ECサイトをオープンソースで作れる!?EC-CUBEの機能やメリット・デメリットを解説!

ネットショップ開業

ECサイトを作る際、楽天・Amazon・yahooなどショッピングモールを始め、Makeshop、BASEなど自社サイトを作る方法があります。

今回はECサイトをオープンソースで作れるEC-CUBEについてまとめてみたいと思います。

EC-CUBEとは

EC-CUBEとは、株式会社イーシーキューブが提供する、オープンソース型のEC構築パッケージで、EC-CUBEを導入してECサイトを運営しているショップは全国に35,000店舗以上あります。

EC-CUBEは無料でダウンロードができるだけでなく、ソースコードも自由にカスタマイズができます。そして、ECサイトを運営するのに必要な標準機能は全てそろっているので、すぐECサイトを開店し運営することができます。

標準機能は一通り揃っていながらダウンロード無料。

そして、ショッピングモールやASP型の特徴である安価であるところや独自開発の拡張性が高いという両方のメリットを備えています。

そのため、小規模~大規模サイトまで、幅広いEC事業者様にご利用いただけるEC構築パッケージですが、プログラミングスキル、デザインスキル、マーケティングスキルなどの技術が必要なので、こういった技術を持っていない場合、ECサイト制作代理店などに頼むことになるため、結果費用が発生することになりますのでご注意ください。

EC-CUBEの機能

EC-CUBEの機能は、以下4つの分野ごとに機能が分類されています。

  • 構築・デザイン
  • カート・会員機能
  • 商品管理
  • 店舗管理

ECサイトの構築や運営に必要な機能はすべて標準でそなわっています。
標準機能以外にも、拡張プラグイン>が350種類以上あり充実しています。
標準機能だけでなく、拡張性も高い点はEC-CUBEの特徴だといえます。

「構築・デザイン」機能

オリジナルのデザインテンプレートの作成や、購入したテンプレートの導入が行えます。

また各ページのコード編集が行えるため、マイページ・カート周り・お問合せページまで編集可能です。

レスポンシブ対応も対応しており、オーナーズストアにて購入可能な350種類以上のプラグインによる拡張機能の追加が行えますのでカスタマイズ性も高いです。

「カート・会員機能」機能

お買い物時に配送時間の指定を行う機能やお買い物時に登録したお届け先とは、別のお届け先の指定を行う機能が備わっています。

また、お買い物時にポイント付与・消費して購入する機能や各商品をお気に入り登録する機能も備わっています。

「商品管理」機能

複数の商品画像をアップロード、登録が行えます。

商品の規格(サイズ・重量・種類etc)を追加/編集が行ったり、商品データのCSV出力/登録での一括が行えます。

「店舗管理」機能

管理画面から現在の受注・売上の状態を確認して分析したり、電話やFAXで発生した受注情報の登録ができます。また、顧客毎に複数のお届け先を管理することができるので幅広く活躍できるでしょう。

さらにポイント付与率の設定/商品ごとポイント付与率設定ができるので、リピートに繋げられます。

EC-CUBEのメリット

誰でも無料でダウンロード・利用・改変ができることでしょう。

ECサイトに必要な機能が標準でそろっているので、すぐに開店することが可能です。

また、拡張プラグインが豊富なため、拡張性が高く、そのため他で機能拡張のためのツールを探す必要はなく、EC-CUBE内ですべて解決ができます。

また決済サービスも機能同様にEC-CUBEと連携しているサービスが多いのは嬉しいところです。

 

EC-CUBEのデメリット

プログラミングの知識がないと、ECサイト構築やカスタマイズが難しいことが一番のデメリットでしょう。

また、楽天など大手モールと違い、集客対策は自社で行わねばならず、その分時間・コストも掛かります。もし自社に集客ノウハウがない場合も、外注したりする場合があるので、何かと費用は発生することを覚えておきましょう。 

EC-CUBE(ダウンロード版)の導入方法

EC-CUBE(ダウンロード版)を導入し、ECサイトを公開するまでのフローは以下のとおりです。

プラグインやデザインテンプレートを利用することで、効率良く導入することができます。

流れを見ると容易に見えますが、実際は細々した箇所もありますので、プログラマーと相談しなから進めていくと良いでしょう。

EC-CUBE(ダウンロード版)の導入フロー

1.デモサイトで、フロント画面と管理画面の動作確認を行う
2.EC-CUBEに対応しているサーバーを用意する
3.EC-CUBEをダウンロードする
4.EC-CUBEをサーバーへインストールする
5.決済手段を導入する
6.基本情報を管理画面に入力する
7.デザインや機能などのカスタマイズを行う
8.動作確認を行う
9.ECサイトを公開する

 

まとめ

EC-CUBEの使い方や機能についてご紹介しました。

EC-CUBEは、サーバー代を除けば、無料でダウンロード・改変ができる自由度の高いカートシステムです。豊富な機能数や高いカスタマイズ性を求めるEC事業者様におすすめです。

EC-CUBEでEC構築していいのか迷われた方はぜひサヴァリへお問い合わせくださいませ。

 

この記事を書いた人

大山悠帆

ECマーケティング事業部マネージャー コンサルタント/コンテンツ編集担当/通販エキスパート資格

元システムエンジニア。BtoBからBtoC案件、動画制作スタッフとしてクライアントの売上改善や業務改善をサポート。
社内では営業改善、マーケティングを担当。多くのスキルと幅広い経験を活用してWEB業界に従事。
様々なジャンルにチャレンジしています。

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