ネットショップを開業しようと思っても、どこで商品を仕入れたら良いのかわからない方が多いと思いのではないでしょうか。
仕入れにあたり重要なのは、商品の差別化、相場よりも低価格、効率的で継続性のある仕入れです。
さらにネットの普及や世界的なネットショップ市場の成長により、海外からの仕入れも増えてきました。
様々な仕入れの選択肢がある中で、どのような仕入れ方法を選べばよいのかご紹介します。
目次
ネットショップの仕入れ方は5つ
ネットショップの仕入れ方法として挙げられるのは、以下の7つです。
開業時の仕入れで重要な点は、たくさんの在庫を抱えるリスクを避けるために、小ロットで差別化できる商品が望ましいでしょう。
ネット仕入れサービス
最優先で検討したいのがネット経由で仕入れることです。
ネットは初心者でも手軽に仕入れが可能で、商品数の多さ、小ロットも対応しています。
ネットの仕入れサイトと同様に、手軽に利用でき初心者向きと言えます。
海外のサイトからの仕入れも盛んに行われていますが、サイトや取引によっては翻訳が必要になる場合もありますので、適切なサイトを選べばスムーズな取引ができるでしょう。
そんなネットショップの仕入れ方法は5つあります。
それぞれに特徴があるため、自分のプランにあった方法を選択しましょう。
見本市や展示会に参加する
見本市や展示会はさまざまな商品が並べられているので、実際に手に取って確認できます。
インターネット上の画像だけで見るでは気づけない魅力もあるはずです。
見本市や展示会の検索には「RX Japan」などを利用して参加申し込みしましょう。
他にも「インターナショナル・ギフト・ショー」や「国際ファッション雑貨EXPO」「FaW TOKYO (ファッション ワールド 東京)」などジャンルに特化したイベントもあります。
メーカーから直接仕入れする
メーカーに直接発注する方法もあります。
直接仕入れることで、仕入れサイトを利用するよりも安く手に入れられる可能性がありますが、大量発注が条件の場合もあるので、まずは仕入先にお問い合わせして、個人でも問題ないか確認してみましょう。
卸問屋や問屋街から仕入れする
問屋では、業務用の商品などが販売されています。
基本的に、問屋は一般消費者には販売しませんので、ネットショップを開業されている方でも個人を理由に断られる可能性があります。
事前に確認と名刺や証明できる書類を用意しましょう。
ネットのオークションサイトから仕入れする
オークションサイトやフリマサイトで仕入れる方法もありますが、中古品であるため、販売する時は注意して販売しましょう。
逆に、仕入れたものをフリマサイトで販売する、昨今話題となっている「転売」という選択肢もあります。
主なネットの仕入れサイト(国内サイト)
国内のサイトで有名な仕入サイトを紹介します。
- NETSEA(ネッシー)
- orosy(オロシー)
- TopSeller(トップセラー)
- グッズステーション
- SUPER DELIVERY(スーパーデリバリー)
- 卸の達人
- 系の雑貨
- 商材王
- TOPWHOLE
- 国分ネット卸
- Jp.PandaHall(パンダホール)
仕入れに活用できる海外サイト
海外サイトからの仕入れも活用することで、国内サイトよりも商品の種類・商品数・価格面で有利な仕入れが可能です。
また、売れ筋のトレンド調査や価格調査にも有効ですが、反面、購入手続の手間や商品の品質面で課題もありますので、国内サイトと上手に使い分けて利用することをおすすめします。
- 米国Amazon
- eBay(イーベイ)
- Qoo10(キューテン)
- 天猫(Tmall)
- タオバオ
- AliExpress(アリエクスプレス)
海外サイトから仕入れるメリット
海外サイトから仕入れるメリットは、差別化と仕入れコストが安いことでしょう。
海外からは国内で珍しい商品を仕入れることが可能なので価格競争にならないぶん、値引きしない分だけ利益が得やすかったり、また同じ商品であっても海外から仕入れたほうが安い場合もあります。
海外サイトから仕入れるデメリット
デメリットは、配送期間が長い、関税の発生、商品の品質が一定ではないことでしょう。
配送は数週間かかることも珍しくなく、商品の品質も数量違いや不良品が発生することもあり得ます。
関税は商品代金以外に、保険料・送料の諸経費も課税対象額になります。
また、家電は規格が異なる場合があるので注意しましょう。
まとめ
ネットショップの仕入れには、ネット経由がおすすめです。
仕入れる前に事前の調査にもネットの仕入れサイトを活用することが重要です。
どんな商品が売れ筋か、差別化はできそうか、どこなら安価に仕入れることができるか、しっかりチェックしましょう。
国内の仕入れサイトは品質面で安心感があるものの、海外の仕入れサイトの商品数・種類・価格などのメリットも見逃せません。
自身が思い描いているネットショップを目指すために、上手に仕入れサイトを活用しましょう。