【ECの未来®NEWS】Amazonセラー向けFBAからの未収金回収サービスが開始!2024/5/24-5/30

    2024年5月24日から5月30日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供でお送りしています。

    本日ご紹介するニュースは次の5つです。
    1、TikTok、日本において4,741億円の経済効果に貢献
    2、Amazonセラー向けFBAからの未収金回収サービスが開始
    3、ECサイトで最も利用する決済方法トップ3は?
    4、au PAY マーケットが商品紹介でポイントがもらえる機能を提供開始
    5、ECサイトの会員登録、いる?いらない?

    1.TikTok、日本において4,741億円の経済効果に貢献
    ショートムービープラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は、マクロミルに調査を委託し、TikTokが日本へもたらす経済的・社会的効果を総合的に分析するレポートを公開しました。
    調査によると、TikTokによって生まれた推定消費額は1,772億円。この消費額をもとにした国内名目GDPへの貢献額は4,741億円で、雇用者数としては26,000人に影響があることがわかりました。その中でも中小企業に対しては、GDP貢献額は606億円、5,300人の雇用に影響を与えています。
    TikTok売れという言葉を聞くようになって久しいですが、本レポートの数字から、一過性のブームではなく、TikTokが日本経済に大きな影響を与えていることが分かる結果となりました。

    2.Amazonセラー向けFBAからの未収金回収サービスが開始
    株式会社Picaro.ai(ピカロドットエーアイ)は、トロントを拠点とするEコマース関連ソフトウェア提供企業Carbon6(カーボンシックス)との業務提携並びに「FBA在庫リカバリーサービス」の提供を開始しました。
    本サービスでは、FBAを利用するセラーに対し、受領漏れ、紛失/破損在庫、FBA手数料の過剰請求などによる未収金の調査・回収を代行します。
    AmazonのFBAを利用する90%以上のセラーには、様々な要因により未収金が存在すると言われています。多くのセラーがこの問題に気付かず、未収金を放置しています。あるいは、問題に気づいたとしても、多数のレポートや未収金を証明する書類を揃えてAmazonと交渉を行う必要があり、実施を断念するセラーも少なくありません。
    AmazonでFBAを利用している事業者の方にとって、良いサービスの提供が開始されましたね。

    3.ECサイトで最も利用する決済方法トップ3は?
    デジタル決済プラットフォーム「KOMOJU(コモジュ)」を展開する株式会社 DEGICA(デジカ)は、近年多様化するECサイトでの決済方法の実態を調査することを目的に、ECサイトで買い物をする男女400名を対象に、「ECサイトでの決済方法に関する実態調査」を行いました。
    複数回答可能なECサイトで利用することがある決済方法は、1位が「クレジットカード」で85.5%、2位が「デジタルウォレット」で27% 、3位がコンビニ決済で10%と不動のトップ3となり、浸透度の高さがうかがえます。    
    最も利用する支払い方法の理由に関しては、「ポイントが貯まる・使えるから」が65.5%、次いで「普段お店でも使っている方法だから」、「既にECサイトに登録している支払い方法だから」となりました。普段の買い物でも“ポイント”という言葉が良く聞かれますが、ECサイトでのショッピングにおいても例外ではないようです。
    希望の支払い方法がない場合、約半数の方が別のオンラインショッピングサイトで買い物をすることを選んでいます。事業者としては決済方法を選択するうえで手数料の安さや入金サイクルなどが気になるところですが、着実にシェアを拡大しているQRコード決済などのデジタルウォレットはぜひ導入したいところですね。

    4.au PAY マーケットが商品紹介でポイントがもらえる機能を提供開始
    総合ショッピングサイト「au PAY マーケット」は、対象商品をSNSやメールで家族や友人に紹介し、商品が購入されるとお店から商品価格の最大10%のポイントがもらえる「シェアプログラム」の提供を開始しました。
    シェアプログラムは、au PAY マーケットで購入された商品やお気に入り商品、話題にあがったトレンドの商品など、おすすめ商品の情報をSNSなどで幅広い方に紹介することで、ポイントがもらえる機能となります。紹介された方がご購入されると紹介者に商品価格の0.5%~10%のPontaポイントが加算されます。

    5.ECサイトの会員登録、いる?いらない?
    株式会社ジャクスタポジションは、ECサイト担当者/ECサイトを利用する消費者それぞれを対象に「ECサイト利用時の会員登録」に関する意識調査を実施しました。
    はじめに、会員登録に関してECサイト担当者に「ユーザーの会員登録は必要だと思いますか?」と質問したところ、『とても思う』が52.5%、『やや思う』が43.4%と、約96%が必要だと感じています。
    一方、離脱率の高さなどの理由から、会員登録がユーザーにとって負担になっていると感じる担当者は9割以上いるようです。
    次に、ECサイトの利用者に目を向けます。「ECサイトで会員登録を行いますか?」と質問したところ、『必ず登録する』『やむを得ず登録する』の回答で約86%。約14%の方が登録をしない結果になっています。
    会員登録のイメージとして、不要なメールや個人情報管理の懸念などネガティブなイメージを持つ方の割合が多く、その反面、ポイントが貯まることや割引が受けられるとポジティブに捉えている方もいるようです。
    決済完了までの過程で会員登録を含めたページ遷移は普段からECモールの買い物が慣れている方にとって負担になることもあるでしょう。サイト利用者が負の感情を抱くポイントには改善のチャンスが潜んでいるかもしれないですね。

    以上、ECの未来®NEWSでした。

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