【保存版】越境EC徹底比較!欧米を狙うなら?ヨーロッパ市場の特徴と攻略法【EC・ネットショップ】

越境EC編

今回ゲスト、Asendia HK Limited. Anan Meng 氏は、アサヒビール、アクセンチュアを経て越境EC企業を創業され、複数のグローバル企業の日本市場参入を推進し、香港物流企業Return Helperの日本進出も成功に導く。現在はAsendiaにて日本企業の海外展開をご支援されていらっしゃいます。

Ananさんに『越境EC』についてお話をお伺いしました!

▽アメリカのトレンドとトランプ関税を含めた物流事情・最前線
アメリカでの売れ筋トレンドは、ホビー系です。某会社の釣り道具、リールや、同じ会社の自転車パーツなども売れています。日本ブランドの時計、雑貨系や食器、包丁なども売れます。少ないですがスナックや加工食品などです。800米ドル以下の免税枠がトランプ関税によって廃止されてしまい、関税が高くなってしまいました。100米ドルを超えたら必ず関税が発生するようになっています。100米ドル未満であれば、個人間のやりとり(プレゼントや手紙)であれば通関はいらないですが、あくまで商用でないものに限ります。免税枠が撤廃された今、これまで通り「関税は現地で払ってね(DDU)」と送ってしまうと、アメリカのお客さんの元に届いた時に、頼んだ覚えのない関税や手数料が突然請求され、受取を拒否されるなどのトラブルが激増しています。そのためトランプ関税以降、AmazonやeBayなどの主流プラットフォームでは、日本からアメリカに販売するときにはDDP(Delivered Duty Paid:関税込み持ち込み渡し)で発送してください、というルールを作りました。ショップ側としては関税を単価に上乗せして赤字にならないようにするようになっています。

▽ヨーロッパのトレンドと物流事情
ヨーロッパでは国の文化を大事にしている、少しお堅いところ、ルールを守る、物を大事にするといったところが非常に日本人と似ていると感じています。数年前から欧米方面をやっているのですが、案外売れています。トランプ関税以降、ヨーロッパへ向けてのセラーさんも増えて、市場の購買力も増えてきています。セラーさんをみていると去年までは、西ヨーロッパ、フランス、ドイツ、イタリア、イギリスがメインでしたが、去年の後半から今年に入って、ポーランドとかチェコといった東の方に売れるようになっています。酢、味噌、みりんといった調味料が売れています。ヨーロッパでは味にセンシティブの方が多く、受け入れやすいのではないかと考えています。日本食が進出している影響もあると思います。調味料と日本のスナック系、食器やサプリなどで、逆にアメリカのようなホビー系は全然話を聞かないです。
ヨーロッパの税金は2つの種類があります。関税とVAT付加価値税、両方支払う必要があります。ヨーロッパの中で物を販売したいのであれば、日本でいう消費税のようなVATの支払い義務がセラーさんにあります。VATは日本の消費税と全く同じで、政府に支払いするときに法人格じゃないといけないですが、現地に法人がないときどうすればいいかというと、IOSS番号を登録します。ただし一回取引の金額制限があります。150ユーロ未満であればVATの代わりにIOSS番号で支払いをすることが可能です。弊社アセンディアで手続代行ができます。

▽アセンディアの魅力
世界の物流を手掛けるアセンディアは、今年4月から日本に入ってきていますが、海外32カ所の国に入っていて、従業員は数千人います。アジアだけでも、シンガポール、香港、インド、ベトナム、韓国にオフィスを構えています。各地域の関税に対するシステムができていて、アメリカもヨーロッパも全部一括通関のシステムが可能です。ヨーロッパにも強くIOSS番号の登録手続代行も行えますし、対アメリカに多い返品もお任せください。お届けに失敗したパッケージも、他の物流会社はほとんど破棄しますが、弊社では手数料はかかりますが、責任を持って日本に返送することも可能です。お役に立てます。

~第354回 ゲスト~

Anan Meng 氏
Asendia HK Limited.
日本パートナーシップマネージャー

中国出身。10代で来日し、大阪大学卒業。アサヒビール、アクセンチュアを経て越境EC企業を創業。その後、Shopee Singapore、Shopee Japan、Lazada Japan、POIZON Japanにて新規事業開発を担当。複数のグローバル企業の日本市場参入を推進し、香港物流企業Return Helperの日本進出も成功に導く。現在はAsendiaにてパートナーシップマネージャーとして日本企業の海外展開を支援している。

EC運営に役立つ資料が満載!

 

EC運営に役立つセミナーを毎月開催中!

 

当社のEC運営代行サービスについて

関連記事