あなたの会社では、どのように集客して、受注へとつなげるかの販売戦略が
設計されていますでしょうか?
今回ゲスト、株式会社ビームテック 吉田氏の会社は、LED照明の普及をミッション
とする中で、”安くても使える”をコンセプトにPB商品を販売しています。
オフラインとオンラインを結ぶ営業手法で、大手ECプラットフォームでLEDシェアNo1に
まで拡大しております。
コンテンツから、どのように大量購入していただける法人担当につなげているのか?
B to B販売のご状況をきいてみました!
▽ 『モール内広告を多用していないのに、どうやってモールに集客しているのか?』
自社ドメインでコーポレートサイトに500本くらいコンテンツを持っていて、
そこからモールに流しています。
前回の動画『 ネットショップ 集客 ! モールを活用した B to B 販売戦略』で、
ユーザーが法人の担当者であっても、コンテンツから入ってきたときは、
一般ユーザーであるとお話ししました。
そのため、その人がどういった人なのかというのを知ることが大切です。
ポイント経済圏にいるとしたら、選別するためにコンテンツ側で
楽天・ヤフー・amazonのバナーリンクを貼ってどれだけ流しているかを
計測しています。
▽ 『コンテンツがGoogleのSEOに強いのか?』
Googleは、キーワードの紐づけがECに強くなってきています。
”購入意欲のある人”だけをとるのではなく、
購入意欲のある強いキーワードはあえて外して、
”購入を考えている潜在の人達(買う前の段階)がどういったことを考えるか?”
というところのキーワードを使うことで流入が獲れています。
▽ 『サーチコンソールではターゲットにキーワードを入れてもらわないと分析できないのでは?』
コンテンツは業界で抱えている問題などを先回りしてつくっています。
意外に担当者(施設管理部など)でもわからないことが多く、
たとえば、取り換える理由は省エネですが、
今までの白熱球という照明がLEDになったので、そのまま取り換えれば良いというも
のではないことなどがあります。
そういう不明な点が読者には多いので、それを解決してあげて潜在層を拾っています。
▽ 『”こういうものが欲しいだろう”というコンテンツ内容をどのように探るのか?』
”こういうもの”というよりは、こちらからの提案をしています。
照明は生活のインフラみたいなものなので、
”ただ照らすだけで良いのか?”という疑問を常に投げかけています。
切り口が違うというところは意識してやっていて、
”ただ欲しい”という物欲の解消のコンテンツではなく、
”何かを解消するためのコンテンツであり、プロダクトをつくっています。
そして、そのプロダクトの先に何が見えてくるのかというところを
説明会を開催してzoomでお見せしている。
今は、zoomで相手の仕事、生活環境も見れてしまう時代です。
今までだったら、”家までは来ないでください”と言われていたのが、
zoomだと、”ちょっと見てもらえませんか?”に変わりました。
これは今後の営業スタイルが変わった大きな変化です。
このほかにも盛りだくさん、吉田氏の『BtoB販売戦術』を公開しています!
この動画を視聴することで、一般ユーザーから法人の担当者に、
どのように育成していくのかの流れが理解できるかと思います。
それでは、吉田氏流『B to B 販売戦略 後編』、ぜひお楽しみください!
「ECの未来」episode55 ポイント
コンテンツ、ZOOMを活用する
~第55回 ゲスト~
吉田 甚一朗(ヨシダ ジンイチロウ) 氏
株式会社ビームテック
取締役 営業統括部長
大学在学中にヤフーオークションにハマり、学生ながら月100万円以上の売り上げを出した事をきっかけにネットショップ販売に可能性を見出す。
LED照明の普及をミッションとする中で、
大手の高額なLEDでは普及に時間がかかると考え、安くても使える!
をコンセプトにしたPBを立ち上げる。
オフラインとオンラインを結ぶ営業手法で、大手ECプラットフォームでLEDシェアNo1にまで拡大。
ユーザー目線を徹底研究する事で、他には無いアプローチやクロージング手法をECに取り込んでいく事が趣味。
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ)氏
株式会社柳田織物
代表取締役
1971年4月生まれ。
1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。
1999年退社し(株)柳田織物に入社。
2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。
2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。
2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。
2013年4月代表取締役に就任。
2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。
EC4店舗を運営。