今までInstagramを口コミのデータベースとして考えたことはありますか?
とりあえず、キレイそうな画像を投稿しているが。。。反応ないな。。。
周りがやっているから始めたが正直やる意味あるのかな?
と感じている方もいるかと思います。
今回ゲスト、グリーライフスタイルの江川氏の会社は、
Instagramを中心としたSNS運用・分析ツール「Social Pitt」のサービスを提供しています。
江川氏によると、Instagramの使い方には個人と企業の2つに大きく別れ、
▼『個人の目的』
1.承認欲求
いろんな人に見てもらいたい
2.コミュニケーション
facebook:知ってる人同士がつながる
Instagram:趣味嗜好、興味関心が同じ人が不特定多数繋がっていて雑誌に近い
3.存在意義を感じやすい。
フォロワー数が増えると色んなところからオファーがくることがある
▼『企業の目的』
1.新規顧客の獲得
フォロワー数を増やして新規を増やしていく
2.既存顧客の囲い込み
企業でのInstagramマーケティングの活用法として、
今までカスタマージャーニーは仮説だった部分が大きく、
企業側がペルソナを設定する、売り手側の都合でのマーケティングが多かった。
しかし、顧客はだいたい企業が考えるようには行動していなく、
Instagramの#(ハッシュタグ)を紐解くことによって、
Instagramをインタラクティブな口コミのデータベースとして見ることができる。
それは、投稿された写真を見れば使用用途が可視化され、
商品をどのように使ってくれているがわかるようになるとのことです。
つまり、ユーザーの使用用途であなたの商品のマーケットが見えてきます。
ユーザー視点に立てば、それがベネフィットになりマーケットが定義されると競合も定義されます。
これは自社の強みをどう露出して差別化を図っていくのかがやりやすくなったということになります。
この動画では、Instagramを口コミデータベースとしてどう活用するかのご参考になります。
今までとはInstagramを違った見方で活用できるようになるのではないでしょうか。
それでは、江川氏流『Instagramマーケティング』、ぜひお楽しみください!
「ECの未来」episode46 ポイント
ハッシュタグから購買情報を読み解く
~第46回 ゲスト~
江川 嗣政(エガワ ツグマサ)氏
グリーライフスタイル株式会社
代表取締役社長
1982年生まれ、佐賀県唐津市出身。
全国のEC担当者を応援し、ECビジネスの可能性を伝えるECエバンジェリスト。
2000年株式会社ワシントン靴店入社。
2003年楽天株式会社入社 楽天市場事業(EC部門)配属後、支社の立ち上げ(名古屋・横浜)やファッション戦略グループにて事業戦略を推進。
2012年グリー株式会社入社。
ゲーム事業の営業部長およびマーケティング部部長などを経て、執行役員に就任(現任)。
複数の子会社の代表を歴任し、現在はグリーライフスタイル株式会社 代表取締役社長(現任)。
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ)氏
株式会社柳田織物
代表取締役
1971年4月生まれ。
1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。
1999年退社し(株)柳田織物に入社。
2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。
2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。
2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。
2013年4月代表取締役に就任。
2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。
EC4店舗を運営。