星の数ほどあるネットショップで、オリジナリティ溢れる「売れるネットショップ」にするためには、商品だけでなく、ページのデザインも大きく関係してきます。
でも一体どういうデザインにしたら、利用者の多い、リーピーターの多い、売れるネットショップになるのか、悩んでらっしゃる方も多いようです。
今回は、売れるネットショップデザインのポイントについて見ていきましょう。
売れるネットショップを目指すにはデザインが重要!その理由は?
ネットショップにおけるデザインは、一体どのような役割を担っているのか考えたことがありますか?
実店舗を持たないネットショップにとってページのデザインというのは、言うなれば実店舗における外観であり内装であり、商品の配置の方法であると言えます。
デザインと聞くと、カッコいいとか、かわいいとか、シンプル、賑やか、というような、見た目の問題と捉えがちです。
もちろん、見た目のデザインも大切ですが、ネットショップデザインの一番のポイントは、利用者が買い物がしやすい場所を作ることです。見やすく分かりやすいレイアウトで、迷わず商品選びや購入をしやすくしてもらうデザインです。
商品の魅力が伝わり、商品をスムーズに購入することができる、「商品が売れる」という動線が考えられているデザインになっているかどうかが、売れるネットショップデザインを考える上で特に重要なポイントになります。
売れるネットショップデザインのポイントとは?
1つのネットショップの中にも多くのページが存在し、ユーザーがどのページから入ってくるのかは、検索などの違いにより異なってきます。
この時、ネットショップを訪れたお客様がお店に興味を持ってくれるかどうかは、スクロールせずに目に入ってくる「最初のページ=ファーストビュー」となります。
最もこだわるべきはこのページです。
あなたのネットショップのページを訪れ、もう一歩進んでくれるかどうかはこのファーストビューにかかっています。
まずはこのページにロゴ、店舗名を配置するのはもちろん、それぞれのページのメインとなる写真も、そのページに訪問したユーザーのニーズに合う、一番ユーザーが魅力を感じるような写真を設置するようにしましょう。
イチオシのキャンペーンなど、ユーザーにとってお得な情報があれば、それぞれのページに掲載するのも良いでしょう。
さまざまなパターンを試して、最も商品が売れるファーストビューを見つけていきましょう。
また、ショップ内のさまざまな商品やページを見てもらうために、商品説明の下部には関連商品やおすすめ商品のバナーを設置するよう心がけましょう。
その際、より効果的にリンク先のページに誘導させるために、人物の写真を使用するのもおすすめです。
人物の顔写真というのは視線誘導に効果的と言われています。
売れるネットショップデザインを考える・作る際の注意点・ポイントとは?
近年の傾向として間違いなく気をつけなければいけないのは、「スマホユーザー」への配慮です。
一昔前であれば、ネットショップへの訪問はパソコンからのアクセスが主流でしたが、現在ではスマートフォンからのアクセスが主流になりつつあります。
売れるネットショップを目指すのであれば、この、スマートフォンからネットショップへ来るお客様のことを考えたデザイン設計も重要になります。
業種によっても左右されますが、アパレル系のネットショップであれば、スマホユーザーをメインとしてショップのデザインを考えた方が良いでしょう。
スマホからネットショップへ訪問した際に、簡単にユーザーが求める商品ページへ誘導できる導線設計がなされているか、商品の購入がスムーズに行えるのかなどを、きちんと確認するようにしましょう。
自身のショップを訪れる人の、使用デバイスをはじめ、性別や年齢なども分析をし、メインユーザーに最適化したデザインを作りましょう。
以上、売れるネットショップのデザインを作るためのポイントを紹介しました。
デザインと一言で言っても奥深く、考えなければならないことは山ほどあります。
伝えたいことは山ほどあるのは承知の上ですが、ネットショップのデザインを考える上では、自分がユーザーの立場だったら、このデザインは見やすく使いやすいか、というような、客観的な視点を忘れないように、デザイン設計をしていきましょう。