「Google砲」と言うキーワードをご存じでしょうか?
ECであれブログであれ、WEBを生業にしている方にとっては、自社サイトのアクセスアッ
プとして非常に重要なキーワードです。
Google砲を狙うとそうでないとでは流入数が大きく変わりますので、ぜひ初見の方に対し
ての解説も含めて、まとめてみたいと思います。
Google砲とは
「Google Chrome」または「Googleアプリ」を開くことで、Discoverなどユーザーに合わ
せたオススメ記事が表示されるのを見たことがあると思われますが、このオススメ記事に載
ることで短時間でアクセス数が急増する状態=バズることを「Google砲」といいます。
なお「Google砲」は正式名称ではなく俗称なので、ご注意ください。
Yahoo!砲という、Yahoo!ニュースでサイトや記事が紹介、そのリンク経由でアクセスする
人が急増する現象や、Twitter砲などがありますが、基本的にはGoogle砲と同様の表現と
思っていただいて差し支えありません。
Google砲が発生するとどうなるか
Google砲を受けるメリットとは、莫大なトラフィックの恩恵に預かれることです。
ほんの3日間で2万PVを獲得できたような事例もありますが、こういったサイトは大手かと
いえばそうではなく、1ページしかないサイトでも狙っていけ恩恵を受けられる可能性があ
るということです。
後述するポイントをもとにGoogle砲を狙っていきましょう。
Google砲を受けたかの確認方法
Googleアプリを開き、オススメ記事を見ることで確認ができます。
※iPhoneの場合はアプリのダウンロード必要あり。
ただし、ユーザーごとにオススメ記事が異なる場合もあり、確認でき
その場合はGoogleAnalyticsのPV参照元から「discover.google.com」を確認できれば、
Google砲を受けられたことが判明しますので、ぜひ確認してみましょう。
Google砲を発生させるポイント
Google砲を受けるための条件は明記されていませんが、Google公式ヘルプや、これまで
Google砲を受けた方の推察をもとにした共通点としては下記ポイントが挙げられます。
・SNSなどで拡散される
・ユーザーの関心を引くと思われる内容のコンテンツを投稿する
・サイト構成や見出しなど情報のまとめ方が整頓されている
・特別なタグや構造化データは必要ない
・特定のジャンルで評価されている
・Googleにインデックス済
・AMP対応が完了
・Googleニュースのコンテンツポリシーを満たしている
・コンテンツに高画質で大きい画像を使用する(1,200ピクセル以上)
・高画質画像を表示する許可をGoogleに伝える
※Googleのオプトインプログラムへの参加を申し込むとありますが、必須ではないようです。
他にも様々な要因が絡んでいますが、一概にコレだ!と言えるものはありませんので、まず
は上記を満たせるよう内容を作り上げていきましょう。
Google砲に関する誤解
ニッチな記事を書きまくってしまう
特定ジャンルで評価される」ということからニッチな記事でないとGoogle砲は発動しな
いと思われがちですが、どんな記事でもGoogle砲が発動するケースがあります。
ニッチなテーマを探すこと自体よりも、いかに自分が興味を持ったことを掘り下げられる
か、その構成力を考慮したほうが良いでしょう。
文字数が大きく影響している
内容が濃いものほど文字数が多くなるのであって、ただ単に文字数を大きく増やしても、内
容が薄く伸ばしたものは評価を受けられません。
したがって、文字数を細かく気にするぐらいなら内容の充実化=質を高めたほうがGoogle方
を受けられる確率が高まるでしょう。
SNSでのシェア数が影響している
SNSのシェアは直接的には影響しませんが、シェア数が多いほど短期間の大量アクセスは
発生しやすいため、間接的にはGoogle砲の発動に影響しています。
ただしSNSでシェアされていなくても、別の流入経路で短期間の大量アクセスが発生して
いれば、Google砲は発動しますので、シェア数にこだわらなくても良いでしょう。
まとめ
Google砲が起きればアクセスが増えるので、アドセンスやアフィリエイト恩恵が大きいで
すが、それだけでなくSNSアカウントのフォロー、メルマガ、LINE@登録など誘導を行
い、フォロワーへ新しい記事を書いた時にすぐに届けられるようになり、変動しやすい
SEOへの依存度を減らして安定的に持っていくことが可能となります。
もちろん物販、オンラインサロン、コンサルティングなどによって継続的にマネタイズする
ことも可能になるので、アフィリエイトにこだわらず大きな視点を持つことも大事でしょ
う。
サヴァリではこういったGoogle砲についての研究も続け、サイトへのトラフィック増大を
図っておりますので、ご興味を持たれた方はぜひご相談くださいませ。