【ECの未来®NEWS】Z世代が”好む広告表現”と”苦手な広告表現”とは?!2023/9/8-9/14

2023年9月8日から9月14日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。

本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1.Z世代が”好む広告表現”と”苦手な広告表現”とは?
2.Amazonで日本初の仕分け拠点「ソートセンター」を新設
3.『カラーミーショップ大賞 2023』5万店舗以上から選ばれた31ショップ
4.検索しないEC体験!次世代AI商品提案サービスがリリース
5.低価格かつエコな置き配線用宅配サービスが登場

1.Z世代が”好む広告表現”と”苦手な広告表現”とは?
シンクタンク組織である「Z総研」は、下は12歳から、上は25歳までのZ世代を対象に「広告」に関する意識調査を実施しました。

「企業が発信するメッセージや広告表現で好意的なものを教えてください」というアンケートの回答として、最も支持を集めたのは「オシャレ感やトレンド感がある」という結果になっています。次いで、「共感性が高く自分ごと化できる」「面白いアイディア」「ストーリー仕立て」が支持を集めました。「社会的なメッセージ性」「感動的」「ブランドの信頼性や歴史をアピールしている」の支持は少なく、エンタメ性の高い広告の人気の高さが伺えます。

一方で、「好まない企業が発信するメッセージや広告表現を教えてください」という質問には、「不安を煽るような表現」「コンプレックスを助長する表現」が上位になっています。

EC運営において、悩みや不安を煽るような広告を発信して購入を促進する手法がありますが、企業やブランドイメージを損なう可能性があるため、継続的な店舗運営を行う上で参考にしたい調査結果かと思います。

2.Amazonで日本初の仕分け拠点「ソートセンター」を新設
Amazonは仕分け拠点である「ソートセンター」を東京都品川区に開設しました。ソートセンターとは商品の保管、ピッキング、梱包を行うフルフィルメントセンターと、お客様への配送を行うデリバリーステーションを繋ぐ、Amazonの配送網の中間に位置する拠点です。主に関東・北信越地方、及び北海道・沖縄に向けた幹線輸送の拠点として、1日に最大約75万個の商品を仕分けられるとのこです。

迫る2024年問題に向けて、Amazonの物流への積極投資がうかがえるニュースとなっています。

3.『カラーミーショップ大賞 2023』5万店舗以上から選ばれた31ショップ
GMOペパボ株式会社が運営するネットショップ作成サービス「カラーミーショップ byGMOペパボ」は9月13日に創意工夫を凝らしたネットショップを発掘し表彰するコンテスト『カラーミーショップ大賞 2023』の授賞式を開催しました。

カラーミーショップによって開設された全国5万店舗以上のネットショップから厳選された31ショップが賞を受賞しました。大賞を受賞したオーガニック食品などを販売する「かわしま屋」は、安定した売上成長や継続的な質の高いコンテンツ発信の点が大きく評価されたとのことです。

日本全国から多種多様なショップが賞を受賞しており、商品に強みや特徴を持ち合わせているのはもちろんのこと、ネットショップに訪れた方が閲覧するコンテンツ作成が充実していることなど、事業者様の日々の店舗運営において受賞したショップのサイトづくりは参考になる点が多いのではないでしょうか。

4.検索しないEC体験!次世代AI商品提案サービスがリリース
AIを活用したネットショップの自動化サービスを提供するECデータバンク株式会社は、LINEの友だち登録とテキスト入力を通じて、膨大な商品数から最適な商品を提案するサービス「ECソムリエ」をリリースしました。

ECソムリエは友だち登録をしたLINE公式アカウントに、質問をすると楽天市場で販売されている数億の商品の中から最適な3つの商品を提案する、AIアシスタントサービスです。

消費者がお買い物をする上で、どんな目的で買い物をするのか決まっていても商品が決まっていないシチュエーションはよくあるかと思います。そんなとき、膨大な商品の中から最適な1つを選ぶことにストレスを感じた経験を持っている方は一定数いらっしゃるのではないでしょうか。

現在は検索して、多数ある商品を比較検討し、最適な1つを選ぶことが一般的ですが、AIの活用が進むことで消費者の買い物の流れが変わっていくかもしれませんね。

最後のニュースです。

5.低価格かつエコな置き配線用宅配サービスが登場
コントラクト株式会社、株式会社トランプと株式会社エスシーシーは、2023年10月1日に置き配専用LCC宅配サービス「置ToC(おいとっく)」を開始します。宅配ドライバーの負担が増加する中、「再配達」は宅配ドライバーにとっても、利用者にとっても大きな負担です。

再配達を行わないことを基本サービスとすることで安価な料金で配送を可能にしています。また、配達にかかわるCO2排出量削減にも貢献し、時代に即した環境負荷の少ないサービスとなっています。

まずは関東、関西から段階的にスタートし、2024年から順次大賞エリアを拡大し、全国主要都市でのサービス展開を予定しているとのことです。置き配専用という思い切ったサービスのように思えますが、金額を抑えて配送できる点や、エコの視点からも、サービスが開始することで利用する事業者様が増えていくのではないかと思いました。

以上、ECの未来®NEWSでした。

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