モバイル決済のメリット・デメリット

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キャッシュレス5%還元によりモバイル決済への対応が広がっており、今後の売上を左右するといっても差し支えなくなっています。

スマホなどモバイル端末普及率はすでにパソコンを上回っており、ECサイトで買い物することが当たり前な時代、スマホ1台で購入を完結させるには、いかに操作に手間取らせないかが重要になります。

そういった理由でいま実行すべきこと、それは近年一気に増加した様々なモバイル決済への対応と言えます。

今回はモバイル決済についてお話したいと思います。

モバイル決済とは

モバイル決済ともいい、スマホなどのモバイル端末を通じて行われる決済・取引の総称で、それぞれのデバイスに組み込まれた通信・決済システムを利用して電子決済を行うものです。

例えばクレジットカードや電子マネーなどの情報をスマートフォンに登録することで、現金やクレジットカードを持ち歩かなくても支払いが可能になります。

モバイル決済にはいくつか種類があり、Apple PayやGoogle Payに代表される非接触IC決済、QRコードを読み込んで支払うQRコード決済などがあります。

その利用しやすさからお客さまのニーズは高まっており、政府によるキャッシュレス化推進を受けて、導入を検討される事業者さまが増加しています。

モバイル決済を早めに導入すべき

キャッシュレス決済を導入しない理由で多いのが、集客効果が期待できない、客層が年配、利用益が低く決済手数料が気になる、事務作業が増える、スタッフが対応できないなど様々な理由はあります。

また、PCとスマホでは全くユーザビリティが違います。
PCは自宅でしっかりと腰を据えて操作するシーンが中心であることに対し、スマホはちょっとした移動中であっても、思い立ったらすぐ購入したりできます。

ただECもを運営するだけでなく、こういったデバイスの特性を把握しないと、販売機会を損失しかねません。

ECサイトで買い物することが当たり前な時代、スマホ1台で購入を完結させるには、いかに操作に手間取らせないかが重要になります。

消費者は一度ワンクリックで決済まで済ませられる手軽さに慣れてしまったら、クレジットカード番号入力を求めるようなサイトには二度と戻りたくないため、キャッスレスが促進し、対応済の店舗に淘汰されやすくなりますので、この問題改善に素早く取り組む必要がありますので、早急に検討してみてください。

モバイル決済導入のメリット

モバイル決済を導入するメリットは機会損失やカゴ落ちを防ぐことができるのが大きなメリットです。

お客様にとって、決済手段が非常に簡潔・簡略できることは非常に大きなメリットで、例えばクレジットカードのみのサイトとモバイル決済も導入しているサイトを比較してみると、クレジットカードでの支払いのみだと、カード番号やメールアドレスといった個人情報の入力を細かく行う必要があり、非常に手間と感じるお客様も多いです。

初回購入の場合、新規アカウント発行のためにIDやパスワード、住所入力など手間に思えるフローがより多くなり、商品購入を断念したお客様の理由の半数を占めているデータもあります。

このためにも購入完了までの流れを整えるのは優先度の高い業務であり、モバイル決済であれば、上記の課題に対して効果が期待できるものです。

初期投資費用が安い

モバイル決済は、従来のクレジットカード決済に比べ、導入にかかる初期費用や月額利用料がかなり安くなっており、なかには、初期費用から月額利用料まで無料で導入できる事業者もあります。

初期費用が有料でも、加盟店を増やすために通常時よりもぐんと導入費用を抑えている事業者もいますので、導入するなら、このタイミングがおすすめといえます。

加盟店手数料が安い

問題になりがちな手数料、クレジットカード決済は、購入者がクレジットカード払いをするたびに加盟店手数料を加盟店がカード会社に支払うことになっています。

この加盟店手数料は、業種や事業規模に応じて異なりますが、4~6%ほどで設定されています。

しかし、モバイル決済でクレジットカード払いをすると、販売額に応じて支払う加盟店手数料が一律で設定されているため、その利率も低いのがメリットです。

入金サイクルが早い

従来のクレジットカード決済は、店舗に売上金が入金されるまでの日数は1ヶ月前後かかりますが、モバイル決済は、最速で翌日、遅くとも2週間前後とかなり早いのが特徴です。

現金収入に依存せざるを得ないような小売店などの事業者にとっては、かなり大きなメリットといえるでしょう。

決済オペレーションコストが抑えられる

モバイル決済であれば、Bluetoothなどの無線回線で繋げたカードリーダーを持ち運べるため、わざわざレジに常に人員を配置する必要もなくなります。

従来のレジだと付近から決済端末を動かすことができず、会計に客が並ぶこともありましたが、お客様を待たせることもないため、顧客満足度をアップさせることにも繋がります。

また、従来の決済では、カード決済のオペレーションまでスタッフに教育する必要があったもの、打ち間違いなどのミスも起こりやすいため、会計にかかるオペレーションコストがかかりましたが、モバイル決済では操作自体が簡素であるためミスなどを防ぎやすく、全体的にオペレーションコストを下げることにも繋げられます。

財務管理が楽になる

モバイル決済サービスの中には、会計ソフトと連携できるものもあり、会計ソフトにそのまま売上げデータを入力できるのはとても便利です。

モバイル決済のデメリット

便利なことだらけのモバイル決済ですが、デメリットもあります。
メリットばかりに目を向けるだけでなく、きちんとデメリットも把握しましょう。

豊富なモバイル決済の種類見極めが必要

提供されているモバイル決済サービスにはいろいろな種類があり、事業者も増えており、それらのなかから自社店舗にマッチするサービスを見極める必要があります。

購入者がよく利用するモバイル決済、インバウンド対策になる決済サービスなど事業によって合う決済サービスが異なりますので、必要に応じてリサーチすることも考えるといきましょう。

オペレーションが複雑になる可能性がある

メリットでは簡単になると述べましたが、逆に複数のモバイル決済サービスを導入しすぎると、それぞれで操作や処理が異なるため、オペレーションが複雑になる可能性があります。

モバイル決済サービスを利用する場合は、必要なサービスを絞り込んで利用しましょう。

まとめ

今後キャッシュレスの時代になることは間違いなく、モバイル決済は欠かせない存在になっていきますので、様々な問題があるとはいえ導入がまだ先のことと考えている事業者は、すぐに導入を検討し始める必要があります。

初期費用は基本無料のため、導入しやすいのもモバイル決済の特徴ですので、お客様への快適な購買体験の提供、またキャッシュレス化への対応に遅れを取らないためにも、早めの導入検討をオススメいたします。

もしモバイル決済でお悩みの方がおられましたら、サヴァリへご相談くださいませ。

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