あなたが、もしオリジナルTシャツを販売するなら、
どんな言葉をプリントして販売しますか?
今回ゲスト、株式会社太陽 片岡氏の会社は、俺流総本家 三代目家元として、
おもしろTシャツを販売しています。
元々は型番商品で年商15億程度を販売していたが、大手との価格の
叩き合いに疲れ、業務の1つとして行っていたプリント事業を注力へ。
片岡氏にセルフブランディングからどのように商品開発へ落とし込んでいるのか?
ご状況をきいてみました!
▽ 『なぜ、おもしろTシャツを販売しているのか?』
好きの反対は、嫌いではなく、無反応だと思っていて、
やっぱり覚えてもらわないといけないと考えています。
『ランチェスター戦略』の尖ったモノというのは、
好きか嫌いかは別として記憶に残るというところがあります。
そのため、文字のTシャツで尖ったところ狙っていて、
たとえば、キャッチコピーとして、
”ティッシュの数だけ夢がある”
”騙されても恋は恋” などがあります。
▽ 『どうやって、尖ったコピーが思いつくのか?』
生活の中で常に考えていてメモをとっている。
たとえば、会話の中で誰かが発した言葉さえもメモして、
どんなものでもそれをカタチにしているところが、
尖っている人たちに刺さっていると思う。
▽ 『おもしろTシャツ販売のご状況は?』
運用上のメリットは、プリントTシャツは画像の合成なので、
サンプルを作る必要がなく、受注生産で在庫を持たなくてもよい。
戦略としてはロングテール販売で、一人に買ってもらえれば良いで
やっていて、今までの積み重ねで現在1万アイテムほどある。
誰が着るのか?という疑問もあったが、放送禁止用語の
”夢と○○○は大きい方がいい”のTシャツが当たり、累計2,000枚売れた。
悩みとして、商品を認知させるために拡散させるのがかなり大変で、
以前、amazonでキャッチコピーがアダルト判定されたことがある。
facebook広告も利用しているがTシャツの文字がNG判定され、
しょっちゅう止まってしまう。
このほかにも盛りだくさん、放送禁止(だろう)用語を連発しております!
この動画を視聴することで、
ビジネスにおいて、尖り続けることによって得られる効果がわかります。
それでは、片岡氏流、『セルフブランディングによる商品開発』、ぜひお楽しみください!
「ECの未来」episode56 ポイント
常に商品づくりのアンテナを張る
~第56回 ゲスト~
片岡 正徳(カタオカ マサノリ) 氏
俺流総本家 三代目家元
元々は型番商品で年商15億程度を販売していたが、大手との型番商品の価格の叩き合いに疲れ、業務の1つとして行っていたプリント事業へ注力。
ランチェスター戦略の本を読み、
【ネットは尖りまくれば勝てる】と思い込み、キャバクラでフラれた人生観や、己の欲望を文字Tシャツにして販売。
近年は年間で約10万枚を販売し、当初はモテない男を演じていたが、本当にモテない男の代表として君臨してしまった。
ちなみに初代から当人だが、三代目を付けるとモテそうなので勝手に二代目をすっ飛ばし三代目を継承。
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ)氏
株式会社柳田織物
代表取締役
1971年4月生まれ。
1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。
1999年退社し(株)柳田織物に入社。
2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。
2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。
2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。
2013年4月代表取締役に就任。
2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。
EC4店舗を運営。