デジタルコンテンツを販売したい!ダウンロード販売を始めるときに知っておきたいことや注意点を解説!

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インターネットが身近なものになったいま、ECだけでなく、デジタルコンテンツを取り扱うダウンロード販売も主流となってきています。

YouTubeなどで解説動画などはたくさんありますが、 「自分で作ったイラストや動画、写真などをオンライン上で販売したい」と考えている方も多いのではないでしょうか。

今回はデジタルコンテンツをオンライン上で販売したいと考えている方向けに、ダウンロード販売サイトの作り方やおすすめのプラットフォームを紹介していきます。

 

 

ダウンロード販売とは

ダウンロード販売とは、オンライン上でデジタルコンテンツを販売、お客様に商品をダウンロードしてもらう販売方法のことです。

 ダウンロード販売を行うには、ダウンロード商品を出品できるプラットフォームを利用するか、自社サイトにダウンロード販売ができる仕組みのある機能を設定または追加することで、 自社サイトでもダウンロード販売を行うことができます。

ダウンロード販売で取り扱うことができる商品は以下があげられます。

  • 音楽(音楽配信)
  • 画像(電子書籍・デジタルコミック)
  • 動画(ビデオ・オン・デマンド)
  • ゲームソフト(ダウンロードコンテンツ)
  • ソフトウェア

他にも様々な商材はありますが、基本的には上記のようなデジタルコンテンツをオンライン上で無料提供および販売をすることをダウンロード販売と呼びます。

 

ダウンロード販売ができる商品

ダウンロード販売ができる商品の種類は大きくわけて4つです。

  • 情報商材系(書籍含む):ノウハウ、情報
  • 素材系:写真、画像、イラスト、音
  • ソフト・フォント系:アプリ、ゲーム
  • 芸術・娯楽系:音楽・漫画・動画

ダウンロード販売サイトを作るときの販売チャネル

ダウンロード販売サイトを作るときの販売チャネルは大きく分けて以下2つの方法があります。

自社ECサイト

コンテンツ販売特化型プラットフォーム(モール型ECサイト)

自社ECサイトは自分たちのお店を構える路面店のようなもので、モール型EC サイトは楽天やAmazon等のショッピングモールに出店をする形になります。

自社ECサイトは自社ブランドのオリジナルサイトを作ることができるため、今後自社ブランドを世間に認知させていきたいという方にはおすすめではあるもの、立ち上げ時の集客はモールに比べて難しいため広告やSNS運用などWebマーケティングに予算をかけていく必要があります。

モールはプラットフォーム自体にブランド力があるため集客力が高いです。しかし、ユーザーはモール内で購入していて「~のブランドで購入している」という認識が自社ECサイトに比べると低いため、ブランドとして認知を広げていくのは難しいでしょう。

両社メリット・デメリットがあるため、「どのような方針でダウンロード販売サイトを運営していきたいか・どんな商品を販売したいか等」を明確にしてから販売方法を決めてください。

 

おすすめの自社プラットフォーム

自社ECサイトでダウンロード販売サイトを始めたい場合におすすめのプラットフォームは以下です。

プラットフォーム内で「デジタル機能」を追加すればすればデジタル販売ができる仕組みとなっており、プラットフォームごとにデジタル機能の追加の仕方が異なります。

  • BASE
  • Shopify
  • ストアーズ

上記3つのプラットフォームは物販用のプラットフォームとしても有名ですが、 ダウンロード商品を販売する場合にもよく利用される人気のプラットフォームです。 

 

ダウンロード販売に向いている決済方法

自社ECサイトの場合は、さまざまな決済方法を準備しておかなければいけません。

一般的には、クレジットカード決済が主流です。

デジタルコンテンツの場合、ユーザーはすぐにコンテンツを利用したいことが多い、または利用できることを期待しているため、購入を確定したその場で決済が完了する「リアルタイム性のある決済方法」がよく利用されます。

また、クレジットカードを持たないユーザーを取りこぼさないためにも、「キャリア決済」や「オンライン決済サービス」を利用できるようにしておくべきです。

特にゲームや漫画などのデジタルコンテンツは、クレジットカードを持っていない若年層も多く購入します。若年層向けの決済サービスとしては、携帯電話の利用料金とまとめて支払うことができるキャリア決済が、ダウンロード販売と相性の良い決済サービスです。

 

まとめ

今回は、ダウンロード販売サイトの作り方やおすすめのプラットフォームについてご紹介しました。

デジタルコンテンツは複製されやすい、というデメリットがあるために、これからダウンロード販売を行う際は、DRMの必要性を考慮する必要があります。

また、デジタルコンテンツに限りませんが、自社ECサイトは、作るよりも集客していくことが非常に大変です。なぜなら、実店舗ビジネスとは違ったノウハウが必要となり、自社ECサイトでデジタルコンテンツを販売する仕組みができたとしても、容易に売上は伸ばせません。

とはいえ自社ECサイトでは、自社で広告を打ったり、無料ダウンロードコンテンツを配布して個人情報を取得し、見込み客にメールマガジンを打ったりなど、独自のマーケティング施策を行うことができます。

もし、これからデジタルコンテンツのダウンロード販売を始める場合、サヴァリへご相談くださいませ。

 

この記事を書いた人

大山悠帆

ECマーケティング事業部マネージャー コンサルタント/コンテンツ編集担当/通販エキスパート資格

元システムエンジニア。BtoBからBtoC案件、動画制作スタッフとしてクライアントの売上改善や業務改善をサポート。
社内では営業改善、マーケティングを担当。多くのスキルと幅広い経験を活用してWEB業界に従事。
様々なジャンルにチャレンジしています。

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