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- 2026年8月14日から8月20日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。
本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1、Amazonのカートボックス落ちを即時通知 監視ツールが無料提供
2、再春館製薬所がAI電話を導入 夜間対応で24時間サポート実現
3、TikTok購買の9割が追加検索 購入先はAmazonとTikTok Shopが拮抗
4、チャネルトークが楽天・Amazon・Yahoo!・Qoo10連携 問合せ一元化
5、20代の約7割が生成AIで購買 検索減少で顧客接点に変化1.Amazonのカートボックス落ちを即時通知 監視ツールが無料提供
株式会社COIMは、Amazon出品事業者向けのカートボックス監視ツール「COIMcart(コイムカート)」の提供を開始しました。Amazonでは同一の商品ページに複数の出品者がいる場合、カートボックスを獲得した出品者に注文が集中するため、相乗り出品者の参入や価格変更、在庫変動によるカート落ちは売上機会の損失につながります。一方、複数商品の獲得状況を人の目で継続的に確認するのは大きな負担です。COIMcartは、監視したい商品のASINコードとAmazon上の販売者名を登録すると、商品ページを定期的に自動巡回し、カートの獲得状況をチェックします。自社から他社へ切り替わった際や再獲得した際にはメールで通知し、前日の結果をまとめた日次レポートも毎朝配信。さらに、7日間・14日間・30日間などの推移をタイムラインで確認できます。現時点ではGoogleアカウントがあれば無料で利用でき、クレジットカード登録も不要です。カート落ちに早く気づける仕組みを持つことで、価格や在庫の見直しにつなげやすくなり、Amazon運営における日常的な監視負荷の軽減が期待されます。2.再春館製薬所がAI電話を導入 夜間対応で24時間サポート実現
再春館製薬所は、電話放送局が提供するAI電話自動応答サービス「DHK CANVAS エージェントプラン」を導入し、8月18日からお客様窓口の時間外受付を本格稼働しました。通常営業時間の9時から21時までは、従来通り同社の応対担当社員「お客様プリーザー®」が対応し、21時から翌9時まではAIオペレーターが受け付けることで、24時間体制のサポートを実現しています。AIオペレーターは、商品の注文や無料お試しセットの受付、よくある質問への一次対応を担当します。背景には、ライフスタイルの多様化によって、これまで営業時間外だった夜間・早朝の入電が増えていることがあります。同社では、日中に電話することが難しい顧客や、夜間に用事を済ませたい顧客のニーズに対応するため、新たな受付体制を整備しました。今回の導入は、単純な人員削減ではなく、時間外の定型的な受付をAIに任せることで、社員がお客様との相談やカウンセリングといった個別対応をより充実させる狙いがあります。AIと人が役割を分担しながら、通販における顧客接点を24時間へ広げる取り組みとして注目されます。3.TikTok購買の9割が追加検索 購入先はAmazonとTikTok Shopが拮抗
ソーシャルコマース支援を行うPLAN-Bは、TikTokで見つけた商品を購入した経験がある10代から60代の男女500名を対象に、「TikTok起点の購買行動調査 2026」を実施しました。調査期間は2026年7月3日から4日です。結果によると、TikTokで商品を知った購入者の92.2%が、購入前に何らかの追加情報を集めていました。情報収集先は「Amazon・楽天などECサイトのレビュー」が39.4%で最多となり、「Googleなどの検索エンジン」が38.4%、「TikTok内の他の投稿」が33.6%と続きました。また、実際の購入先を複数回答で聞くと、Amazonが41.2%、TikTok Shopが40.6%、楽天市場が30.6%。TikTokで商品を知っても、そのままTikTok Shopで買うとは限らず、レビューや使い慣れた購入環境などを踏まえてチャネルを選んでいることがわかります。購入先を選ぶ理由では「レビューや口コミが充実」が33.4%で最多でした。TikTokは商品との出会いをつくる強力な入口になりつつありますが、EC事業者にはTikTok内の訴求だけでなく、検索結果や商品ページ、モール上のレビューまで含めて購買導線を整えることが求められそうです。4.チャネルトークが楽天・Amazon・Yahoo!・Qoo10連携 問合せ一元化
Channel Corporationは、顧客理解のためのAIエージェント「チャネルトーク」で、楽天市場・Yahoo!ショッピング・Amazon・Qoo10との連携機能を8月18日から提供開始しました。各モールに届く問い合わせをチャネルトーク上に集約し、1つの画面から対応できるようになります。複数モールを運営するEC事業者では、これまで担当者がそれぞれの管理画面にログインし、問い合わせを確認する必要がありました。販売チャネルが増えるほど確認工数が膨らみ、対応漏れや二重対応、返信の遅れにつながることもあります。今回の連携では、担当者の割り振りや対応ステータス管理、返信テンプレートといったチャネルトークの既存機能もそのまま利用でき、対応品質やスピードの標準化を図れます。さらに、自社サイトやSNS、各モールから集まる顧客の声を一箇所に蓄積し、AIエージェント「AI CoS」で横断分析することも可能です。単なる問い合わせ対応の効率化にとどまらず、チャネルごとに分断されていた顧客の声を商品やサービス改善へ活かしやすくする点も、今回の連携の大きな特徴です。5.20代の約7割が生成AIで購買 検索減少で顧客接点に変化
日本ダイレクトマーケティング学会は、生成AIの利用経験がある20代から60代の男女1,009人を対象に、「生成AIが消費者行動に与える影響」に関する調査を実施しました。調査期間は2026年7月15日から16日です。日常的な購買の意思決定で生成AIを活用した経験がある人は20代で約7割に達し、若い世代ほど利用が進んでいることがわかりました。利用経験のある生成AIではChatGPTが68.9%で最多となり、Geminiが52.3%、Copilotが24.7%と続きました。購買時のメリットは「商品を探したり比較したりする時間を短縮できる」が59.1%で最も多く、AI利用後に減った行動としては「検索エンジンでの検索回数」が34.2%、「Webサイトの回遊・閲覧時間」が28.6%となっています。一方、AIが示す価格情報が実際と異なっていた経験は24.5%、仕様や機能、特典の違いは20.5%に上りました。消費者がAI経由で商品を探し、比較する動きが広がる中、EC事業者には従来のSEOやSNS対策に加え、自社の商品情報を最新かつ正確な状態に整え、生成AIからも適切に参照される情報設計が重要になりそうです。以上、ECの未来®NEWSでした。
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