物流のアウトソーシングで売上を伸ばしていく意外な方法を「株式会社ロジクラ」に独占インタビュー!【ECの未来 EP132】

EC支援サービス編 物流・オムニチャネル編

今回ゲスト、株式会社ロジクラ 代表取締役CEO 長浜 佑樹氏は、
「想いを届ける流通をつくる」をビジョンに小売企業の発送・出荷業務の効率化SaaS「ロジクラ」、24時間365日稼働のロボット物流センター「XTORM」などをご提供されています。

長浜氏に『物流アウトソーシングよるECの早期効率化』についてお伺いしました!

▽モールで売れてしまうと自分たちの世界観や目指すものなどが崩れちゃうと思うのですがその辺りはどうですか?

どこまで拡大させるかそのブランドさんの思考にもよりますが、1ブランド1商品で単一チャネルでやるときの限界値というのはやはりどこかにあるなというのは感じているんですよね。
そこから販売数量を伸ばしたいとなると経済圏は外せないかなと。
しかし実際にそこにブランドの創業者さんが抱えるジレンマみたいなものがあるというのは非常に感じています。
D2Cとして自分たちのチャネルで直接お客様とコミュニケーションをとりながら販売することを目指しているのに、チャネルを経済圏にしていいのか?と。
そこは出荷数を増やしたり経済圏に展開されるのならお手伝いさせていただきますという感じなんですが、単一チャネルや自分たちのチャネル上で展開させるとなると、商品ラインナップを増やすかマルチブランドで立ち上げていくか。
そっちはそっちの難しさがあると思っていて、そこに一つの階段というかキャズムみたいなところがあります。

▽経済圏に展開することで自分を崩さないか、かといって商売として売り上げは上げないとというところですよね。

自分達の立ち上げたカートとか決済システムとかECを、例えば越境ECという形で消費地を日本じゃないところに移すと。
そのコンセプトで伸ばしていきたい事業者さんって出てくるかなと思うんですよね。
もちろんマーケティングのコストがかかる問題はあるんですが、そういうブランドさんが出てきてもおかしくないなと思っています。
これから着目していきたいのは、最初からグローバル思考というか、チャネルやお客様とのコミュニケーション、タッチポイントみたいなところは一定の品質で自分たちの世界観を維持しつつ、消費地を外に向けること。
なかなかそういう思考ではないのかなと思うんですが、それに日本の物流が対応できるようになってくると素敵かなと。

▽コンサルをやっているわけじゃないけど、事業者の可能性を広げるために、選択肢の提供も視野に入れて話をしていくということですね?

そうですね。
今まで単一チャネルで販売されてきた方々が、実際にオフラインで自分たちの世界観とかを維持しつつ売り先を拡大したいといった時は、例えばショールーミングとかそういった取り組みで展開するんですが、事業者さんが見てるのはどのチャネルに展開するかやどこでやるか、あとは在庫問題とかです。
物流は実は店舗納品の方が作業しやすいんです。
なので物流というよりは在庫量確保とかそっちの話になるかなと思います。

▽D2Cスタートアップのクライアントさんで資金提供を受けている会社さんは多いですか?

資金を獲得してという企業さんもいらっしゃるはいらっしゃると思うんですが、調達した後の生産計画とか在庫量確保というところに見積もりがちょっと甘かったなとかはよく見ます。
注文は投資すれば入ってくるケースはあるかなと思っていて、それはマーケティングチャネルが増えたのと、インフルエンサーさんがこの商品を使ってどうといった時のバズみたいなとこですね。
昔よりは目指しやすくなったと思いますが、バズはもちろん計画できないじゃないですか。
なので販売戦略と物流の戦略は足並みを揃えてやっていって、いつバズってもいいように準備していた企業さんがめちゃくちゃボンって伸びた事例はありましたね。

▽大手だと出荷するのが仕事だからということで口を出さない会社さんの方が多いのかなと思いますが?

そこを結構変えていきたいと思っているのが、日本の物流はBtoBの物流から始まっているので不動産ビジネスという色が強くて、いかにこの坪数で満床にするか、みたいな観点なんですよね。
時代は変わってきていてECで梱包・出荷することに対して価値が求められている中で、物流の事業者さんはそちらに少なからずシフトしなければならないと。
実際ECの物流は、BtoBの物流と比べ作業量も大変ですし誤出荷の率も出てきやすいし、お客様からクレームも出やすいです。
そこで不動産ビジネスじゃなくて小売事業者さんをサポートする物流会社に変革して欲しいなと思っていて、業界に呼びかけていきたいところですね。

このほかにも盛りだくさん、ECの早期効率化について公開しています!
物流アウトソーシングをご検討中の企業様のご参考になるかと思います!
それでは、長浜氏流『物流アウトソーシングよるECの早期効率化』、ぜひお楽しみください!

~第132回 ゲスト~

長浜 佑樹氏
株式会社ロジクラ
代表取締役CEO

1992年生まれ、福岡県福岡市出身。大学中に渡米し最先端のテクノロジーに感動し起業を決意。学生期間中にアルバイトで経験した、自身の経験でもっとも「負の経験」だった物流倉庫の変革をテーマに、2016年8月に株式会社ニューレボ(現在は株式会社ロジクラ)を創業。想いを届ける流通をつくる」をビジョンに、小売企業の発送・出荷業務の効率化SaaS「ロジクラ」の提供、24時間365日稼働のロボット物流センター「XTORM」などを提供する。

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