【誰もやらない】ECサイトデータを活用しないと売上が伸びない理由【売上アップ方法・Amaon・楽天市場・ヤフーショッピング】【episode227】

EC支援サービス編

ep227nint

今回ゲスト、 株式会社 Nint 川島 和弘 氏は、Nintサービス、Nint Mission「データで世界を自由にする」を実現するために鋭意活動されています。

川島氏に『データ活用』についてお伺いしました!

▽貴社はどういう事業をされているのか。

一言でいうと、Nintで扱っている独自データを使って、EC事業者様の事業成長をサポートする会社になります。
今の日本のオンラインビジネスで物販ビジネスが14兆円ぐらいに増えてきていますが、弊社の調べだと楽天、Yahoo、Amazonが全体の約7割を占めていて、弊社はその3モールのデータを提供しています。
何が申し上げたいかというと、実は自社ECの皆さんにも、ぜひ弊社のサービスを使っていただきたいと思っています。

▽それはどういうことですか。

それはマルチチャネル戦略が非常に重要で、最終的には自社店舗を1番大きくしていただきたいと思っているので、最終的に自社ECの品揃えや価格戦略を決める時に、世の中の7割のマーケットのカバー率がある弊社のデータを参考にしない理由はないと思います。
例えばオフラインでお店を作る時に百貨店や量販店の品揃えや価格を見ますが、オンラインでも当然同じで、各モールで売れる商品をデータで見ると、3モールで全然違いますが、それはシンプルにモールに合わせた品揃えとお客様がいるからで、それは当たり前のことだと思います。
より専門性を高めてお客様に密接したご提案ができるということが自社ECの強みだと思いますが、自社ECはモールのように広告費を掛けることが出来ないので集客が課題になっています。
弊社は事業者様に、モールへの出品、自社ECも全部やりましょうとお伝えしていて、自社だけで頑張ると時間が掛かったり、手元の資金に対してパワーが掛かってしまうけれど、認知拡大という意味も含めてオンラインに出店して、最終的にもっと専門的なサービスを受けたい、もっといい商品を買いたいと思った時に自社ECへ誘導していくような流れが作れたらみんなハッピーだと思います。
まずお客様の動向を見るためには、市場のカバー率が高いデータを見ていくということが非常に重要かなと思っています。

▽どうやって売上を上げていくのか。

売上をそれぞれのモールでどうやって効率化して、最後に自社サイトをどうするかということが、すごく難しいように見える方が多いのではないかと思います。
日本人は、実は昔からデータ分析やデータ活用、POSレジなどを含めてずっとやっていますが、オンラインになった瞬間にそういうものが苦手な方が多いという印象があって、そこはシンプルにセレクション・品揃えに徹底的にこだわりましょうと提案しています。
弊社はそれぞれのモールの販売傾向や特性などをデータで読み解いているので、各モールで同じ品揃え、金額設定、在庫数で良いのか、と思います。
それらを踏まえた上でファンが増えてくると、当然ながらお客様は1番最高のサービス受けたいと思うので、そのお店の最高の接客を受けたい時は、やはり自社サイトになっていきます。

▽オンラインとオフラインの接点とは。

OMO、オフラインとオンラインをマージしていく、つまりリアルとオンラインを繋げるという接点をトータルでコーディネートできるような、最終的にそこまでいくべきだと思っています。
ECは夢がある業界だと思っていて、今までは量販店や百貨店に出品しないと世の中でメジャーになることは難しかったと思いますが、オンラインで売上を上げて成り上がって、いまやオフラインの量販店に出品するようになったメーカーもあります。
オンラインからオフラインを目指して、その認知拡大の向こう側に、リアルのお店があるので、この接点を行ったり来たりすると、リアルで実物を見て、またオンラインで買うという、行ったり来たりすることがとても重要で、オフラインとオンラインがどんどんくっついていくという世界は、コロナが開けたこの時代においては非常に重要だと思っています。
現在EC化率が約9%、つまり世の中の10分の1はオンライン経由なので、今後オフライン市場を見ていく時に、オンラインは必須になっていきます。
約12兆円のコンビニ市場よりも大きいところにECが来たということは、モールや自社ではなくて、カバー率の高いデータをしっかり比較して、自分たちがこれからどこに進んでいくかということを見ていく必要があるのではないかと思います。

▽データの見方とは。

ファネル分析と言いますが、例えば、日本市場、モール、ジャンル、メーカー、そして価格帯、ショップ、商品のように、上から順に降りていくように見ていきます。
よく隣の店舗の売上や売れ筋商品を知りたいと言われますが、まずその前に上から見ていって、トレンドを見た上で要因を把握できると再現性があるので、それが上から見ていくことの重要さだと思っています。

この他にも盛りだくさん、データ活用について公開しています!
ECにおけるデータ活用をご検討中の企業様のご参考になるかと思います!
それでは川島氏流『データ活用』についてぜひお楽しみください!

~第227回 ゲスト~

川島 和弘 氏
株式会社 Nint
ERP Div. ERP Marketing Unit

Nintエヴァンジェリスト
エンタープライズディビジョン マネージャー
新卒サイゼリヤ、株式会社TMJを経て2016年アマゾンジャパン合同会社へ
・SellerService AccountMgr (モール事業 / 営業)
・Retail PC Vender Mgr (直販事業 / バイヤー)
・SCM Inbound Planner (物流事業 / プランナー)
モール・Retail・物流を経験し、2022年Nintへ
Nint Mission 「データで世界を自由にする」を実現するために、鋭意活動中

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