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- 2025年3月21日から3月27日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。
本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1、MOVE by Qoo10がフルフィルメントサービスをスタート!
2、ウェザーニューズ、EC事業向け気象データセットを提供開始
3、STORES、店舗運営に必要な7サービスをまとめた新プランが登場
4、ZOZO調べ、子を持つママは自分と子どもどっちの買い物をしてる?
5、Yahoo!ショッピングの生成AIによる購入日提案機能による取扱高向上
1.MOVE by Qoo10がフルフィルメントサービスをスタート!
「Qoo10」を運営するeBay Japan合同会社は、ファッション専門ECモール「MOVE」の国内からの出店者向けに新たなEC物流代行サービス「MOVEフルフィルメントセンター」の提供を3月26日から開始しました。今回サービスを開始する「MOVEフルフィルメントセンター」は、国内から「MOVE」に出店している企業を対象に、受発注や在庫管理、ピッキング、梱包、発送、カスタマーサービスなどの一連の作業を代行するサービスです。フルフィルメントサービスの提供開始により、出店者のECに関わる業務負担をさらに軽減し、お客様への丁寧な対応により顧客体験価値の向上にも貢献していくとのことです。
2.ウェザーニューズ、EC事業向け気象データセットを提供開始
株式会社ウェザーニューズは、天候や季節で変わる消費者ニーズを的確に捉えたECサイト運営を支援するため、EC事業向けの気象データセットの提供を開始しました。近年は気候変動の影響で例年と異なる季節の進みが、オンラインの消費行動に大きな影響を与えています。そのため、複数の企業が出店するECモールのほか、アパレルやフードデリバリー、ホテルのECサイトやネットスーパーなど、インターネットを通して商品やサービスを売買するECの分野で気象データのニーズが高まり、気象データの導入が続々と進んでいます。そこで、ウェザーニューズでは天気や気温、体感などの予報や過去データ、花粉や乾燥指数など、オンライン消費に影響しやすい気象データをパッケージ化しました。ECサイト運営者は1kmメッシュの天気や体感の過去データを用いて気象による消費行動の変化を高解像度で分析し、予報精度No.1の予測データを活用して“今”と“今後”の需要を高精度で予測することが可能になります。今までにない新たな切り口のサービスかと思います。実際にどのようなデータが確認できるのか見てみたいですね。
3.STORES、店舗運営に必要な7サービスをまとめた新プランが登場
STORES 株式会社は、ネットショップ・キャッシュレス決済・POSレジなど、店舗運営に必要なサービスをひとつにまとめた新プランを、3月27日から提供を開始しました。本プランは、システムの選定・導入・運用の煩雑さを解消し、あらゆる業種・業態のお店がシンプルに活用できるパッケージです。また、システムごとの個別契約と比べて月額コストを大幅に抑えられる点も特徴です。さらに、月額0円・キャッシュレス決済手数料が2.48%からのプランも用意し、店舗の規模や成長段階に応じた柔軟な選択が可能となっています。新プランは、中小事業者向けに、気軽にはじめられる「フリープラン」と、基本的な機能がそろった「スタンダードプラン」が提供されます。さらに、2025年春以降には、事業者の資金繰りや事業投資を支援する新サービスの提供を計画しており、本プランへの追加を視野に入れているようです。
4.ZOZO調べ、子を持つママは自分と子どもどっちの買い物をしてる?
ファッションEC「ZOZOTOWN」を運営する株式会社ZOZOは、0歳~12歳の子どもを持つママ1,000名を対象に「ママと子どものファッションアイテムのお買い物に関する意識調査」を実施しました。ファッションアイテムを購入する頻度について、最も近いものを教えてください。と質問したところ、子どものアイテムを2~3カ月に1回以上購入するママが約7割だったのに対し、ママ自身のアイテムを同じ頻度で購入する人は約半数にとどまりました。ママは自分のアイテムよりも子どものアイテムを優先して購入する傾向があることが分かります。1日の自由時間にネットショッピング、SNSなどでしていることをすべて教えてください。と聞いたところ、最も多かった回答は「子ども用の商品を探す」が56.9%で、続いて「ニュースや話題になっていることをチェックする」「趣味や好きなことの情報をチェックする」「育児・子育ての情報を調べる」という結果になりました。忙しい日々の中でも、やはり子どもに関連することへの優先度は高いことが分かります。
5.Yahoo!ショッピングの生成AIによる購入日提案機能による取扱高向上
LINEヤフー株式会社が運営する「Yahoo!ショッピング」では、2025年2月より、生成AIがユーザーによりおトクな購入日を提案する機能のβ版を提供しています。本機能が表示されたユーザーは、表示されなかったユーザーと比較し、単日の取扱高が最大111%を記録したとのことです。本機能は、ユーザーが商品詳細ページに表示される専用ボタンを押すと、直近7日以内で、よりおトクな購入日を提案します。ユーザーが「LYPプレミアム会員」であるかどうかや、購入を検討している商品カテゴリーに基づいて、おトクな日を分析するため、一人ひとりに合わせた提案が可能です。また、本機能が表示されるユーザーの中でも、おトク日の提案時に生成AIによる解説がない場合や、生成AIによる解説が付く場合も丁寧な口調か、友達同士で会話するときのようなくだけた口調かなど複数のパターンを検証したところ、“丁寧な口調で、おトク日の提案時に生成AIによる解説のあるパターン”が最も反響が良いという結果になりました。
以上、ECの未来®NEWSでした。
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