【ECの未来®NEWS】「LINE Pay」、日本国内におけるサービス終了!2024/6/7-6/13

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    2024年6月7日から6月13日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供でお送りしています。

    本日ご紹介するニュースは次の5つです。
    1、「LINE Pay」、日本国内におけるサービス終了
    2、日本郵便が定形外郵便やレターパックなどの郵便料金を値上げへ
    3、【消費者調査】EC利用の頻度は?利用率が高いジャンルは?
    4、ヤマト運輸がAPIを公開!事業者のシステムから直接送り状の発行が可能に
    5、生成AIが瞬時に画像や写真の照明を自在に編集することを実現

    1.「LINE Pay」、日本国内におけるサービス終了
    LINEヤフー株式会社とLINE Pay株式会社は、日本国内におけるモバイル送金・決済サービス「LINE Pay」を2025年4月30日(水)までに順次終了することを発表しました。タイおよび台湾の「LINE Pay」は、本サービス終了の対象外であり、サービスは継続されます。
    LINEヤフーでは、国内の送金・決済サービス領域を「PayPay」に一本化し、LINEヤフーの金融事業との連携をさらに強化させることで、今後も驚きと感動を与えるユーザー体験を提供するとのことです。
    今後PayPayの一本化によりシェアが拡大することで、ID決済の利用者増など、EC事業者にとってポジティブな影響が期待できるかもしれないですね。

    2.日本郵便が定形外郵便やレターパックなどの郵便料金を値上げへ
    日本郵便株式会社は、2024年10月1日(火)から、郵便物の料金を改定することを発表しました。EC事業者への影響範囲としては、定形外郵便やレターパックなどの配送方法や速達、時間指定などが考えられます。日本郵便をご利用の事業者は、10月の改定に向けて料金表を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。

    3.【消費者調査】EC利用の頻度は?利用率が高いジャンルは?
    ナビットは、全国の主婦を中心としたモニター会員1,000人を対象に「オンラインショッピング」についてアンケートを実施しました。
    「オンラインショッピングを利用する頻度はどのくらいですか?」という質問については、「1ヶ月に1~2回」が36.5%、「2.3ヶ月に1~2回」が18.6%と続く結果になりました。
    「オンラインショッピングで購入したことのあるジャンルは何ですか?」という質問を複数回答で行ったところ、最も多かった回答は「食品」で661人、「ファッション」で652人、「本」で598人という順になりました。
    EC化率が低いと言われている食品の利用が最も多い結果になりました。市場規模に対してのEC化率は低い一方、ECを通して食品を購入する経験を持つ方は多いようです。

    4.ヤマト運輸がAPIを公開!事業者のシステムから直接送り状の発行が可能に
    ヤマト運輸株式会社は、2024年6月12日から、宅急便などの送り状を事業者のシステムから直接発行できる「B2クラウドAPI」を公開しました。
    このたび、「B2クラウドAPI」の公開により、「送り状発行システムB2クラウド」の操作を行わなくても、EC業務関連のシステム上で直接送り状発行が可能となります。受注から出荷までシームレスな運用を実現することで、事業者の利便性向上に貢献します。
    「B2クラウドAPI」は法人のお客さま向けに提供している「送り状発行システムB2クラウド」のWeb-APIです。本APIをご利用いただくことで、EC事業などを行っている方がEC業務関連のシステムと「送り状発行システムB2クラウド」を別々に利用することなく、EC業務関連のシステムから直接送り状が発行でき、送り状発行済データの連携も自動で行えるようになります。
    日々の運用の手間を削減できる大きな発表と言えます。今後、SaaSなどに本APIが組み込まれることで効率的な運用が行えるようになるでしょう。

    5.生成AIが瞬時に画像や写真の照明を自在に編集することを実現
    Fotographer AI株式会社は、生成AIによる照明コントロールツール「InstantLight」のベータ版デモサイトを公開しました。InstantLightは、画像の照明を瞬時に自由自在に編集できる次世代AIツールです。広告クリエイティブ、インテリアデザイン、イラスト制作、映像制作など、さまざまな分野での利用が期待されています。
    一度撮影を行った写真データを活用する際、照明の向きを変更したいと思っても今までは容易にできることではありませんでした。生成AIの活用により、手間を減らしてより良いクリエイティブの制作が行えるようになりますね。

    https://youtu.be/G1jkPkM_jdQ

    以上、ECの未来®NEWSでした。

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