【驚愕】楽天スーパーSALE・Amazonプライムセールは毎年売れ筋商品が変わる事実!【ネットショップ・ECサイト売上アップ方法】

EC支援サービス編

ep228nintセミナー

今回ゲスト、 株式会社 Nint 川島 和弘 氏は、Nintサービス、Nint Mission「データで世界を自由にする」を実現するために鋭意活動されています。

川島氏に『データ活用』についてお伺いしました!

▽どのようにデータを分けるべきなのか。

大きく2つありますが、1つは中長期的な視点として、過去のデータでトレンドを見て、流れはどうなっているのか、今後、モール拡大をするのか、それとも自社サイトに注力するのか、いわゆる戦略思考やマネジメントで見ていくものがあります。
もう1つは、例えば販売店が現場で1円でも多く稼ぐためにはどうしたらいいのかというと仕入れ、在庫、価格の3つの要素に分解できます。
仕入れは、自分の経験や勘で商品を仕入れたけれど売れなくて、どうやって安売りしようかと悩んでいる場合や、在庫は仕入れすぎることはもちろんのこと、逆に仕入れが少なすぎて売れ時に損をして困る場合もあります。
価格については、例えば各モールでセールのタイミングが違いますが、その商品がお客様に必要とされるタイミングで、適切な在庫数と価格を設定することが必要です。
データを見て、きちんと分析をすることによって1円でも高く売ることができたら、それが利益だと思うので、利益を稼げる方法を販売店様と一緒に考えていくことが楽しいことだと思っています。

▽どのようなデータ活用の仕方があるのか。

例えば流通商品の同じJANコードを3モールで比較しても、同じタイミングで価格が統一されていることはほぼありませんが、同じタイミングでの売れた商品の金額差のインサイトはデータで見ることが出来ます。
このインサイトで止まってしまっているお客様が多いのですが、インサイトからその先を考えるということが、まさにデータを活用する1番面白いところです。
金額差の理由が在庫やショップ要因、モールの顧客動向なのか、何かしらの回答を得るきっかけがないと進まないので、そこがデータの1番必要なところで、データ有無の重要なポイントだと思います。

▽データ活用の難しさとは。

販売店や、特に代表をしている方は、確固たる成功体験を持たれている方がとても多いですが、世の中の移り変わりがこんなに早い中で、毎回その成功体験を作ることは難しいと思うので、データ活用をすることによって、代表の方はもちろん、他メンバーも戦略を立てたり、色々なことができるようになったり、最終的に持続的な成長に繋がると思っています。
経験や勘、成功体験が強い方ほど、答え合わせのようにデータを見ることができるので、それが違っていた時に受け入れることが難しい場合もありますが、思っていたものとデータが違っていてギャップがあれば、それが伸び代になりますし、そういう新しい機会を創出することがデータの良いところだと思っています。

▽データ活用の必要性とは。

悩んでいる時間はもったいなくて、トライアンドエラーの数が売上に直結すると思っています。
トライアンドエラーのエラーが多ければ商売にならないし、自分たちの体力を削られてしまうのであれば、弊社のデータを見た方が早いです。
トップ企業として1位を目指すポジショニング戦略をしている方と、お客様に対して自分たちの領域を作っていく方など、色々な戦略がありますが、そこに合わせていく時に自分たちの想いだけで商売を続けることは難しいと思います。
でも、相手が求めているものに少しずつ近づきながら、自分たちの想いを少しずつ入れていく方法であればミスやエラーも少ないので、確実に自分たちの想いがお客様に届くと思うので、この辺りのトライアンドエラーの数を増やすために、データがあるのだと思います。

▽貴社の活用方法とは。

マーケティングツールということで、自分が気になる情報を取りに行く、エンターテイメント感覚で映画のようにデータを見るような使い方だともったいないですが、日々のルーティン業務に絡まらせて、毎日データを使用しているお客様は、間違いなく成功するスピードが速いです。
過去に冗談のような実績が出たこともありますが、弊社はランキングベースでデータを取っていて、ヒットする打率が上がることは当然のことなので、きちんとデータ活用をして、仕入れの商品や在庫数を間違えなければ売上が上がることは当たり前なので、お客様と一緒に成功事例を作っていきたいと思っています。

▽有効的な広告のかけ方とは。

広告をかける前にするべきことはたくさんあって、例えば、仕入れと品揃えの完全効率化や在庫の最適化、物流の整備、カタログの充実があって、これらは広告の効果が出るために最低限整えておく必要がある施策で、広告をかけるのは1番最後だと思います。
足元のデータをしっかりと見て、売れている商品の仕入れと品揃え、在庫の確保などを整えた上で、広告をかければ失敗する確率が減るので、打つべき手を打っていくようにお客様にご提案していきたいと思っています。

この他にも盛りだくさん、データ活用について公開しています!
ECの事業成長サポートNintをご検討中の企業様のご参考になるかと思います!
それでは川島氏流『データ活用』についてぜひお楽しみください!

~第228回 ゲスト~

川島 和弘 氏
株式会社 Nint
ERP Div. ERP Marketing Unit

Nintエヴァンジェリスト
エンタープライズディビジョン マネージャー
新卒サイゼリヤ、株式会社TMJを経て2016年アマゾンジャパン合同会社へ
・SellerService AccountMgr (モール事業 / 営業)
・Retail PC Vender Mgr (直販事業 / バイヤー)
・SCM Inbound Planner (物流事業 / プランナー)
モール・Retail・物流を経験し、2022年Nintへ
Nint Mission 「データで世界を自由にする」を実現するために、鋭意活動中

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