Amazon出店、運営にかかる費用・集客方法

ネットショップ開業

前回は、Yahooショッピングへの出店、運営にかかる費用・集客方法について考えてみました。
Yahooショッピングについてのコラムはこちら

今回は、Amazonへの出品についてご説明していきます。

これから出品を考えている人は、1.費用について、
売上の伸びを悩んでいる方は、2.売上を上げるノウハウ、3.集客についてをご覧ください!

 

 

1.Amazonを運営する場合にかかる大まかな料金・費用

まずは、Amazonで商品を販売して行く上で、実際にどれくらいの費用が掛かるのか、
出品プランの違いを説明しながら見ていきましょう。

Amazonには2通りの出品方法があります。

 

1-1.Amazonの小口出品サービス

小口出品とは、販売体系の規模が小さい人向けの出店プランです。

小口出品の特徴は、商品が1点売れるごとに基本成約料として、
Amazonに100円支払います。

10個売れれば1,000円、100個売れたら10,000円を
Amazonに支払うというシステムになっています。

1か月で1個しか商品が売れなかった場合は100円で済みます。
初めは小口に登録する事をお勧めします。

 

1-2.Amazonの大口出品サービス

大口出品では基本成約料ではなく、月間登録料というシステムになっていて、
これが月額4,900円(税抜)かかります。

なので、1か月間に49点以上商品が売れる確証があれば
大口で登録した方が何かとプラスになります。

大口出品者にはいろいろな特典が付きますので、初めは小口出品をしたとしても
ある程度は在庫を増やして大口として販売して行くのが良いと思われます。

 

1-3.大口と小口出品の違い

大きく異なるのが下記の4点です。

・オリジナル商品の出品(オリジナル商品もAmazonに既にある商品も出品可能)
・一括出品ツールの利用(大量の商品もまとめて出品登録が可能)
・注文管理レポートの利用(データ分析レポートが利用可能)
・出品者独自の配送料金とお届け日時指定の設定

上記4点は大口出品者のみ利用可能なコンテンツとなっています。

ネットショップを運営する上で、利用したほうが良いコンテンツが沢山含まれているので、
最初から大口出品サービスを利用するのも1つの手ですね。

他には、決済方法や出品カテゴリーの制限など、
小口出品で制限されるものが多少あります。

 

1-4.Amazon出品費用は、(基本成約料or月間登録料)+ “販売手数料”

Amazonでは、大口と小口出品関係なく、商品のジャンルによって販売手数料がかかります。

メディア商品(本、ミュージック、ビデオ・DVD)の場合は、
商品価格にパーセンテージをかけた金額、
メディア以外の商品は、商品代金の総額(配送料、またはギフト包装料を含む)に
パーセンテージをかけた金額が販売手数料になります。

Amazonでは、大体8%~15%くらいの手数料がかかります。

他のネットショップと比べてみると割高に思えますが、
他のネットショップは手数料が安い代わりにオプション料金がかかるため、
総合的に見るとそんなに変わらない金額になっています。

 

 

2.Amazonで売り上げをあげる為のコツやノウハウ

 

2-1.商品写真でお客さんを引き込む

購入率を高めるポイントとして、商品写真をきちんと登録することが必要です。
Amazonは出店型モールと違って、商品のページは必要最低限のことのみ記載されます。

そのため、商品の魅力を伝えられないどころか、
写真で判断されてクリックすらされないなんてことも…。

そのため、メイン画像とサブ画像をルールに沿って最大活用することが重要です。

 

また、商品ページ下部の「ブログ機能」に商品詳細やアピールポイントを登録すると
更に購入率アップにつながりますので活用することをおすすめします。

 

2-2.ビジネスレポートの活用

皆さんはビジネスレポートの「カートボックス獲得率」の数値を気にしていますか?

この項目は「商品別詳細ページ 売上・トラフィック」から確認する事ができます。

しっかりとリサーチした商品を仕入できているのであれば
最も大切なのはこの「カートボックス獲得率」です。
逆にリサーチが不十分、新規登録の場合はセッション数が大切になります。

これをどのように利用するのかというと、
「カートボックス獲得率が0%の商品を無くす」という方法です。

在庫を持っているのにカートボックス獲得率0%の商品があればその理由を改善します。
原因は、価格、ポイント、写真などがあげられますよね。

売れない在庫を売れるようにして行くことが大切ですね。

 

3.Amazonで集客をする方法

 

3-1.カテゴリー登録、商品登録で検索に引っ掛かろう

カテゴリー登録は、より詳しく検索する人が増えている中で、
きちんと登録しておくと比較する商品数も減り、購入につながりやすくなります。

商品登録は、集客の肝となる検索対象となるのできちんと登録しておく必要があります。

商品登録は各商品につき、5項目・全角16文字まで入力可能です。
主な登録ルールは
• 単語間を半角スペースで区切らないと、単語として認識されません。
• 商品名やブランド名は検索対象となるため、検索キーワードへの登録は必要ありません。

下記は、Amazonの検索表示順位を高めるために重要となる要素です。

・価格の優位性
・在庫があること
・配送の優位性
・カスタマーサービスの優位性

これを忘れずに、主力商品の販売戦略を練っていくことが必要です。

 

3-2.Amazonスポンサープロダクト広告

キーワードに連動したクリック課金型の広告で、
最近は配信場所の拡大や広告の最適化が進み、
「費用対効果の高い」広告となっていますので
積極的に売上アップを狙いたい企業の活用は必須となります。

ただ、広告効果を最大化するためには、
細かい設定や配信状態の確認、効果の分析、ページの改善等が必要ですので、
一定の金額を投資する企業は、運営のプロに任せることも必要かと思います。

 

3-3.最後に

以上がAmazonの売上アップの基本となりますが、
現在Amazonは、楽天と同等にECの売上高成長には必須の売場となっています。
日本流にカスタマイズされた機能やサービスもありますので、
Amazonユーザーの拡大の流れに乗って、EC事業拡大を狙っていただければと思います。

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