-
-
- 2026年7月10日から7月17日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。
本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1、日本郵便がゆうパック10%値上げでECの送料設計に影響
2、クレカのオーソリ期限短縮で予約販売の決済運用に影響
3、EC-Trackingが3大モールの検索順位を毎日自動追跡
4、ECPRO BRAINがEC施策の立案から実行・分析を一元化
5、予約購入者の59%がキャンセル経験 通知改善で85%が回避へ1.日本郵便がゆうパック10%値上げでECの送料設計に影響
日本郵便は2026年10月1日から、ゆうパックとゆうパケットの基本運賃などを改定します。ゆうパックはサイズや届け先によって異なるものの、平均改定率は約10%。ゆうパケットは従来、厚さ1cm以内が250円、2cm以内が310円、3cm以内が360円でしたが、改定後は厚さを問わず360円に統一されます。特に1cm以内は110円、44.0%の値上げとなり、薄型・低単価商品を扱うEC事業者への影響が大きくなりそうです。クリックポストも185円から240円へ引き上げられる一方、重量上限は1kgから2kgへ拡大されます。ゆうパックの箱やクッション封筒などの包装用品も価格改定の対象です。諸物価や人件費の上昇が背景にあり、事業者には商品別の配送原価、送料無料ライン、複数購入の促進、梱包方法を含めた再検討が求められます。特に年末商戦を見据え、主要SKUごとに現行と改定後の原価を比較し、商品価格や送料表示へ反映する時期を決めておくことが重要です。なお、法人の契約運賃への影響は契約条件によって異なるため、個別の確認が必要です。2.クレカのオーソリ期限短縮で予約販売の決済運用に影響
クレジットカード決済の仮売上をめぐり、一部の決済代行会社で実売上可能期間を短縮する動きが広がっています。仮売上は、注文時にカードの利用枠を確保し、出荷時などに売上を確定する仕組みです。GMOペイメントゲートウェイは2026年7月23日から、実売上可能期間を60日から25日へ変更します。ゼウスも9月ごろをめどに、90日以内から25日以内へ短縮する予定です。影響を受けやすいのは、注文から出荷まで25日を超える予約販売、受注生産、名入れ商品、メーカー取り寄せなどです。期限内に売上を確定できない場合、再オーソリや購入者による再決済が必要になりますが、利用可能額やカードの有効期限によって失敗する可能性もあります。また、商品提供前に売上を早く確定すれば解決するとは限らず、配送遅延やキャンセル時のチャージバックリスクにも注意が必要です。これは全決済サービスに共通する一律変更ではありません。EC事業者は、自社が即時売上か仮売上か、対象商品の出荷期間、処理エラーの検知方法、再決済時の顧客連絡やキャンセル条件まで確認しておく必要があります。3.EC-Trackingが3大モールの検索順位を毎日自動追跡
株式会社アイコンコーポレーションは、楽天市場、Amazon、Yahoo!ショッピングの検索順位を横断して追跡するChrome拡張機能「EC-Tracking」を正式リリースしました。追跡したいキーワードとショップ、またはASINを登録すると、設定時刻に1日1回、各モールの検索順位を自動収集。楽天RPP広告、Amazonスポンサー、Yahoo!広告を除外し、オーガニック順位を最大90位まで記録します。順位推移はショップ別のグラフで最大365日分を確認でき、ランクイン、ランクアウト、大幅上昇、大幅下降をメールで通知。競合ショップと同じグラフ上で比較することも可能です。Businessプランでは、楽天市場のジャンル別ランキング入賞商品を自動収集する「My入賞」や、Yahoo!ショッピングの「おすすめ順」と「売れてる順」の追跡、CSV出力にも対応します。従来は3モールの確認だけで約30分かかるケースもあり、継続的な記録が難しいことが課題でした。目視確認とExcel入力を自動化することで、順位変動が起きた時期を把握し、SEOや広告、商品ページ改善の前後を数字で検証しやすくします。4.ECPRO BRAINがEC施策の立案から実行・分析を一元化
株式会社Proteinumは2026年7月、EC事業者とEC運営代行企業向けのAIエージェント「ECPRO BRAIN」を提供開始しました。イベントごとの施策起票からタスク管理、複数モールの売上実績確認、施策後の振り返りまでを一つのシステムで支援します。進捗はリスト、ボード、ガントチャート、カレンダーで可視化でき、担当者や優先度、対象店舗による絞り込み、承認フローにも対応しています。AIアシスタントは、実績データや過去の実行履歴をもとに改善策を提案するだけでなく、商品名の変更やクーポン設定などの実行・予約も支援します。さらに、モールごとの管理画面へログインせずに売上を一元管理し、商品情報などのCSVを各モールへ直接アップロードできます。同社が累計100店舗以上の運営支援で得た知見もAIへ反映したとしています。施策の立案、実行、結果分析が別々のツールに分散しやすいEC運営をつなぎ、対応漏れや属人化を抑えながらPDCAを回しやすくする設計です。14日間の無料トライアルも用意されています。5.予約購入者の59%がキャンセル経験 通知改善で85%が回避へ
Recustomer株式会社は、ECサイトで予約販売商品を購入した経験がある全国20〜60代の男女663名を対象に、2026年6月28日にWebアンケートを実施しました。予約商品を到着前にキャンセルした経験がある人は59.0%。理由は「待ち時間が長かった」が45.3%で最多となり、「注文時に全額決済されることが気になった」が32.5%、「発売・配送が延期された」が28.9%、「いつ届くかわからなかった」が27.9%と続きました。また、商品が届く前に全額決済されることへ心理的な抵抗を感じた人は68.9%でした。キャンセル経験者に、発送時に決済され、お届け予定日や変更情報が通知される仕組みがあった場合を尋ねると、85%が「キャンセルしなかったと思う」「可能性が高い」と回答。同じ商品であれば、75.4%がこうした仕組みを備えるブランドを選ぶとしています。安心して待つために重要な要素では「具体的なお届け予定日」が56.0%で最多でした。予約販売では、販売開始時の訴求だけでなく、決済時期と配送予定を明確にし、待っている間の不安を減らす購入後体験が重要になりそうです。以上、ECの未来®NEWSでした。
-
EC運営に役立つ資料が満載!
EC運営に役立つセミナーを毎月開催中!
当社のEC運営代行サービスについて

