ネットショップ運営するなら、モール派?自社派?どちらでしょうか?
もしくは両方?でしょうか?
これについては、貴社の販売戦略によって考え方が別れるかと思います。
今回ゲスト、株式会社ビームテック 吉田氏の会社は、LED照明の普及をミッション
とする中で、”安くても使える”をコンセプトにPB商品を販売しています。
オフラインとオンラインを結ぶ営業手法で、大手ECプラットフォームでLEDシェアNo1に
まで拡大しております。
■吉田氏に、B to B販売のご状況をきいてみました
▽ 『プラットフォームとB to Bは結びつかないような感じがするのですが?』
集客方法として、まずは法人に売り込むのではなく、一般ユーザーをしっかり
取り込んでから、その一般ユーザーが法人の購買担当の場合、
”会社にもどうですか?”というアプローチをメルマガなどを使って後追いして
裾野を広げています。
▽ 『プラットフォームとコンテンツは相性が悪い気がするが?』
まず、コンテンツで一般ユーザーに来てもらう。そして、そのコンテンツの中で、
”楽天、ヤフー、amazonで買えてポイントも付きますよ”などメリットの訴求をして、
プラットフォームに送客をしている。
クーポンだと販売価格の割引なので、担当者自身のメリットがあまりないため、
購入者にメリットがあるポイント訴求にしてコンテンツをつくっている。
▽ 『中小企業であるがゆえに認知させるために何かしていますか?』
たとえば、居酒屋に卸している工事の業者さんなどに直接営業している。
購入は、楽天、ヤフー、Amazonなど、既にもっているプラットフォームのアカウントで
購入いただく。与信も含めてスピーディーに対応できる。
また、Google検索で上位表示するにも楽天には勝てないので、
広告費を自社ドメインには掛けず、楽天に出品している商品の露出を任せて、
自社ではコンテンツでお客様の情報を落とし込みながら集客に力を入れている。
プラットフォームのアルゴリズムにのせて上位表示されてくると一般ユーザーにも
認知されるので、一般ユーザーに紛れた法人の方が購入してくれ、
会社の売上の大半を占めていくれているとのことです。
このほかにも盛りだくさんBtoB戦略を公開しています!
この動画を視聴することで、モールで広告費を使わず集客する方法が理解できるはずです。
それでは、吉田氏流『モールを活用したB to B 販売戦略』、ぜひお楽しみください!
「ECの未来」episode54 ポイント
まずは一般ユーザーとして取り込む
~第54回 ゲスト~
吉田 甚一朗(ヨシダ ジンイチロウ) 氏
株式会社ビームテック
取締役 営業統括部長
大学在学中にヤフーオークションにハマり、学生ながら月100万円以上の売り上げを出した事をきっかけにネットショップ販売に可能性を見出す。
LED照明の普及をミッションとする中で、
大手の高額なLEDでは普及に時間がかかると考え、安くても使える!
をコンセプトにしたPBを立ち上げる。
オフラインとオンラインを結ぶ営業手法で、大手ECプラットフォームでLEDシェアNo1にまで拡大。
ユーザー目線を徹底研究する事で、他には無いアプローチやクロージング手法をECに取り込んでいく事が趣味。
~ECの未来 チャンネルMC~
柳田 敏正(ヤナギダ トシマサ)氏
株式会社柳田織物
代表取締役
1971年4月生まれ。
1994年法政大学卒業後、(株)バーニーズジャパン入社、横浜店にてメンズ全般の接客に従事。
1999年退社し(株)柳田織物に入社。
2002年オリジナルのシャツを販売する自社ECサイト「ozie」を開設し、BtoCへ進出。
2011年にOSMC(オンラインショップマスターズクラブ)最優秀実践者賞受賞。
2012年第4回エビス大賞 大賞受賞。
2013年4月代表取締役に就任。
2014年、六本木一丁目にショールームをオープン。
EC4店舗を運営。