセスするための設定を行います。

アプリ開発について

アプリ開発で、1つの商品ページで他の商品を紹介したり、特定の商品グループ内で割引を適応させたりなど、プロダクトAPIによりストア上の商品データを用いて、開発したアプリ上で独自の商品データを作ることができ、それをストア側で表示させることができます。
これらは自身でやるにはハードルが非常に高いので、まずは外部に委託するのが良いでしょう。

まとめ

これからECショップをオープンしたい方、特に海外への展開も考えている方にはshopifyが非常におすすめです。

まだ日本に浸透していないですが、すでに世界175ヶ国以上で利用されている世界クラスのシェア数を誇るECサービスですので、越境EC店舗を持ちたい方はぜひご検討ください。

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