【ECの未来®NEWS】Yahoo!ショッピングがChatGPT内に登場 検索から“相談する買い物”へ!2026/5/22-5/28

      1. 2026年5月22日から5月28日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。

    本日ご紹介するニュースは次の5つです。
    1、楽天市場SPUにファミマが参加 グループ外初、実店舗連携で+0.5倍に
    2、Amazonが新幹線輸送を本格化 青森・函館・金沢で当日配送を拡大
    3、Yahoo!ショッピングがChatGPT内に登場 検索から“相談する買い物”へ
    4、神戸レタスがChatGPTでファッション提案 “検索しづらい服選び”に対応
    5、ECレビューは見られているが信じられていない?75.6%がサクラを疑った経験

    1.楽天市場SPUにファミマが参加 グループ外初、実店舗連携で+0.5倍に
    ファミリーマート、楽天グループ、楽天ペイメントの3社は、楽天市場のポイントアッププログラム「SPU」において、2026年7月1日よりファミリーマートを対象サービスに追加すると発表しました。楽天グループ以外の企業がSPUの対象サービスに加わるのは、今回が初めてです。条件は、全国のファミリーマート店舗で楽天ポイントカードを提示し、月間3,000円以上買い物をすること。達成した月の楽天市場での購入分に対して、+0.5倍の楽天ポイントが付与されます。これにより、SPUの最大ポイント倍率は18.5倍、対象サービスは17サービスに拡大します。楽天市場の販促施策がモール内だけでなく、実店舗の購買接点とも連動し始めている点は注目です。ファミリーマートのような日常利用される店舗で楽天ポイントカードの提示機会が増えれば、楽天ポイントを貯める・使う意識が高まり、楽天市場での購買にも影響する可能性があります。店舗さまはSPU倍率だけを見るのではなく、買い回りイベントや期間限定ポイント、クーポン施策と組み合わせ、購入タイミングをどう作るかがより重要になりそうです。

    2.Amazonが新幹線輸送を本格化 青森・函館・金沢で当日配送を拡大
    Amazonは、新幹線を活用した商品輸送を開始したと発表しました。対象となるのは、東北新幹線の東京―新青森、東北・北海道新幹線の東京―新函館北斗、北陸新幹線の東京―金沢の3路線です。今回の取り組みでは、新幹線車両内の業務用スペースを活用し、Amazonの拠点間輸送であるミドルマイル輸送に組み込みます。2026年3月から東京―新青森、東京―新函館北斗間で開始し、2026年5月には東京―金沢間でも輸送を開始しました。これにより、青森、函館、金沢エリアで数百万点の商品を当日中に配送できるようになるとしています。配送スピードに対するユーザーの期待値が、都市部だけでなく地方にも広がっていく点に注意が必要です。一方で、中小ECがAmazonと同じ物流網を構築するのは現実的ではありません。だからこそ、配送予定日の明確化、出荷連絡の丁寧さ、梱包品質、ギフト対応、返品交換のわかりやすさなど、スピード以外の購入後体験を磨くことが重要になります。物流は単なる裏側の業務ではなく、リピート購入やブランド信頼に直結する接点になっています。

    3.Yahoo!ショッピングがChatGPT内に登場 検索から“相談する買い物”へ
    Yahoo!ショッピングは、ChatGPTの機能「Apps in ChatGPT」に対応したと発表しました。総合ECモールとしては初めての対応とされており、ユーザーはChatGPT上の会話を通じて、Yahoo!ショッピングに掲載されている商品情報を取得し、条件に合った商品提案を受けられるようになります。利用時は、ChatGPT上でYahoo!ショッピングのアプリを連携し、会話の中で商品を探します。会員登録をしていないユーザーでも利用できるとされており、Yahoo!ショッピングにとっては、既存の検索流入とは異なる新たな顧客接点を作る取り組みといえます。商品名やスペックだけでなく、用途、利用シーン、悩み、贈答用途、ライフスタイルなど、自然な言葉で相談されやすい情報を商品ページに整備する重要性が高まります。今後は、検索されるための商品情報だけでなく、AIに理解され、提案されるための商品情報設計が求められるようになりそうです。

    4.神戸レタスがChatGPTでファッション提案 “検索しづらい服選び”に対応
    レディースファッション通販サイト「KOBE LETTUCE/神戸レタス」は、ChatGPT内で利用できるファッション提案アプリの提供を開始しました。ユーザーは自然な会話表現で相談しながら、神戸レタス公式サイトの商品やコーディネートの中から、自分の条件に合った候補を見つけられるようになります。たとえば「仕事でも使えるきれいめトップス」「低身長でもバランスよく履けるパンツ」「週末のお出かけに使えるコーデ」など、日常的な言葉で相談できる点が特徴です。ファッションECでは、ユーザーが明確な商品名を持たずに探し始めることが多く、着用シーン、体型、身長、季節感、手持ち服との相性など、購入判断に関わる条件も複雑です。この動きはオンライン接客の入口がECサイト外にも広がっていることを示しています。特にファッション、コスメ、インテリア、ギフトなど、感性や利用シーンが購買に大きく関わる商材では、ユーザーがどのような言葉で相談するかを起点に、商品情報や特集、スタッフコメント、レビューを整える必要があります。商品軸だけでなく、悩み軸、シーン軸、体型軸、季節軸で情報を整理できるかが、今後の提案力を左右しそうです。

    5.ECレビューは見られているが信じられていない?75.6%がサクラを疑った経験
    株式会社スポルアップは、ECサイトのアクティブユーザー500名を対象に実施した「ECレビュー信頼性に関する深掘り調査2026」の結果を発表しました。調査では、レビューが「サクラ」または「操作されている」と疑った経験がある人が75.6%に上りました。また、レビューへの不信感によって購入を断念した経験がある人は65.4%となっています。一方で、予備調査では購入前にレビューを確認する人が82.0%に達しており、レビューが購買判断において重要な情報であることも示されています。つまり、ユーザーはレビューを見ているものの、同時に強く疑っているという状況です。不信の理由として最も多かったのは「評価が星5ばかり」で、64.8%が挙げています。一方、信頼できるレビューの特徴としては「否定的内容も含む詳細レビュー」が74.6%で最多でした。高評価レビューを集めること自体は重要ですが、評価が極端に偏っている場合、かえって不自然に見られる可能性があります。レビューは、単なるCVR改善のためのパーツではなく、店舗やブランドへの信頼を形成する接点です。購入者レビューであることがわかる表示、写真付きレビュー、低評価レビューへの丁寧な返信、商品改善への反映など、信頼されるレビュー環境を整えることが重要になります。今後はレビューを「集める」だけでなく、ユーザーが購入前に知りたい情報を自然に確認できる状態を作れるかが、購入率やリピート率にも影響していくでしょう。

    以上、ECの未来®NEWSでした。

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