2019.05.24
2022.04.26

IT補助金とは

トレンド

IT補助金とは？補助金をもらうための3つのポイント

IT導入補助金の一次募集が5月27日～6月12日に行われます。

IT導入補助金と聞けば何となくありがたい響きがありますが、
どんなものかを具体的に答えられる方は多くはないのではないでしょうか。

そこで今回は毎年IT補助金の実績を出しているサヴァリがまとめましたので、
ご興味を持たれましたら最後までお読みくださいませ。

IT補助金とは

IT導入補助金は、中小企業・小規模事業者の方々が自社の課題やニーズに合ったITツール
（ソフトウエア、サービス等）を導入する経費の一部を補助することです。
※ハードウェアやタブレットなどは対象外です。

業務効率化・売上アップをサポートするもので、自社の置かれた環境から強み・弱点を分
析、それらを解決するためのITツールを導入することで業務効率化・売上アップといった経
営力の向上・強化を図っていくことです。

またIT補助金のタイプとしてA類型・B類型の2種類あり、それぞれのプロセスと補助金額の
上下があります。
また、採択予定日・公募期間もそれぞれ異なりますので、注意してください。

上記の詳細はIT補助金のサイトにわかりやすいPDFが用意されているので、興味がある方は
ぜひ一度目を通してみてください。

IT補助金を申請すると何ができるのか

経理を効率化する会計ソフトや顧客情報を一元管理するクラウドシステム、職員間のコミュ
ニケーションシステム、飲食店のセルフオーダーシステムなどITを導入することで業務効率
化につながるものがIT補助金の対象となります。

生産性向上につながるもので、より質の高いサービスを提供したい企業様にとっては検討の
価値が十分にあります。

IT補助金対象者とは

IT補助金を受けられる対象は下記のように決まっています。
・中小企業
・小規模事業者等（飲食、宿泊、卸・小売、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、
製造業や建設業等も対象）

IT補助金サイトに申請資格かあるかどうか確認できますので、自社が受けられるのかどうか
事前に確認しましょう
※大企業は除外です。

補助上限について

2018年度が50万円だったのに対して、2019年度の補助上限は、450万円と大幅な上限アッ
プになりました。なお平成30年度の補助金上限額は50万円、平成29年度では上限額が100万
円なので、過去最大の上限金額と言えます。

補助金をもらうための3つのポイント

各補助金ごとに目的と仕組みあり

補助金は、国のさまざまな政策ごとに、いろいろなジャンルで募集しているので、それぞれ
の補助金の「目的・趣旨」の特徴をつかみ、自分の事業とマッチする補助金を見つけましょ
う

補助を受けられるのは事業全部または一部の費用。
必ずしもすべての経費が交付される訳ではないので、事前に募集要項等で補助対象となる経
費・補助の割合・上限額などを確認してから計画を立てましょう。行き当たりばったりでは
ダメです。
補助の有無やその額については審査
補助の有無・補助金額は「事前の審査」と「事後の検査」によって決定します。
この審査には「申請」が必要なので、わかりやすくまとめて申請しましょう。
補助金は後払い（精算払い）で、事業を実施した後に報告書等の必要書類を提出して検査を
受けた後、はじめて受け取ることができます。