楽天ショップに限らずECショップ全体に言えることですが、商品の写真には力を入れましょう!

モール運営ノウハウ

楽天市場で売上を上げるなら商品写真に力を入れる!基本知識

楽天ショップに限らずECショップ全体に言えることですが、商品の写真には力を入れま
しょう!
型番商品やカタログなどをメインに扱っている店舗様であればある程度は仕方ないですが、
基本ECショップでの写真は命です。

現在はメルカリといったフリマアプリではスマホで撮影してそのまま売るという、
商品販売がよりユーザにとって敷居が低くなっている状態で購入層にとっては目が肥えてい
るともいえます。

したがって、SEOや商品説明などを頑張っても、
適当な写真を撮影するだけでは「いい加減な店舗」というレッテルを貼られて購入までは至
らない可能性もあります。
それほど商品写真は重要ですが、日々の業務で忙しい店舗様にとってはなかなか時間が取れ
ないというのも現実。

そんな方に向けて、今回は最低限を抑えた見栄えが良くなる撮影するコツを伝授しましょ
う。

一眼レフ・ミラーレスカメラなどを使う

値段は張りますが、一眼レフカメラは商品撮影が快適に行なえます。
ミラーレスカメラも一眼レフカメラに劣らないものが増えてきて良いのですが、
商品をきれいに見せるためのボケなどの設定をダイヤルでできる手軽さから、一眼レフカメラが
おすすめです。

最近はスマホでもデュアルレンズを搭載したHuawei Mate 20 Proなど綺麗な写真が撮れるよう
になりましたが、
一眼レフカメラのほうが細部など高性能なのでそちらをオススメいたします。

カメラの機能は把握しておこう

各メーカーごとにカメラの設定は異なりますが、機能は共通しています。

F値…数値が低いほど明るくなり、背景がボケる。
ISO…暗いところでも明るく撮れるが、画像が荒れやすい。

シャッタースピードが遅いと手ブレが発生して画像が乱れるので、
三脚台で固定してリモートシャッタースイッチで綺麗な画像を取りましょう。

ライティングは朝昼晩と撮影を分けてベストの時間で撮影すべし

光の当て方によって商品の魅力が変わります。
また、自然光を利用するのであればどの時間がベストかチェックしましょう。
朝と昼と夕方では光の波長が変わりますので、見え方も全く変わります。

完全に室内であれば蛍光灯の明かりのみになりますが、
蛍光灯の明かりだけでは商品は映えないので、小道具を用意すると良いでしょう。

また、ビニールなどは蛍光灯の光や撮影者の映り込みが発生しやすいので、なるべく避けて
撮影しましょう。

構図は徹底的にこだわる

カメラが良くても、構図が悪かったらすべて台無しです。
例えばペットボトルの瓶を撮影するとき、瓶全体を撮らねばならないのに、一部が切れてた
りラベルが見えない配置だったりすると、商品の価値がグッと下がってしまいます。

また、商品によっては見上げたり正面から撮ったり、一部だけで良かったりするなど、個別
に魅力が違いますので、うまく手繰り寄せましょう。

写真を撮るときに気をつけねばならないのは、背景画像が入り込む余地が無いほどギリギリ
撮影するパターンです。
商品によってはそれで良いものがありますが、大抵は商品名やキャッチコピー、説明文など
の文字を入れるため、
余白がないと狭苦しい印象のページになってしまうので気をつけましょう。

ストロボ発光は使わない

ストロボ発光は反射や影が写り込んで、不自然な写真になってしまいます。
商品を明瞭に見せたい商品写真撮影においてストロボ発光は重要ではないので、スルーしま
しょう。

ホワイトバランスは意識しよう

デジカメ・被写体によってホワイトバランスの設定が変わります。
自身が出したい色になるよう、ホワイトバランスを設定してみましょう。

ピントは必ず合わせる

ピントがいい加減だと、画像全体の印象がふわっとボケてしまいます。
かならず対象にピントをあわせて明瞭になるよう撮影しましょう。

露出補正

白いものを撮ると実物より暗く映ることがありますが、カメラの自動露出機能によるもなの
で、黒いものを撮ると白っぽくなることがあります。
高級品においては安くなってしまうので、手動で露出機能を設定して出したい印象を決定づ
けましょう。

形状が歪んでいないか確認する

商品撮影はついつい近づけすぎて広角で撮影してしまいますが、これは大きな誤りです。
立体が歪んで見えてしまいますので、商品から遠ざけてズーム機能を望遠にして撮影しま
しょう。
歪みが少なくなり、立体がより正しく表現されます。

小道具を用意しよう

商品によっては不要なものもありますが、基本下記があれば撮影は可能です。
カメラ一式は高いですが、他はそれほどでもないのでぜひ揃えましょう。

・カメラ
・メモリーカード
・バッテリー
・ライト
・レフ板
・ホワイト or ブラックペーパー
・三脚台など固定するもの
・リモートシャッタースイッチ
・撮影キット

カメラのプロに頼もう

どうしても撮影する時間がなかったり、商品数は少ないからあまりカメラに投資できない場合
は、いっそ人に頼む方法もあります。
クラウドソーシングなどネットで検索すると商品撮影メインに行う方が大勢おられますので、
サンプルなどを見て思い切って頼むのも手です。

最後に

ここで書いたのはあくまでも基本です。
売れている店舗は商品撮影にも力を入れていますので、
店舗様も商品が魅力的に映える綺麗な写真を撮りましょう。

もちろんサヴァリでもサポートさせていただきますので、ご相談くださいませ。

 

 

 

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