-
- 2025年4月11日から4月17日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。
本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1、「BASE」が最短10分で入金可能な「最速振込」を提供開始
2、楽天市場、専用システム導入でレビューキャンペーンをLINEで実現
3、Qoo10、「コスメの買い方とレビューに関する調査」を発表
4、タオルの老舗「内野」がEC特化型の新商品を提供開始
5、【デジタル検索行動調査】検索エンジンの「一強時代」に変化の兆し
1.「BASE」が最短10分で入金可能な「最速振込」を提供開始
ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」は、「BASE」利用ショップのキャッシュフロー早期化をサポートするため、通常は売上金の振込申請から入金までに10営業日を要するところ、ストアフロント型ネットショップ作成サービスとして最速の最短10分で入金が完了する「最速振込」の提供を2025年4月15日より開始しました。「BASE」をご利用のショップは、管理画面から入金方法を選択できます。「最速振込」を開始したことで、運営状況に応じて「通常振込」「お急ぎ振込」「最速振込」の3つの入金方法から適した方法をお選びいただけるようになりました。
2.楽天市場、専用システム導入でレビューキャンペーンをLINEで実現
グリニッジ株式会社は、楽天市場専用のレビュー施策システム「らくらくーぽん」において、「LINE機能」を新たに追加し、提供を開始いたしました。「らくらくーぽん」に「LINE機能」を追加することで、従来のらくらくーぽん機能に加え、「友だち追加の促進」や「あいさつメッセージ&友だち追加クーポン」、「フォローLINE」「クーポンLINE」までを自動化。これにより、LINE友だちが増えやすくなり、レビュー獲得やリピート率の向上、さらに売上アップにもつながります。
3.Qoo10、「コスメの買い方とレビューに関する調査」を発表
インターネット総合ショッピングモール「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は、全国の20代から30代女性500名を対象に「コスメの買い方とレビューに関する調査」を実施しました。今回の調査では、20代から30代の女性たちのコスメの買い方に迫りました。
コスメを買い替えることが多いタイミングを聞いた質問では、「4月」と「3月」が上位に。新生活や出会いの季節である春、女性たちのコスメの購入意向は高まっていると考えられます。コスメやスキンケア用品をどこで購入しているか聞いたところ、1位は「ドラッグストア」、2位は「ECモール」でした。店舗からオンラインまで、幅広い場所で購入されていることがわかります。そのうち「最もよく購入する場所」を聞き、「ドラッグストア」「バラエティショップ」「デパート・百貨店」と回答した人を「店舗派」、「ECモール」「ブランド直販のECサイト」「フリマアプリ」と回答した人を「EC派」として集計すると、店舗派が72.6%、EC派が27.4%という結果になりました。多くのECに取り入れられている「レビュー」について、どれくらい見ているかも聞いたところ、4割以上が「毎回見る」ことが判明。「見ることが多い」と回答した人も含めると8割を超え、レビューの重要性が見て取れます。
4.タオルの老舗「内野」がEC特化型の新商品を提供開始
徹底したこだわりで上質なタオル製品を提供してきた内野株式会社は、今後、確実に進展すると思われる購買行動のボーダーレス化を見据え、ECに特化した新商品「よくばりタオル」を2025年4月14日より発売しました。高品質と多機能という特性を維持しつつ、低価格帯のタオルを製造・販売するのは、1947年の設立以来、初めての試みとなります。2024年12月1日付で4代目社長に就任した内野孝信さんは「コロナ禍以降、ECの利用は急激に拡大しました。これまで店頭で買っていたほとんどのものがECで購入できるようになり、消費者の購買行動は大きく変わりました。タオルのような軽いけどかさばる製品においても顕著です。「持ち帰るのは面倒、配送してもらえると助かる」という声が増える中で、ECを通じた利便性の高い購入体験を提供することは、企業にとって不可欠な課題となりました」と、消費者ニーズの変化について述べました。
5.【デジタル検索行動調査】検索エンジンの「一強時代」に変化の兆し
株式会社メディアリーチは、検索・情報収集に関するユーザー行動の変化を捉えるべく、全国1,200名を対象に「検索エンジン・生成AI・SNSを利用した検索行動に関するアンケート調査」を実施しました。Google検索が62.1%とYouTubeが53.9%と高い利用率を誇る中、XやInstagram、ChatGPTなどもそれぞれ1〜4割のユーザーに活用されています。特に20代以下では、TikTokやInstagramを検索・情報収集に使う割合が高く、10代女性ではTikTokが56%と、Googleの66%と並ぶ勢いを見せました。生成AIも全体で1割程度が使用しており、今後の普及の可能性が感じられる結果になりました。商品・サービスの比較検討においては依然として検索エンジンが7割と高いものの、SNS、YouTube、生成AIなど一定の需要が感じられる結果になっています。ただし、年代によって分布が若干異なるため、詳細はレポートを御覧ください。
以上、ECの未来®NEWSでした。
EC運営に役立つ資料が満載!

EC運営に役立つセミナーを毎月開催中!

当社のEC運営代行サービスについて
