PIMとは?商品情報を一元管理して業務効率とブランド力を高める方法を解説!

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企業が競争力を維持し、成長を続けるためには、効率的かつ効果的な情報管理が不可欠で、特に、商品情報を一元管理し、各部門やチャネルに正確かつ迅速に提供するための仕組みが求められています。

その答えとなるのが「PIM(プロダクト・インフォメーション・マネジメント)」です。

今回はPIMの概要とその導入メリット、導入すべき企業の特徴、そしてPIMを活用しない場合のデメリットやDAM(デジタルアセットマネジメント)との組み合わせによる相乗効果について詳しく解説します。

 

 

PIM(プロダクト・インフォメーション・マネジメント)とは

PIM(プロダクト・インフォメーション・マネジメント)とは、商品に関するあらゆる情報を一元管理するためのシステムで、商品の名称、説明、仕様、価格、画像、動画、マーケティング資料などが含まれます。

PIMはこれらの情報を一か所に集約し、正確かつ一貫性のあるデータを提供します。
これにより、企業は情報の信頼性を確保しながらも、マーケティング活動を迅速かつ効率的に行うことができます。

PIMの主な機能としては、ERPやPLMなど複数のソースから商品情報を一元管理し情報の一貫性を確保する「商品情報の統合管理」、データの正確性・完全性・一貫性を保持する「商品情報の品質管理」、商品情報の作成から承認、配布までのプロセスを自動化する「ワークフロー管理」、多言語での運用を可能にする「多言語対応」、そしてWeb、EC、カタログ、アプリなど複数チャネルへの情報配信を効率化する「マルチチャネル配信」などがあります。

 

PIM導入により得られる7つのメリット

PIMを導入すると、情報を一か所で確認・更新できるようになり、業務の効率化やミスの削減が期待できます。情報が分散していると重複や誤りが発生しやすく、顧客体験にも影響します。

PIMでデータを集約することで、カタログやECサイトの更新、資料作成などがスムーズになります。以下に、PIM導入による主な7つの利点をまとめました。

1. 商品情報をまとめて管理できる

商品名・価格・説明・画像などを一元管理でき、情報の分散やミスを防げます。正確なデータを維持しやすくなります。

2. 業務の効率が上がる

分散していた情報を集約することで、検索や更新が簡単になり、作業の手間が減ります。新商品対応もスピーディーになります。

3. 常に最新の情報を共有できる

リアルタイムで情報を更新でき、仕様や価格の変更にも即対応できます。ミスの防止にもつながります。

4. プロモーションの準備が早くなる

整理された情報があることで、カタログやWeb更新が迅速に進み、新商品の展開やキャンペーンの開始がスムーズになります。

5. ブランドの信頼感を高められる

どの販売チャネルでも統一された情報を提供できるため、ブランドの一貫性と信頼感が向上します。

6. 海外展開にも対応できる

各国向けにローカライズされた情報を効率よく管理・発信でき、グローバル対応がしやすくなります。

7. 従業員の働きやすさが向上する

必要な情報にすぐアクセスでき、作業時間が短縮されます。業務の負担が軽減し、満足度も高まります。

 

PIMを導入すべき企業

PIMの導入が効果的な企業には、いくつかの共通した特徴があります。

商品ラインナップが多様な企業

取り扱う商品数が多い企業では、それぞれの情報を正確に管理することが求められます。
PIMを導入することで、複雑な情報を整理しやすくなり、業務負担やヒューマンエラーを軽減できます。

新商品の投入やリニューアルが頻繁な企業

頻繁に商品を入れ替える業態では、スピーディーで正確な情報更新が不可欠です。
PIMは、情報収集から更新、配信までのプロセスを効率化し、リードタイムの短縮に貢献します。

グローバル展開を行っている企業

海外市場を視野に入れている企業では、多言語対応や国ごとの仕様変更に対応する必要があります。
PIMなら、各国の言語やローカル仕様に対応し、地域ごとに最適化された商品情報の提供が可能です。

オムニチャネル戦略を採用している企業

実店舗・ECサイト・カタログ・アプリなど、複数のチャネルを活用して販売している企業では、一貫性のある情報提供が鍵となります。
PIMを活用すれば、どのチャネルでも統一された情報を提供でき、顧客体験の向上につながります。

 

PIMを活用しない場合のデメリット

PIMを導入しないことで、以下のようなリスクが発生する可能性があります。

データの不整合と誤情報の増加

部署やチャネルごとに情報が個別管理されていると、内容のズレや誤情報が発生しやすくなります。
結果として、顧客への誤った情報提供やクレームの原因になることもあります。

業務の非効率化

商品情報の更新や確認に手間がかかり、業務が煩雑化します。
市場変化へのスピーディーな対応が難しくなり、機会損失につながる場合もあります。

顧客体験の低下

情報の一貫性が保たれていないと、顧客に混乱を与えたり、信頼を損ねたりする原因となります。
特にオンラインショッピングでは、正確な商品情報が求められます。

競争力の低下

市場投入までの時間が長引くことで、他社に後れを取る可能性が高まります。
また、リソースの分散により戦略的な活動へ注力しにくくなります。

 

DAM(デジタルアセットマネジメント)との組み合わせによる相乗効果

DAMとは、画像・動画・PDFなどのデジタルコンテンツを一元管理する仕組みです。
PIMとDAMを連携させることで、商品情報と関連アセットを統合的に管理することができ、制作業務の効率や精度が飛躍的に向上します。

例えば、ECサイトや販促用カタログを作成する際、必要な画像や動画をPIM上で即座に取得できることで、作業時間の短縮と品質向上を実現できます。
また、DAMによりコンテンツの再利用や多言語展開も容易になり、グローバル対応も強化されます。

PIMとDAMの連携により、情報とビジュアルの整合性が保たれるため、ブランドイメージの一貫性も確保され、顧客との信頼関係を構築しやすくなります。

まとめ

PIMは、企業にとって商品情報の管理を最適化し、業務の効率化やブランド価値の向上、グローバル対応の強化といった多くのメリットをもたらす重要なソリューションです。
また、DAMとの組み合わせにより、商品情報とデジタルコンテンツを統合的に活用できる体制が構築され、さらなる競争力強化につながります。

この記事を書いた人

大山悠帆

ECマーケティング事業部マネージャー コンサルタント/コンテンツ編集担当/通販エキスパート資格

元システムエンジニア。BtoBからBtoC案件、動画制作スタッフとしてクライアントの売上改善や業務改善をサポート。
社内では営業改善、マーケティングを担当。多くのスキルと幅広い経験を活用してWEB業界に従事。
様々なジャンルにチャレンジしています。

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