【ECの未来®NEWS】メルマガが届かない?Googleの新ガイドラインが2月より適用!2024/1/26-2/1

ECの未来NEWS 20240126

2024年1月26日から2月1日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。

ご紹介するニュースは次の5つです。
1、日本郵便が4月以降にサービスを見直すことを発表
2、メルマガが届かない?Googleの新ガイドラインが2月より適用
3、よくあるステマ依頼5選!ステマ規制後の動向は?
4、小林製薬の通信販売事業が25年ぶりのビジョン策定
5、バレンタインプレゼントの購入先は?ネット通販の利用率

1.日本郵便が4月以降にサービスを見直すことを発表
日本郵便株式会は、 2024年問題や改善基準告示の改正などを踏まえ、2024年4月以降、ゆうパックおよびレターパックを含む速達郵便物などのサービスを見直す予定と発表しました。

ゆうパックと速達郵便物などはお届け日数が見直され、対象地域によって半日から1日程度荷物の到着が遅くなります。なお、普通扱いとする郵便物、ゆうパケット、クリックポストなどはお届け日数に変更がないとのことです。

また、ゆうパックは2024年10月1日以降「20時-21時」の配達希望時間帯を廃止します。消費者は仕事終わりに自宅で受け取るにはちょうどいい時間帯だったかと思います。置き配を選びやすいサイトづくりや梱包の設計、自宅以外での受け取り方を案内するなど、事業者側からの提案で、ラストワンマイルの負荷を減らした商品配送に貢献できるかもしれません。

2.メルマガが届かない?Googleの新ガイドラインが2月より適用
Googleより「メール送信者のガイドライン」が発表されました。このガイドラインはGmailアカウントに対し1日あたり5,000件以上のメールを送信する送信者に、守るべき要件を定めたものです。2024年2月1日から適用され、ガイドラインに従わない場合、Gmailアカウントへメールが届かなくなる可能性があります。

ガイドラインには「すべての送信者に向けた要件」と、「1日あたり5,000件以上のメールを送信する送信者に向けた要件」があり、5,000件以上のメルマガリストを保有していない方にとっても無視できない内容といえます。

また、メルマガ以外にも注文完了メールや発注完了メール、レビュー依頼のメールなどでも多数のメール配信を行なっているため、このガイドラインに関する情報を初めて聞いた方はまずは自社の状態がガイドラインに沿っているか確認することをオススメします。

3.よくあるステマ依頼5選!ステマ規制後の動向は?
リデル株式会社は、インフルエンサーを対象に、ステマ規制施行後における企業などからの「ステマ依頼」に関する調査をしました。

その結果、『ステマ規制』が施行された2023年10月以降、35%のインフルエンサーがステマ依頼は減ったと感じている結果となりました。また15%のインフルエンサーはステマ依頼が増えたと感じており、追加調査をした結果、ステマに対する知識・理解が向上したことにより、これまでより気がつくようになったと感じていることも明らかになりました。

よくあるステマ依頼の内容として、5つピックアップしていました。ステマはインフルエンサーや商品PRを依頼した企業の信用を大きく損なう恐れのある取り組みです。一部の事業者の信用を失う動きが、真摯に取り組む多くの事業者に悪い影響を与えてしまうのは悲しい話です。

4.小林製薬の通信販売事業が25年ぶりのビジョン策定
小林製薬株式会社は、通信販売事業2030年ビジョン「身体と心を整え、健やかで自分らしい暮らしに導く」を定め、2月より通信販売事業名称を新たに「-くらし創造パートナー- あったらいいな通販」として展開を開始すると発表しました。

事業開始から25年を迎えるにあたり、社会が大きく変化しお客様のニーズが多様化するなか、これからの未来に起こりうる変化と小林製薬が通信販売事業を通じて提供できる価値について検討を重ね、その想いを2030年ビジョンにこめたとのことです。

さらに、ポイント制度や特典の付与などのお客様サービスについても新たな施策を取り入れていく予定と発表しています。時代の変化に合わせて、ビジョンを再定義する動きは参考になるのではないでしょうか。

5.バレンタインプレゼントの購入先は?ネット通販の利用率
アイランド株式会社が運営する、お取り寄せ情報サイト「おとりよせネット」は、ユーザーを対象に「バレンタイン」に関するアンケート調査を実施しました。今年のバレンタインのプレゼントの購入経路は「百貨店」が最も高く61%、次いで「ネット通販」が49%になりました。

また、バレンタインの贈り先として2番目に高い「自分への購入」は前年とほぼ同じ数値となっています。配偶者へのプレゼントが最も高いですが、自家需要に向けた商品を用意することでバレンタイン商戦に新たな売上を作ることができるかもしれませんね。

以上、ECの未来®NEWSでした。

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