【保存版】AIの未来はこうなる。ECにもとんでもない影響が・・・【ネットショップ】

マーケッター編

今回ゲスト、ミリモルホールディングス株式会社 河野 貴伸 氏は、2024年2月、AIのマネジメント、トレーニングおよびAIを活用した事業支援を行うMMOL Holdings 株式会社を設立。「その決断、技術、表現は人を幸せにするのか?」をスローガンに、MMOLを推進されていらっしゃいます。

引き続き、河野氏に『AIの可能性』についてお伺いしました!

▽AIはどうなっていきますか?

まず、今のAI自体もまだまだ過渡期で、LLMというものが出てきて勝手に答えてくれるようになったと感じています。しかし、構造的には常にこちらが質問したものに対して関連性の高い言葉を選んで返しているだけ、つまりAI自身が頭を使って何かをやっている訳ではないと言われています。
本当にAIはアーティフィシャル・インテリジェンスというものなのかというと、まだ分かりません。その理由はハードウェア側の問題があって、そもそも今NVIDIAの会社の株が高いという話がありますが、AIというもの自体が伸びていく中で、AIが頭を使うという計算は、今までのCPUつまりパソコンの頭脳をあまり使っておらず、画像などを出力するGPUというものを使っていました。NDIVIAは元々ゲームなどの画像処理に使っているGPUを作っている会社で、これがもっと必要になってくるということで株価が上がっています。NDIVIAはAI向けの仕組みなどを作っていたので、もっとAIに向けたものを本格的に作っていこうとなったのが、ChatGPTが出た頃になります。そこでAIで使うことを前提に作られたものが、いよいよ今年リリースされます。
また、今までSaaSなどは人間が使うのでユーザーインターフェースやユーザーエクスペリエンスが大事でしたが、それが変わると思います。つまりAIが使いやすいようになる必要が出てくると思っています。例えばAIにやりたいことを言った時に、その先にあるSaaSの仕組みが、これがすごい繋ぎやすくて要望に応えられそうだと思ったら、AIは「こういうサービスがあって私の方で繋げられるのでこれでどうですか」と提案するようになると思います。私はAIXと言っていますが、AIのエクスペリエンスを上げられるようにSaaSが頑張らないといけなくなると思います。そうすると、ちゃんとAI用にAPIの口を全部綺麗に用意しておいて、ドキュメントも用意しておいて、AIが読みに来るような事を考えないといけないのは、これから先の新しい時代かもしれません。

▽プライバシーの問題は?

どこまでをプライバシーやデータ保護の観点で考えるのかというのは、すごく大きい問題でクッキー問題がすごく言われていますよね。なのでやはりどこまでを守って、安心してもらうかというのは各企業ごとのポリシーが問われると思います。例えばサステナブルの考え方は企業によって違いますが、私はそれで良いと思っていて、何でもかんでもそれをマーケティングみたいに使うのもおかしいですし、自分たちが出来ることをちゃんと決めて表明するのが大事だと思います。スタンスをちゃんと出すというのは今後問われてくると思います。

▽リアルに戻りつつある中でAIに携わることが大事だと?

究極の未来で言うとAIを使って買い物をして、AIを使って売るようになります。つまり買う方も売る方もただ指示を出すだけになると思います。なのでAIの使い方を学ぶということではなく、いかに適切に指示を出すかというコミュニケーションを学ぶ方が一番大事な事だと思います。

▽自分と相性のいいAIはできる?

流行っているのが自分の分身を作っている経営者の方が多いです。
また今ファミレスでも配膳ロボットがいますね。ああいうものの延長戦上で人とある程度コミュニケーションして荷物を持ってきてくれて、極端な話、家に一台あって自分がコーヒーを飲みたいタイミングを確実に理解してくれて持ってきてくれるとか、そういうのはあるかもしれませんね。
究極の1to1を実現するのがAIの集結点で、全てのお客様に適切なサービスを提供するには、AIがあれば実現できるというのはECの1つの未来になると思います。

▽AIとの接し方が大事ですね。

AIのマネジメントが問われるようになると思います。実は去年、人と会わずTwitterでAIとずっとやり取りしていて、会社に戻って突然話をしたらマネジメントが上手くなったと言われました。それはTwitterでプチバズりしましたが、それでわかったことは、AIに必死に適切な結果を返して欲しいと思って試行錯誤するのはマネジメントだったということです。それが人間だと嫌がられますし、時間も限られますが、AIから適切に答えが返ってくるまでずっとゲームみたいにやってしまいました。結果、人間が上手くなるという現象が起きたので、それがヒントになりました。

AIを賢く使いたい企業様のご参考になるかと思います!
それでは河野氏流『AIの可能性』についてぜひお楽しみください!

~第244回 ゲスト~

河野 貴伸 氏
ミリモルホールディングス株式会社
代表取締役

Shopify 日本初代エバンジェリスト
1982年生まれ。東京の下町生まれ、下町育ち。からくり人形師を祖に持つ河野家の十五代目。2000年からフリーランスのCGクリエイター、作曲家、デザイナーとして活動。2013年、ブランディングエージェンジー、株式会社フラクタ創業、代表取締役就任。2020年、上場企業にバイアウト。2024年1月、フラクタの代表を辞任し2024年2月、AIのマネジメント、トレーニングおよびAIを活用した事業支援を行うMMOL Holdings 株式会社設立、代表取締役就任。「その決断、技術、表現は人を幸せにするのか?」をスローガンに、MMOLを推進する。

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