このコラムを読んでいる読者はほとんどECサイトを運営している方が多いと思います。
中には、ECサイトを立ち上げられたばかりの方もおられるでしょう。
そんな方にとっての疑問、それはWEBでの集客って良いって聞いたけど、いろいろあって何が良いか分からないということではないでしょうか。
「WEBの広告は費用対効果がよいと聞いた」「広告費をかける必要はあるのか?」
WEB集客は、取り組むべき順番があり、それぞれの方法の特徴やメリット、デメリットを正しく理解することが必要不可欠ですので、間違えた方法で始めてしまうと、貴重な費用や時間を無駄にしてしまうこともあります。
そこで、今回はWEB集客の種類と特徴について紹介していきます。
WEB集客初心者ならまずはリスティング広告
WEB集客初心者であれば、まずはリスティング広告を始めてみることをオススメしたいと思います。
リスティング広告とは、GoogleやYahoo!の検索結果に表示される広告です。
ニーズがある人が見に来るので即効性が高く、クリックした分だけ広告費を払えばよいので、無駄な出費を抑えられるのでコストを最低限にできます。
このリスティング広告、自分でも出稿できますが、費用対効果を上げるために効果的なリスティング広告の出し方については経験豊富なサヴァリに一度ご相談くださいませ。
WEB集客とは?
WEB集客とは、インターネットを活用してお客様に自社サービスを知ってもらう方法です。
一般的な集客といえば、チラシを配ったり、新聞に広告を掲載したり、電話をしたりすることが浮かぶと思いますが、WEB集客では、インターネットを通じて、PCやスマートフォンで情報を見てもらいます。
インターネットは何千、何万人という人にすぐ情報を届けることができるため、従来の集客方法に比べて圧倒的に効率がよいのです。
またWEBでは、「トラッキング」と言われる方法が整備されており、広告を見た人が実際にどのくらいアクションを起こしたかを数値で見られますので、より効果的な分析・対策が可能です。
実際、2019年にはついに「インターネット広告費」が2兆円と「テレビメディア広告費」を超え、さらに年々増加傾向で、WEB集客は一番注目されている集客方法です。
WEB集客の種類
代表的なWEB集客の方法は下記の通りです。
自然検索(SEO)
自然検索とはGoogleやYahoo!といった検索エンジンから、お客様を呼び込む方法です。
ユーザーが調べ物をする時、GoogleやYahoo!などにキーワードを打ち込んでいますよね。
この検索結果に、自分の商品やサービスの紹介ページが出ると、お客さんが訪れやすくなる上、掲載にお金はかからないので、とても優れた集客方法といえます。
しかしこの検索結果に表示させるためには、良質なコンテンツを作成する必要があり、時間・手間もかかります。
また多くの競合店がこぞってページの冒頭に表示させたりと日々取り組んでいるため、サイトを作って放置するだけでは決して伸びませんので注意してください。
SNS(ソーシャルメディア)
SNS(ソーシャルメディア)とは、Facebook、Twitter、InstagramといったSNSからお客様を呼び込む方法で、これらも基本的には無料でできるため、とてもよい集客方法です。
さらに商品・サービス自体に知名度があれば、お客さんが勝手に宣伝してくれることもありますので、非常に便利なWEB集客ですが、一方で、SNSはすぐに結果が出ません。
何年単位でしっかりとお客さんとコミュニケーションを取り、育てていく必要があります。
また、できるだけ頻度を上げて投稿する必要があり、手間や時間もかなり取られてしまいますので、担当スタッフなど新たな部門を設けていく必要があるといえるでしょう。
他サイトからの紹介
他のサイトからの紹介とは、自社の商品やサービスを誰かに紹介してもらい、お客様を呼び込む方法のことで、他サイトを見た方があなたのサイトに来てもらいます。
ただ他サイトをメインに来ているので宣伝の仕方によりアクセスが大きく変わるので不確定と言えます。
リスティング広告(検索連動型広告)
リスティング広告は、検索結果の上部に広告を掲載し、お客様を呼び込む方法で、あらかじめどの検索キーワードに対して広告を出すか決めます。
その検索ワードが検索された時、入札価格をオークション、どの場所に出るかが決まりますので、当然広告費はかかりますが、リターンが大きいため、まずオススメしたい集客方法です。
リスティング広告のメリット
短期間で多くの人に広告を見てもらえる
リスティング広告は、検索結果が表示されるタイミングで表示されるため、短期間で多くの人に広告を見てもらえます。
家や会社にいながら、何万人、何十万人の方に自社の商品・サービスを知ってもらえるのです。
ニーズを持った人にアプローチできるので結果につながる
リスティング広告は、すでにニーズがあって検索する人に表示されるため、結果につながりやすいです。
例えば、「冷蔵庫 通販」と検索する人は、すでに「冷蔵庫が欲しいと思っていて、通販で買えるサイトを探している」と考えられますので、冷蔵庫をインターネットで買えるサイトを出してあげれば、買ってくれる可能性が高くなります。
このようにリスティング広告は、すでに購買意欲がある人に出会えるので、結果がつながりやすい広告と言えますね。
クリックされた分だけ課金なので無駄なコストが抑えられる
リスティング広告は、ユーザーが広告をクリックして初めて、広告費がかかるシステムなので、表示されるだけなら1円もかかりません。
このように無駄な費用がかからず広告を出稿できます。
さらに何回表示されて、何回クリックされたかが数値として分かるので、広告を改善していくことで、費用対効果をより高めることもできます。
広告のデメリット
検索規模によって頭打ちになりやすい
リスティング広告は、あくまで検索結果に出る広告で、検索される回数が上限となりますので、広告を出せば出すほど売れる訳ではありません。
さらにニッチな商材などは、そもそも検索数が少ないので、大きく売上を増やすことは難しいかもしれません。
キーワード次第で広告費が高騰する
リスティング広告は、基本的に1つのキーワードに対し、同じ広告を出す競合店など会社同士がオークションをし、広告掲載位置を決めていきます。
人気のキーワードなどだと、オークションが活発になり、広告費(クリック単価)が高騰してしまうので、数字などを見極めながら、いくらまでが採算ラインなのかを考える必要があります。
すぐにリスティング広告の効果を出すなら専門家に任せるべき
リスティング広告は登録さえすれば、誰でも出すことができますが、実は、リスティング広告は広告費だけでなく、「広告ランク」が関係してきます。
広告ランクとは、よりキーワードに関連があり、役に立つ広告を上に表示する仕組みです。
仮に広告費が豊富でも、この広告ランクが低いと、ほとんど表示されなくなってしまうのです。
その点、リスティング広告を専門としているプロは、費用対効果がよく結果が出るリスティング広告の出し方をよく理解していますので、勉強する時間やお金を、自分の商品サービスのために使い、リスティング広告はプロに任せたほうが、より自分の商品サービスの売上アップに繋がるでしょう。
まとめ
WEB集客にはさまざまな方法があり、全てを行うことで自社サイトへの来客をさらに促すことができますが、スピード感を考えるのであれば、まずはリスティング広告をやってみることをオススメします。
リスティング広告なら、費用対効果もよく、すぐに結果を出すことも可能ですので、ぜひ一度サヴァリへご相談ください。