【ECの未来®NEWS】【SNS広告の購買行動調査】「買う予定はなかった」ユーザーは依然7割超え!2025/5/16-5/22

    1. 2025年5月16日から5月22日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。

本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1、ファッションEC必見!写真1枚で多視点・多様なシーン写真を生成
2、【SNS広告の購買行動調査】「買う予定はなかった」ユーザーは依然7割超え
3、「オンライン購買データ」活用した新広告ターゲティングを提供開始
4、人材育成プログラム「ECプロデューサー養成マスタークラス」、受講生募集
5、モノタロウ、新物流拠点の起工式を開催 — 生産性3倍の最新設備導入へ

1.ファッションEC必見!写真1枚で多視点・多様なシーン写真を生成
画像生成AI技術を開発するFotographer AI株式会社は、ファインチューニング不要で、1枚の入力画像から多視点・多様なシーンを高解像度で生成できるツールキット「ZenCtrl」をオープンソースで公開しました。ZenCtrlは、従来の画像生成AIが抱えていた「ファインチューニングの手間」「生成内容の制御の難しさ」といった課題を解決するツールキットです。入力画像を1枚用意するだけで、対象物やキャラクターを多視点・多様なシーンに高精度で生成可能です。Cannyなどの画像処理技術と独自の制御アルゴリズムにより、生成画像の一貫性と柔軟性を大幅に向上しました。広告制作やeコマース、インテリアデザイン、イラストレーションなど、幅広い用途での活用が期待されます。

2.【SNS広告の購買行動調査】「買う予定はなかった」ユーザーは依然7割超え
株式会社PRIZMAは、SNS広告で購入経験がある全国のZ世代、Y世代、X世代の方623人を対象に、「2025年最新版 SNS広告の購買行動調査」を実施しました。
SNSの利用傾向を前年と比較してみると、全体的に大きな流れは変わらないものの、注目すべき微細な変化がいくつか見られました。「どのSNSをよく閲覧しますか?」という質問について、『Facebook』が20.9%から24.96%、『TikTok』が33.9%から37.0%と、全体でやや上昇しました。また『X』はZ世代で『57.4%から52.5%』と減少傾向にあり、若年層のSNS利用がやや分散・飽和傾向にあるとも読み取れます。「SNS広告経由で商品購入する場合、どの広告形式からの購入が多いですか?」と尋ねたところ、2025年・2024年ともに『動画広告』が最多となり、次いで『ストーリー形式の広告』『漫画広告』と続きました。注目すべきは、『ストーリー形式』が前年から6ポイント以上上昇しており、物語性や“続きが気になる”構造の広告が購買導線として機能し始めている点です。今後は、動画を基軸にしながらも、ストーリー的要素を掛け合わせたハイブリッド型広告への移行が進むと予測されます。また、年齢層によって“信頼できる伝え方”の形式が異なるため、広告のバリエーションは一層戦略的に設計する必要があるでしょう。

3.「オンライン購買データ」活用した新広告ターゲティングを提供開始
ログリー株式会社は、新たに広範な「オンライン購買データ」を用いた新広告ターゲティング「Purchase Ads」をローンチしました。この「オンライン購買データ」には、オンライン上での購買データ、デジタルコンテンツの利用データ、サブスクリプションサービスの入退会データ、予約データ、決済データといった、消費者の具体的な行動実績を示す様々なデータが含まれます。この新技術では、特定商品の購入者やサービス会員、顧客が想定するペルソナ像、購買相関値が高いユーザーなど、様々な対象に広告配信が可能になるとのことです。

4.人材育成プログラム「ECプロデューサー養成マスタークラス」、受講生募集
合同会社Refine Internationalは、EC事業を企画・運営・改善まで一気通貫でプロデュースできる人材を育成する実践型プログラム、「ECプロデューサー養成マスタークラス」をローンチいたしました。本プログラムは、ChatGPTを活用したAIスキルと、データドリブンなEC運営ノウハウを融合させ、“売れるEC”を再現可能なプロデューサーを育成するとのことです。同プログラムでは、AIを活用して施策を高速で実行し、データによって成果を検証することができます。単なるノウハウではなく、再現可能な仕組みづくりを学ぶことがこのプログラムの特長だと説明されています。

5.モノタロウ、新物流拠点の起工式を開催 — 生産性3倍の最新設備導入へ
現場を支えるネットストア「モノタロウ」を運営する株式会社MonotaRO は、2025年5月8日に、茨城県水戸市で建設を進めている物流拠点「水戸ディストリビューションセンター」の起工式を行いました。水戸ディストリビューションセンターは、モノタロウの出荷能力および在庫能力増強を目的に開設する新しい物流拠点で、2028 年5 月に稼働開始予定です。新設備の導入と作業フローの集約・変更により、既存の物流センターと比較して3倍の生産性を目標に、お客様へのより迅速な配送体制を強化し、さらなる事業成長を目指すとのこと。

以上、ECの未来®NEWSでした。

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