【ECの未来®NEWS】PayPayアプリ内でYahoo!ショッピングでの買い物が可能に!2024/2/16-2/22

「ECの未来ニュース」2024年2月16日から2月22日まで

2024年2月16日から2月22日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供でお送りしています。

ご紹介するニュースは次の5つです。
1、PayPayアプリ内でYahoo!ショッピングでの買い物が可能に
2、オンラインで最も買われている商品ジャンルとは?
3、ecbeingが2023年流通総額1兆円を突破
4、よく利用されているファッション通販サイトを発表
5、ジュンがEC向け画像生成AIツールを出品画像に活用

1.PayPayアプリ内でYahoo!ショッピングでの買い物が可能に
PayPay株式会社とLINEヤフー株式会社は2024年2月21日より、キャッシュレス決済サービス「PayPay」のアプリ内から「Yahoo!ショッピング」で取り扱う商品が購入できるミニアプリ「Yahoo!ショッピング for PayPayアプリ」の提供を開始しました。

これまで「PayPay」のユーザーは、「LOHACO」が取り扱う日用品に特化した「日用品モール」ミニアプリや、ファッションに特化した「ZOZOTOWN ヤフー店」ミニアプリから、食品や服など毎日の生活に必要な商品を、PayPayアプリ上で簡単に購入できました。今回、「Yahoo!ショッピング」が「PayPay」のミニアプリに新たに追加されたことにより、ユーザーは別のアプリやサイトに移動することなく、PayPayアプリ上で、家電や家具、スポーツ用品、玩具など、これまで以上に幅広い商品を購入できるようになります。

非常に多くのユーザーを抱えている「PayPay」のアプリ内でミニアプリが提供されたことにより、Yahoo!ショッピングに強力なアクセス源が加わったと言えるでしょう。

2. オンラインで最も買われている商品ジャンルとは?
ナイル株式会社が運営する「Appliv TOPICS」にて、15~69歳男女1,431人を対象に、オンラインショッピングに関する調査を実施しました。

1年以内にオンラインで購入した商品ジャンルを調査したところ、購入した商品TOP3は「衣類・アクセサリー」が73.0%、次いで「日用品」が68.7%、「書籍・雑誌」が66.6%でした。日常生活で利用頻度が高いものがよく購入されているようです。

オンラインで買い物をする際に最も重視するものは何か尋ねてみると、1位は「価格」で43.5%でした。2位が「品質」で17.9%、3位が「配送料」で7.7%となっており、オンラインショッピングでは品質以上に価格が決め手になっている人の方が多いことが分かります。

3.ecbeingが2023年流通総額1兆円を突破
株式会社ecbeing(イーシービーイング)は、EC構築プラットフォーム「ecbeing」の2023年の年間流通総額が1兆2,405億円であることを公開いたしました。

流通総額を増加させた最大の要因は受注規模の拡大です。2023年、ecbeingは店舗を持つアパレル業界をはじめとする様々な業界・業態の顧客のECサイト、また、モール型やネットスーパーなどの大規模なECサイトの構築を幅広く手掛けたとのことです。

また、法人間取引(BtoB)でのDX化が大きく進んだことも要因だと挙げていました。各業界において、従来アナログ方式で行われていた受注業務をECサイトに移行させるDX化の動きが多く見受けられます。そして、BtoC・BtoBともに、ecbeing導入企業の中で既存顧客のファン化に成功している企業が増えていることも大きく影響しているようです。

導入企業数が伸びたことが流通増加の最大の要因とのことですが、ecbeingの導入企業は1社1社の流通金額が高い特徴があるため、日々の運営において参考になる企業があるかもしれませんね。

4.よく利用されているファッション通販サイトを発表
株式会社しんげんが運営する主婦向けの情報メディア「SHUFUFU」は、「ファッション通販サイト」に関するアンケート調査を実施しました。主に利用するサイトを質問したところ、1位が「UNIQLO」で29.5%、2位が「ZOZOTOWN」で25.5%という結果になりました。

UNIQLOを選んだ理由として、実店舗での実物の確認のしやすさや、店舗に行かなくてもサイズ感をわかっていることが挙げられており、ファッション通販における実店舗の重要性が伺えます。

一方、2位のZOZOTOWNは価格の安さや豊富なアイテム数、出店企業が大手企業に限られていることによる安心感が挙げられており、モールならではの特徴と言える回答が挙げられていました。

5.ジュンがEC向け画像生成AIツールを出品画像に活用
株式会社ジュンは株式会社ELEMENTSが提供するファッションEC企業向け画像生成AIツール「SugeKae(スゲカエ)」を導入しました。ジュンはEC関連部署を中心に導入し、撮影や画像編集などの業務プロセスに生成AIを組み入れることで、業務効率化と販売機会の拡大につなげるようです。

これにより、商品画像における背景の変更や背景の白抜き、アイテムやカラーの変更などが行えるとのことです。

生成AIが組み込まれた新しいサービスが続々と増える中、業務を効率化できる事例が今後もどんどん出てきそうですね。

以上、ECの未来®NEWSでした。

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