【ECの未来®NEWS】屋外広告の閲覧者にリターゲティング広告の表示が可能に!2025/3/7-3/13

    1. 2025年3月7日から3月13日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。

本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1、屋外広告の閲覧者にリターゲティング広告の表示が可能に
2、顔合成AIに男性モデルの顔を自分の顔と変更できる機能が登場
3、後払い決済の請求書はがきに広告を掲載できる新たなタッチポイント
4、消費者は店舗とECをどう使い分ける?気になる購買行動を調査
5、GMOメイクショップが香川県で「生成AIを活用した対話型コマース」を展開

1.屋外広告の閲覧者にリターゲティング広告の表示が可能に
株式会社ジーニーは、デジタル屋外広告プラットフォーム「GENIEE DOOH(ディーオーオーエイチ)」において、DOOHに接触したユーザーに対してWeb上でリターゲティング配信を可能にする機能を追加しました。
今回「GENIEE DOOH」に追加された機能は、DOOHに接触したと判断されたユーザーが、スマートフォンなどをはじめとしたデバイスでWebサイトを閲覧した際に同じ広告主様の広告を配信可能にするものです。例えば、街でDOOHに接触したユーザーが、後日、別の場所にいても同じ広告主様のWeb広告を視聴できるので、再接触する機会を増やすことができます。
デジタル屋外広告の活用によりリアルな接点で獲得した認知をWeb上で追尾できるようになりました。消費者は多少不気味な印象を抱くかもしれませんが、事業者にとっては屋外広告をより購入を促進する形で活用できるようになるのではないでしょうか。

2.顔合成AIに男性モデルの顔を自分の顔と変更できる機能が登場
株式会社メイキップは、顔合成AI「FaceChange(フェイスチェンジ)」の着用モデル変更機能に、新たに男性ラインナップを追加しました。男性ラインナップの追加により、男性ユーザーも自身の髪型や雰囲気に近いモデルの顔に差し替えて、着用イメージを確認できるようになります。また、ユーザーが自分に近いモデルを選択した上で自分の顔写真をアップロードすることで、選択したモデルの顔が自分の顔に変わるとのこと。
本サービスを利用したユーザーのCVRは利用しなかったユーザーと比較して1.4倍以上に向上いたしました。また、本サービスを利用したユーザーは、ECサイトの新規顧客の割合が、利用しなかったユーザーと比較して1.2倍高くなっており、新規顧客層への認知向上にも貢献していることが明らかになりました。

3.後払い決済の請求書はがきに広告を掲載できる新たなタッチポイント
後払い決済サービスを提供する株式会社キャッチボールは、「届いてから払い」「後払い.com」の新サービスとして、請求書ハガキに事業者の広告掲載ができるオプションサービスをリリースしました。
キャッチボールでは 「請求書ハガキ」を事業者と購入者をつなぐ“重要な接点の一つ”と捉え、この請求書ハガキを活用した広告掲載サービスの提供を開始したとのことです。
請求書ハガキは通常のDMよりも到達率や開封率が高い傾向にあるため、広告が多くの人に確実に届くことが期待できます。また、広告掲載サービスは販売促進としての利用だけでなく、ブランディングやお知らせなどの目的に幅広く活用することができます。

4.消費者は店舗とECをどう使い分ける?気になる購買行動を調査
ZETA株式会社は、2024年11月に日本全国の18歳〜59歳の男女500名を対象に「商品の合わせ買い」に関するアンケート調査を実施いたしました。
商品を検討・購入する際、店舗とECサイトをどのように使い分けていいますか?と聞いたところ、購買行動をECサイトのみで完結させる人が全体の64.2%と過半数を占める結果となりました。また「ECサイトで検討し、店舗で購入する」「店舗で検討し、ECサイトで購入する」を選択した人は合計30.0%になり、ECサイトと店舗をつなぐ導線の整備も重要だということがわかりました。
ECサイト内で目当て以外の商品をどのように見つけて購入することが多いですか?という問いには、「商品一覧ページを見て」が最も多く、それ以外にレコメンドやランキングが上位に並び、消費者に表示するためのコンテンツの優先度がわかる結果になっています。

5.GMOメイクショップが香川県で「生成AIを活用した対話型コマース」を展開
GMOメイクショップ株式会社は、香川県坂出市でケーブルテレビや通信事業を展開するKBN株式会社、JA香川県、コープかがわと連携し、KBNの新サービスとして「生成AIを活用した対話型コマース」による買い物サービス「こんにち商店」を、2025年3月13日(木)にプレオープンしました。対象地域は坂出市と宇多津町となり、プレオープン中は先着500名限定での展開となります。
本サービスは、2023年11月から2024年1月までに実施した「生成AIを活用した対話型コマースによる高齢者買い物支援」の実証実験の成果を生かし、課題を解決しながら実用化されたものです。JA香川県とコープかがわの協力を受け、地元農産物や生活必需品を取り揃え、より実用的なサービスとして改良を重ねてまいりました。プレオープンでさらに改善を重ね、2025年8月には対象人数も拡大して本格リリースを予定する予定とのことです。

以上、ECの未来®NEWSでした。

EC運営に役立つ資料が満載!

 

EC運営に役立つセミナーを毎月開催中!

 

当社のEC運営代行サービスについて