【真実】SEOはもう終わり?AI時代のコンテンツ戦略とは?【Google検索・EC・ネットショップ】

SEO対策編 コンサルタント編 ジャンル別動向 トレンド 集客施策(SEO・広告)

今回ゲスト、雨と東京と株式会社 稲葉 雄大 氏は、マーケティング戦略の策定と実行を担い、RICOHやキルフェボン、新千歳空港のご支援をされています。

稲葉氏に『AIとSEO』についてお話をお伺いしました!

▽SEOマズイ!?
もうSEOの時代は終わりに差し掛かりつつあると思っています。トラフィックが減っているっていうのが1番大きいです。そもそもの検索流入数が減っているのです。2026年までにGoogleの検索ボリュームが25パーセントほど減っていて、これは今後不可逆です。しっかりコンテンツを作れば、トラフィックが集まって自社のウェブサイトへの流入が増え、売り上げが増えるという、これまでの一連のフローがもろくなってきています。同時に、最近勃興しているキーワードとして、LLMO(Large Language Model Optimization:大規模言語モデル最適化)やAIO(AI Optimization : AI最適化)といった言葉が出てきていますが、いわゆる従来のSEOのように検索で上位を獲得しようという動きではなく、いわゆるChat GPTやGeminiといったLLMOから引用されるようなコンテンツを作るとか、LLMOにお勧めされるような商品にしていく、商品だと認識されるようにしていく、そういった活動ができると、LLMOのアクセスはトラフィック加速度的に増えているので、結果的に自社の売り上げにつながると考えます。しっかりコンテンツをあげていくことはこれまで通り大事ですが、1点注意が必要なのは、本当にAIから引用されるようなコンテンツを作れば、自社のトラフィックが増えるのかどうかは、疑うべきだと思います。とある研究によると、AIに引用されるコンテンツというのは、Googleの検索で上位に集中しているのです。そのため、上位につながるような活動をしているとLLMOからも引用されやすい、そういうコンテンツを出しているかどうかということが大事なのです。また重要なことは、Googleがコンテンツの質を評価するために使われていると思われる指標は、そのページの滞在時間というのがあります。LLMO関しては、こちら側の外部対策やドメイン評価、そういうテクニカルな指標の方が重要ではないかと言われています。YoutubeやInstagramなどのマルチメディアで発信をして、インターネット上に自社がどういうブランドなのかをしっかりインデックスさせていくことは重要です。他にテクニカルな部分では、サイト内の構造を綺麗に整えてあげることや、どこのドメインの配下に、あるいはどこのページの配下にどのページがあるかを適当にやってしまっていないかを見直してもいいと思います。

▽今やるべきこと、やってはいけないこと
最近巷で言われていて、おそらく本当に成果があるだろうこととしては、LLMSテキストという、タグの設置です。そうしたらLLMから引用されやすいと言われています。我々がご支援させていただいている企業様でご提案してやってみたら、実際増えているので、成果が0ではないとは思います。ただ本質的ではないので、それが過渡期的なものなのか、長期的に機能する戦術なのかというと、過渡期的なものだろうと考えています。ただショップレベルでも簡単に対応できるレベルなので、調べてみていただきたいです。
1発アウトになるリスクのあるものは、意味のないサイトからとにかく集めまくる、お金を払って集めまくるというのは、そもそも規約として禁止されています。それからAIを使って、テーマや内容、いくつかキーワードを入れて、文章を作って貼り付けるというのもNGだと思います。一過性の効果は見込めますが、Googleのどこかのアップデートで引っかかって、もう再起不可能なWEBサイトになると思います。何かしらの形でその独自性のあるコンテンツや、あるいは経験に基づいたコンテンツを評価する手法は、Google同様AIもそうなっていくと思います。

この他にも盛りだくさん、『AIとSEO』について公開しています!
EC事業運営に欠かせないAIとSEO対策にご関心をお持ちの企業様のご参考になるかと思います!
それでは稲葉氏流『AIとSEO』についてぜひお楽しみください!

https://youtu.be/mkIGGEJqVCE

~第301回 ゲスト~

稲葉 雄大 氏
雨と東京と株式会社
代表取締役

2019年、スカラ(東証1部:4845)とBranding Technology(東証M:7067)の合弁会社を創業し、取締役に就任。2020年12月、雨と東京と株式会社を設立。マーケティング戦略の策定と実行を担い、RICOHやキルフェボン、新千歳空港の支援を行う。

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