今年も残りわずかとなりましたが、店舗様のオンラインショップは年末年始の対策はお済みでしょうか?
実店舗では大晦日・元日は休業であっても、オンラインショップでは24時間営業しており、日時を問わず注文が入ります。
店舗様の販売内容・業務形態によっては年末年始を問わず受付しているところもあり、そういった店舗様は都度対応の必要もあるでしょうが、今回は年末年始は休業としている店舗様をターゲットに漏れがちな年末年始について、主なECショップを中心にまとめたいと思います。
全店舗共通事項
サイトのTOPや共通項目、自動受注メールなどには年末年始休業の期間を告知しましょう。
その際は下記を簡潔にまとめることをオススメいたします。
• 休業期間
• 年内最終注文受付日時
• 新年からの対応可能日
• 休業に関する文言
こういった内容を事前に早めに掲載することで、お客様は年末年始の不安を和らげられます。
楽天店舗は長期休業告知を
楽天に関しては、下記の設定を行いましょう。
•長期休暇の告知
•共通説明文(大)のテンプレート設定
•配送日時設定
•スマートフォンの商品ページ設定・カテゴリページ設定に告知
長期休業の告知は必ず行う
長期休暇の告知を設定することで、注文画面に休業の告知を表示することができます。
サイトのTOPや共通項目で告知を掲載してもお客様が見逃す可能性はありますので、こういった再三に渡る注意喚起は必須になります。
注意しすぎるということはないので、必ず設定しましょう。
共通説明文(大)のテンプレート設定やスマホにも告知分は掲載する
これらも意外と見落としがちですが、休業の告知するには欠かせない場所です。
特にお客様の楽天のスマホ利用率はPCよりも多い傾向にあるため、文章やバナーなど設定できる箇所にはすべて設定を行い、お客様の休業日見落としを少しでも防ぎましょう。
納期情報を年末年始の休業日に合わせて修正
納期情報の設定は、そのままお届け日指定にもつながります。
納期が通常通りのままであると、せっかくサイトに休業告知などを記載しても、注文はいつもどおりと言う形になりますので、場合によってはクレームにも繋がりかねず、休業期間に対応必要を迫られることがあります
配送日時設定を行い、お届け遅延が発生しないよう気をつけてください。
Yahoo!ショップ店舗も長期休業告知は行う
YAHOOはTOPなどの休業告知以外にも、カート設定メッセージ追加して店舗様からのメッセージを表示する必要がありますが、これは楽天で言う長期休暇のお知らせと同様の機能なので、お知らせ漏れが発生しないよう確認しましょう。
また、TOPのスマホ画面にも休業を設定する箇所はありますので、PCだけではなくこちらも漏れないよう気をつけましょう。
カレンダー機能やお知らせ表示機能を使用している店舗様は多々おられると思いますので、こちらもシッカリ休業日の告知を記載してください。
Amazonの長期休業の設定について
楽天、Yahoo!はモールの設定を操作することで休業対応できるのですが、Amazonの場合は少し複雑です。
Amazonの場合は主に下記2点の対応が必要になります。
• 情報・ポリシーに年末年始を追加
• 納期情報を年末年始に修正
情報・ポリシーに年末年始を追加
AmazonはTOPページというものがないため、情報・ポリシーに年末年始休業のことを書く必要があります。
休業期間や対応についてシッカリ記入しましょう。
納期情報を年末年始に修正
店舗様によっては、Amazonのなかでは一番複雑と言えるかもしれません。
販売数が少ない店舗様であれば問題はないですが、カタログ品番など販売している店舗様にとっては、非常に煩雑といえます。
Amazonで登録している商品のデータはダウンロードできますが、楽天・Yahoo!と違い、すべての登録内容をダウンロードすることはできません。
初期の商品登録時にあらかじめ設定をまとめていればよいのですが、そうでない場合、例えば個別にお届け日数を記載しているのであれば、書き換え前に手入力でお届日数を把握するなどバックアップが必要となります。
また、txtデータなどEXCELなどを使ってデータを編集・アップロードする必要があり、このことが拍車をかけています。
Amazonはお届け遅延がそのまま店舗評価になり、カート表示が低下する=売上が低下する可能性が高くなります。
配送遅延にはくれぐれもご注意ください。
まとめ
上記に掲載したことは、最低限必要な設定です。
販売数が少ない店舗様であれば問題はないですが、カタログ品番など販売している店舗様にとっては、非常に煩雑といえます。
ショップモールによって当然対応する内容も変わりますので、対応内容については都度確認してください。
また、細かい諸々の設定も店舗様によっては必要となりますが、基本はお客様に不安を与えないことですので、各自店で見直してください。
サヴァリではこういった年末年始に関する注意喚起や不具合対応の方法も熟知しておりますので、ご不安を持たれる方は一度弊社にご相談くださいませ。