楽天で売るために縦長商品ページについて考えてみる

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楽天で売るために縦長商品ページについて考えてみる

楽天市場の売れている商品ページを見ると、ほとんどの場合、縦長に作っているページを多
く見かけます。

こんなに長くすると下品で見づらいし、余計に買い物する気が失せてしまうのではないかと
いう意見をよく聞きます。
今回はなぜ売れている商品ページはこんなにも縦長にする必要があるのか?を考えてみたい
と思います。

縦長の商品ページのことを商品ランディングページ(商品LP)とここでは呼びます。

本当に縦長のページである商品LPの方が売れるのか?

具体的な数字を出すことはできませんが、少なくとも楽天市場においては商品LPの方が売
れると断言できます。
また逆に、私達の場合売りたいページは、必ずしっかり撮影をし、デザイナーを投入し、必
ず商品LPとして作りこみます。
だからこそ魂を込めてページを作るのです!

なぜ縦長のページである商品LPはあれだけ長くなってしまうのか?
重要なことですが、楽天市場は、自社サイトなどに比べるとTOPページの重要度は低いで
す。

理由としては、楽天市場はユーザーがTOPページ単位ではなく商品単位で検索するので、商
品ページのみ閲覧するというパターンがほとんどです。
ということは商品ページは商品ページとしての役割だけではなく、TOPページのように全て
の情報を網羅するほうがよいということですので、必然的に、縦長なページになってしまう
ということですね。

楽天市場のお客様は縦長のページに慣れている

楽天市場においては売れている店舗はほとんど商品ページを作りこんでいます。
これは何を意味するかというと、楽天市場のユーザーが縦長ページの商品LPに慣れている
ということです。
縦長でなければ、その商品の価値を感じ取れないとも言えます。

縦長のページの方が買いやすいのは当然です。
そこにレビューなど多く入っているとさらに転換率はUPします!
これこそ、楽天市場の強みです。

縦長ランディングページを作るならファーストビューにはこだわること

お客様が商品を買っていただくにあたって一番大事なのは第一印象=ファーストビューで
す。

もしあなたが商品を買うときに、ファーストビューが適当なものだったらいかがしますか?
同じ商品を競合店がファーストビューに力を入れて売っていると、そちらに流れるでしょ
う。

ファーストビューで離脱する確率は70%と言われており、ページ下へスクロールされること
はありません。
お客様が手に取りたくなる写真を撮影したり、お客様の訴求ポイントに届くキャッチコピー
をファーストビューに載せ、お客様の心をキッチリ掴みましょう!

商品について具体的な数字があれば入れる

抽象的なことを述べるより、「10秒でできる」「3つのポイント」「7日間使うだけ」な
ど、具体的な数値のほうが誰にでも伝わります。

具体的な数字は相手が理解しやすく、受け入れてくれやすくなります。
自身でその商品の特長を掴んで、数字化できるところがあればドンドン書き出してまとめて
みましょう!

購入ボタンへのショートカットは必ず入れるべし

その商品を知っている人や、LP途中だけど購入を決めた人に向けてすぐ購入させる動線を
作成するには、購入ボタンのショートカットリンクを作成します。
商品ページが長くなればなるほどお客様の飽きが来ますが、購入ボタンへのショートカット
があれば、軽減させる効果があります。

LPページのいくつかの長さごとに入れておきましょう。

商品情報はできるだけ記載してお客様の疑問を解決する

お客様の頭に疑問が出て思考停止にならないよう、気になるであろう商品の情報は、すべて
掲載します。

洋服なら、このサイズの体型の人が着るとこうなります、という画像やサイズ、商品に対す
る保証内容と返品についてまとめたり、お客様へのお支払いやお届け方法などを掲載して疑
問にならないよう進めていきます。

縦に長い商品ページは反復も忘れない

ファーストビューで目を引いてスクロールしてもらっても、最初に伝えたことを忘れてしま
うパターンもあります。
大事なところは何度か入れて印象づけを強めましょう。

ただし入れすぎにならないよう注意してください。

縦長商品ページを作るときに気をつけること

気をつけたいのは、単に縦に長い商品ページを作ればいいということではありません。
ダラダラと長い商品ページ、購入ボタンがどこにあるのかさっぱり分からないページ作成は
避けましょう。

また、文章ばかりのランディングページは最後まで読まれる可能性は低いです。
早くスクロールしたい!と思わせるランディングページ作りを目指しましょう。

まとめ

楽天市場においては商品ページは縦長に作りこんだ方がいいです。
それなのに、ほとんどのショップ様がTOPページには力をいれて、商品ページはその次とい
うような印象があります。

楽天市場においては商品ページこそ、多くのリソースを注いで作りこむべきなのです!
また、単に売り込むのではなく、訪問者が喜んで注文ボタンを押してもらうことが大切です。

特に売りたい商品はTOPページを作るかの如く、情報を網羅しましょう!

サヴァリであればより効率的な商品ページ作成の方法をお伝えさせていただきますので、
ぜひご検討ください。

 

 

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