最近、売れないな。。
インバウンドでの中国人の爆買いは無くなったけど、
日本の商品は人気ってきくし、きっと中国なら売れるでしょ。
と、中国での販売を考えたことはありますでしょうか?
今回ゲスト、成都インハナインターネットサービス有限公司 坂口氏の会社は、
ネットショップの様々なバックヤード業務を担い、ECに特化したアウトソーシングサービスを提供しています。
2017年よりスクロールグループの一員になり、BPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)業務および
越境EC支援などのEC・通販事業者様の中国ビジネス関連を総合的にサポートされています。
坂口氏によると、5年前くらいから中国販売にチャレンジしたい企業が増えているそうです。
坂口氏の会社では中国でのSNS運用もサポートしていて、日本のプレゼントをもらった現地の人が
検索した際にSNSにもきちんと載っているという状態をつくっているそうです。
中国販売でうまくいかないケースとして勘違いされている方が多いそうで、
日本で余った商品を中国で売って欲しいと言われたことがあったが、
現在、中国市場はワールドカップ状態なので日本の商品がなんでも売れるわけではないそうです。
一方、防音文化がないので難しいと思われていた防音商材が、
日本人が思う、”人に迷惑をかけてはいけない”との視点ではなく、
”自分がうるさいから防音したい”との問い合わせがあり、
だんだんと時間をかけて日本特有の商品にも興味をもつ人が増えてきているそうです。
また、中国に帰ってからも買えるようにしたいとの要望から、
京東(ジンドン)に出店して、クライアントの販売サポートもしているそうです。
成功法則として、中国の年2回の大イベントに全て注ぎ込む勢いで戦いをして、
その後の月にいかに売っていくかが重要になってくるとのことです。
例えば、KOLというインフルエンサーを使いながら新しい人を呼び込んで、
SNSで人を囲いながらどんどんファンを増やして逃げないようにする。。。などなど、
施策の詳細や、そのほかにも盛りだくさん動画で公開しています!
今回のコロナウィルスの影響でリスクヘッジとしてBPOを検討されている企業様も、
この動画を視聴することで中国の現状がわかるはずです。
それでは、坂口氏流『中国販売の現状とBPO』、ぜひお楽しみください!
「ECの未来」episode51 ポイント
国や文化に合った施策をする
~第51回 ゲスト~
坂口 幸太郎(サカグチ コウタロウ)氏
成都インハナインターネットサービス有限公司 総経理
株式会社スクロール360 ソリューション戦略部 部長代行
1978年5月生まれ。大学卒業後、某企業で3年勤務し、
2004年から四川省成都の四川大学へ留学。現地の大学教師を経て、
2007年成都インハナへ就職。成都インハナを数名から200名を超える会社へと
成長させ、2011年成都商報(現地経済新聞)で取り上げられる。
2014年から同社の総経理(社長)就任。中国生活は16年。
2019年10月より(株)スクロール360ソリューション戦略部部長代行を兼任。
現在は、スクロール360ソリューションの新たなサービスの開発や
コンサル事業などを中心に活動している。
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ)氏
株式会社柳田織物
代表取締役
1971年4月生まれ。
1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。
1999年退社し(株)柳田織物に入社。
2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。
2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。
2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。
2013年4月代表取締役に就任。
2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。
EC4店舗を運営。