Amazon 出品 これから売上拡大させる重要ポイント6

モール運営ノウハウ

Amazon(アマゾン)といえば楽天市場、Yahoo!といった日本のEC市場の一角であり、その分新規出品者が後を絶ちませんが、その分先行している競合店と比べると、新規としての後発者はなかなか売上を伸ばしにくいところがあります。

例えば新規商品は行ったがなかなか売れない、出品したいけど、どのように売り出してよいか分からない、新規出品を行ったものの、検索結果では多くの商品に埋もれてしまい売上がなかなか拡大しないといった悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。

今回はAmazon(アマゾン)後発組でもしっかりと売上が伸ばせる店舗にするための対策ポイントについて解説いたします。

Amazon(アマゾン)新規出品者がまず最初にやっておくべきこと

 

Amazon(アマゾン)新規出品者が最初にやっておくべきことは以下3つあります。

  • FBAまたはマケプレプライムを利用してprimeマークをつける
  • 商品ページの準備をした状態で新規出品を行う
  • カートBOXを取得する

上記のポイントを満たすことができれば、Amazon(アマゾン)新規出品者でも確実に売上を伸ばすことができます。

 

Amazon(アマゾン)新規出品で売り上げを拡大するためのポイント

 

1.FBA出荷に登録して出品する

FBAとは「fulfillment by Amazon」の略であり、Amazon(アマゾン)が注文処理、配送、返品対応を代行してくれるサービスです。

出品者はAmazon(アマゾン)の倉庫へ出品のみを行えば、あとは自動的に配送までを行ってくれる便利なシステムです。

FBA利用のユーザー側の大きなメリットとして配送スピードの速さが挙げられます。

また出品者側のメリットとしては、在庫を持たなくてもよい点は大きく、在庫管理の業務をAmazon(アマゾン)に丸投げし、その空いた工数で品質や顧客対応の質を向上させ、商品およびショップの評価をあげるのも良いでしょう。

2.FBA出荷ができなくてもマケプレプライムを利用し出品する

FBA出荷ができない・商品がFBAに該当しない場合でも、自社発送商品に「primeマーク」をつけることができます。それが「マケプレプライム」と言います。

「マケプレプライム」には参加基準がありこの基準をクリアすると、FBAと同等の配送品質であると認められ「primeマーク」をつけることが許されます。

当然Amazon(アマゾン)新規出品者にとっては比較的ハードルが高いかもしれませんが、配送料のコントロールや顧客対応の質の向上もできるため、本腰を入れて対策を行いたい企業様におすすめです。 

3.オリジナル商品で1からページ作成して出品する

Amazon(アマゾン)では他のモールとは異なり、店舗毎ではなく商品毎にページが作成されています。例えば、売りたい商品がすでにAmazon(アマゾン)内に存在する場合は、そのページに対して相乗り出品することとなります。

相乗り出品では、価格競争に巻き込まれて思ったような利益が出ないなど、同じ商品で同時に出品している競合に埋もれてしまう可能性があります。

こういったリスクを避けるため、オリジナル商品として1からページを作成して出品することをおすすめします。

オリジナル商品として出品することで、後述するカートBOXを獲得できる他、競合が相乗り出品できない状態を作れます。

オリジナル商品で出品するまでの大まかな流れは以下のとおりです。

  1. 大口出品への切り替え
  2. JANコードの取得
  3. カテゴリ申請
  4. 商品画像の準備

4.Amazon(アマゾン)カートBOX対策をする

Amazon(アマゾン)では1つの商品に対して複数の出品者が相乗り販売していますが、商品画像と併せて「カートに入れる」ボタンがついた商品ページを持てる出品者は1人のみです。この状態を、カートBOXを取得すると言います。残りの相乗り出品者は他の出品者として下層ページにまとめられてしまいます。ほとんどのユーザーがカートBOXを取得している出品者から商品を購入するため、カートBOXを取得することは大変重要な対策といえます。カートBOXの獲得条件で特に重要とされているのが、以下の3つです。

  • 販売価格
  • 在庫状況
  • 配送スピード

販売価格については、最安値付近に設定しておけばカートBOXを取得できる可能性が高まりますが、必ずしも最安値でないと獲得できないわけではないので、配送料とのバランスを加味しながら慎重に料金の設定しましょう。

在庫状況では、常に在庫がある状態を維持する必要がありますので、在庫を切らすことが無いように管理を行いましょう。

配送スピードについては、基本的にはFBAの利用を視野に入れましょう。

もし難しい場合でも、マケプレプライムの導入を行い、primeマークをつけた状態で出品することをおすすめします。

これらの条件を満たして、Amazon(アマゾン)のカートBOX取得の対策を行いましょう。

5.最安値の割引商品を出品する

Amazon(アマゾン)で買い物をする大きな理由の1つとして、通常よりも安く買い物ができる点が挙げられます。実際に、Amazon(アマゾン)で商品を探してみると、通常価格のところに線が引かれ、◯%OFFの文字と伴に割引後の価格が表示されている商品が多数存在します。

ユーザーにとってこの割引表示の訴求力は非常に高く、購買転換率の向上に役立ちます。

6.分かりやすい店舗名に変更する

自分がどんな商品を販売しているのか、覚えやすい店舗名にすることでリピート率や転換率の向上も見込めます。

商品ジャンルが定まっている方は「〇〇専門店△△」など記載するのも良いでしょう。

Amazon(アマゾン)の特徴としてリピート率が低い傾向にありますが、一度購入したことがあるお店と始めて購入するお店では、一度購入した事があるお店を選ぶ心理が働く為、覚えやすい店舗名にすることは大事です。

 

まとめ

 

今回はAmazon(アマゾン)後発者でも売上をあげられる方法をまとめました。

こういった施策は十分に取れていない店舗様も多いので、もし自店舗が出店に悩んでいるのであれば、競合店の対応を調査するのも良いでしょう。

Amazon(アマゾン)に出店したばかりで売り方が分からない、人手が足りないといった店舗様がおられましたら、ぜひサヴァリへご相談くださいませ。

 

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