もし、人材募集に、”パンチパーマ優遇!” と記載されていたら、
なにかアンダーグランド的なお仕事なのかな?って思っちゃいますよね?
今回ゲストの長山氏は、株式会社ネットショップ総研の創業者です。バイアウト後、
WEBマーケティング専門家としての活動の傍ら農業法人を経営し、1次生産者の
現状を知るEC運営者です。
■長山氏に農業経営のご状況をきいてみました
▽ 『人材募集について』
就農者を増やすと考えた時、属性としてどこがマッチングとして合うか考えた。
農業者募集と書いてもまず来ないので、それなりの基礎体力、気合、根性を考える
といわゆる元ヤンキーの方が良いのでは?との発想から募集を開始した。
その結果、相当の申込が来た。例えば、〇走族、一つの団体ごととか。
”元” 〇走族の方が前提なので、現役の方はお断りしてその中から厳選させていただいた。
実際に働いてもらったところ、指示に対して的確に遂行してくれるのでとても助かっている。
▽ 『どのように記載すると、そういう人からの申込が来るのか?』
ストレートに”元ヤンキー募集!”、”パンチパーマ優遇!”と記載。
その理由は、そうするとメディアが食いつくだろうとの算段があり、
実際に取り上げられ認知されはじめた。AbembaTVにも取り上げられた。
▽ 『農地が17ヘクタールもあるので結構な生産量ができるが消化できているか?』
販路の確保は事業を取り組むときの一番重要なファクターとして考えていたため、
作り過ぎてしまうことはまずない。
今まで農業はプロダクトアウトの概念が強かった。
改善するポイントの一つとして農業生産者とは別の取り組みもしている。
たとえば、メタル音楽の活動をしていて良い評価もいただき、
一部上場の企業さんからも社歌をメタル音楽で作ってほしいという
オファーは結構もらう。(鉄鋼会社でメタル繋がり)
その企業さんがリリースしてくれて、それがダウンロードされるのも割と大きな
収益源になっている。
また農業法人としてはあり得ないが、LPをつくってグッズの販売している。
このようなさまざまな取り組みを業界内外から見てもらって、業界が盛り上がって
欲しいと考えているそうです。
そのほかにもマーケティング、ブランディングについて盛りだくさん公開しています!
この動画を視聴することで、いかに”どう売るか”への発想転換ができるはずです。
それでは、長山氏流『農業のマーケティング戦略』、ぜひお楽しみください!
「ECの未来」episode53 ポイント
どう売るか業界内外へ視野や発想を広げる
~第53回 ゲスト~
長山 衛(ナガヤマ マモル)氏
株式会社ネットショップ総研 創業者
食品EC戦略・デザイン・広報戦術を得意とし、過去15年でLP制作5000ページ以上経験。
累計250億円以上の売り上げ樹立。
著書に『食品ネットショップ10倍売るための教科書』(日本実業出版)。
バイアウト後、WEBマーケティング専門家の活動の傍ら、農業法人を経営し、1次生産者の現状を知るEC運営者。
また散弾銃専門の猟師兼、世界で5人しかいない9弦ギタリストの1人。
さくら水産他、企業テーマソングを作詞作曲する、メタルバンド「オリンポス16闘神」リーダー
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ)氏
株式会社柳田織物
代表取締役
1971年4月生まれ。
1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。
1999年退社し(株)柳田織物に入社。
2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。
2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。
2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。
2013年4月代表取締役に就任。
2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。
EC4店舗を運営。