原則守って月商4倍!無駄な費用を減らすWEB広告の考え方【episode187】

集客施策(SEO・広告)

原則守って月商4倍!無駄な費用を減らすWEB広告の考え方

今回ゲスト、モネット株式会社、代表取締役の藤森健氏は、
業務用清掃用品ECを2年間運営し、2012年に2900万円で売却。2013年からECサイト専門のネット広告代行事業をスタート。利益重視の広告運用が特徴です。

藤森氏に「無駄な費用を減らすWEB広告の考え方」についてお伺いしました!

▽前回の続きで、広告で成果を出すにはどうしたら良いのでしょうか?

当社の場合、月商100万円以上あることが基準なんですが、広告を出す価値がある商材・ECサイトになってることが前提です。
そこをクリアしたら、ネット広告・リスティング広告はどう運用するのかという話になるんですけど、
やっぱり広告費を減らすことが大事なんですよね。
当社の初めての支援先様でアパレルのECがいまして、広告費を月50万円でやってほしいと言われ、2週間ぐらいで30万円で十分だってわかったんです。
差額の20万円は他のところで使ってくださいと支援先様に伝えました。

▽最初は高くなるかもしれないですが、使い続けたら代行料は定額の方がいいですよね。

新規客獲得という意味では、広告費の20%と言った方が分かりやすくて獲得できると思います。
でも継続とか成果を出すという点で見れば代行料定額と言った方がいいんですけど、分かってもらえるまで説明しないといけないので、代理店からすれば新規客獲得にはあまり向いてないです。

▽自社サイトとモール両方やった方がいいと思うことはありますか?

ないですね。
自社サイトで売れてる人はそもそも優秀なんですね。
ECって簡単に言いますが、モールで300万円売るのと、自社サイトで300万円売るのは全然違います。
自社で300万円売るのって相当大変で、そこで売れてる人たちがわざわざモールに出す意味がないです。
モールは手数料を取られますので、月商300万円が一緒でも、自社サイトの方が利益水準は高いわけです。
メーカーだったら別ですが、メーカーはモールに注力してもいいと思います。
なので仮の数字ですが自社サイトで300万円、それなりに売れてる人がわざわざ利益幅が薄いモールで出す必要はないと思いますし、支援先様も分かっています。
あと、あんまり店を増やしたくないって感じですね。
限られた時間を自社に集中して、Yahoo!ショッピングとか楽天とかAmazonに店を出しても、それだけ手間がかかるわけですから、そこまでやらなくてもいいと考えてるでしょうね。

▽ECの広告だから結果出るところに集中させた方がいいという感じですか?

そうですね。支援先様の事例ですが、高級冷凍食品を扱っているブレジュさんという支援先様がいまして、
2019年の12月に初めてお問合せいただいたのですが、食品は基本お断りしていました。
あと月商30万円だったので、うち100万円以上じゃないと受けないので、その時お断りしたんです。
そしたら1年半後の2021年6月に戻ってきたんです。
食品は普通受けないんですが、月商100万円超えてて、リスティングも成果が出ていたので受けたんです。
そこは12月が一番売れるんですが、2019年の12月に30万円だったのが、2年後に700万円超えて、去年の12月には1100万円を超えました。
12月が1番のピークというのもあるんですが、セールとか値引きとか一切やらないで超えてます。
自社サイトで食品とオリジナル商品で1000万円超えるというのは本当に素晴らしいことでして、優秀だからうまくいったんだろう、熱意があるからうまくいったんだろうと。
商材と売り場がしっかりしてるから広告も役に立つんです。
ちなみに当社この仕事を始めて今10年目なんですけども、うまくいかない例はすべてお断りしているので、数百件の依頼をお断りしてきたんです。戻ってきたのはブレジュさんだけでしたね。
既存の支援先様のご紹介だったんですが、戻ってくると私も思ってなかったんで、戻ってくるぐらいちゃんとやれる熱意ある人だから、食品で1000万円超えるっていう素晴らしいことができたんだろうなと思います。
自社サイトで数百万・1千万円以上売れている方っていうのは総じて皆さん優秀です。
その人たちが頑張っているから私どもも広告出して配信して成果出せるっていう、まさに相乗効果です。
リスティングのアカウント診断は無料でやっています。Google広告とかすぐ終わるので、問い合わせいただいて、その日のうちに判定できます。
やはり月商100万円以上あるとろでないと。
うまくいく依頼は受けますし、そうじゃないのはお断りしています。

このほかにも盛りだくさん、WEB広告の考え方について公開しています!
WEB広告をご検討中の企業様のご参考になるかと思います!
それでは藤森氏流「無駄な費用を減らすWEB広告の考え方」、ぜひお楽しみください!

~第187回 ゲスト~

藤森 健(フジモリ ケン)氏
モネット株式会社
代表取締役

両親の会社に10年間勤めて商売と経営を学んだのち2009年に創業。
業務用清掃用品ECを2年間運営し、2012年に2900万円で売却。
2013年からECサイト専門のネット広告代行事業をスタート。
利益重視の運用が特徴。

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