5G時代を生き抜く、効果的な動画運用とは?

動画

2020年春に、いよいよ5G(第五世代移動通信システム)の実用化が始まります。現在の4Gでは長時間の動画視聴はバッテリーの減少に繋がったりデータ通信制限で動画の視聴が妨げられやすいですが、5Gの圧倒的な高速通信によりそうしたトラブルのほぼすべてが解消されます。
5Gの恩恵をダイレクトに受けるのが「動画」です。5Gの到来で動画コンテンツの勢いはより一層加速すると言われます。
今回は、来たる5Gの実用に合わせた動画運用の利点と今後を解説します。

 

EC×動画の相乗効果が売り上げを加速する

 

実店舗で商品を確認出来ない弱みを補う

 

今でこそネットショッピングは当たり前に行われていますが、それでも、まだまだ“実物をチェックして購入できる”実店舗の魅力には敵いません。その弱点を補えるのが動画です。
動画を使うことで商品を360度色々な角度から紹介出来るので、顧客のイメージの差異やアピール漏れも起こりにくくなります。

 

動画は見てもらいやすい

 

単純に動画は文章や写真よりも情報量が多く、短時間で色々な情報を盛り込めるので、ユーザーにも見ていて“面白い”と思ってもらいやすいです。
また、動画は文章と違ってそこまで頭を使う必要がなく、ながら視聴もされやすいので、再生後の離脱者が少ない傾向にあります。

 

How-to講座、組み立て方が伝えられる

 

特に組み立て家具やDIY家具などは、動画が力を発揮します。組み立て手順の動画があるのとないのとでは顧客に対する親切さが違うので、組み立て家具の多いIKEAなどは早期の段階から積極的に取り入れています。
他にも、ファッション系であれば商品を使ったコーディネート動画、コスメであれば使用方法やメイクアップ動画があると、購入意欲の促進に繋がるだけでなく購入後のサポートにもなるので、顧客満足度も高くなりやすいですね。

 

動画はSEOで上位になりやすい

 

動画を入れたWebページと入れていないWebページでは、動画を入れたWebページが検索上位にきやすい、というデータはご存知でしょうか?
具体的な仕組みは諸説ありますが、GoogleがSEO検索で上位にあげる基準点が「ユーザーにとって魅力的な情報かどうか」がカギとなっているため、情報量の多い動画コンテンツがサイト内に存在すること、画像や文章のほかに動画という複数のコンテンツが盛り込まれていることが、質の高いページと認識して貰える理由の一つではないかと考えられます。

このように無限にリーチを広げやすい動画コンテンツですが、EC以外の動画運用も、5Gの到来に合わせて変化が起きることは明確です。

 

ブランディング動画の今後

 

商品を通した企業のブランドとしての魅力をアピールできるので、顧客に対して理解の先の共感を得られます。4GまではWebサイトに動画を載せると重くなってしまいがちでしたが、今後その弱点がなくなるため、積極的にブランディング動画を扱う企業が増えてくるでしょう。

今でこそ導入している企業が少ないので差別化をしやすいブランディング動画ですが、5G以降は動画が身近な存在となり今以上に扱う企業が増えてくると予見されます。
その中から差別化を図るには、魅力的で類を見ない、オリジナリティ溢れる動画コンテンツが必要になります。

 

BtoB向けの動画の今後

 

BtoBサービスであっても、購買プロセスは一般顧客と変わらないと言われており、BtoCと同様の動画プロモーションが必要不可欠です。

興味深い事例で言えば、サイバーエージェントなどのIT企業を始め、三井住友カードなども新卒採用に動画を取り入れています。会社説明会を動画で済ませることで、わざわざ遠方からスーツで足を運ぶ大学生の無駄を省き効率化を図っています。

 

まとめ

 

インターネットの誕生、インターネット⇒スマートフォンへのユーザーの変化など、いつの時代もテクノロジーによって人々の生活は変容しています。乱立するEC業界から勝ち抜くには人々の動向を注意深くチェックし、テクノロジーの波に乗ることが重要です。

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