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- 2026年2月20日から2月26日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。
本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1、EC担当者の約8割が生成AI流入を把握 82.6%が増加実感し対策本格化へ
2、BASEが海外販売を標準機能化 100カ国対応を追加費用なしで全ショップ解放
3、楽天がID-POSデータ活用の郵送サンプリング開始 実購買起点で効果測定まで一貫
4、生成AI利用者2029年に5,160万人へ 上方修正で市場拡大が加速
5、Yahoo!ショッピングがAIエージェント導入 商品選定から購入後確認まで自動支援1.EC担当者の約8割が生成AI流入を把握 82.6%が増加実感し対策本格化へ
株式会社PLAN-Bマーケティングパートナーズは、全国のEC担当者179名を対象に「EC担当者のAI対策状況に関する調査」を実施しました。まず注目すべきは、生成AI経由の自社サイト流入を「数値まで把握している」が59.2%、「有無は把握している」が20.7%と、合計で約8割がAI流入を認識している点です。さらに、流入を把握している層のうち82.6%が「ここ半年〜1年で増加している」と回答しており、生成AIが新たな集客チャネルとして急速に存在感を高めていることがわかります。加えて84.9%が「AI上で正しく・頻繁に言及されるための取り組み」を実施していると回答。レビュー整備やFAQ充実、構造化情報の最適化など、従来のSEOを超えた“AI最適化”への動きが広がっています。また、75.9%がAIによる購買代行、エージェンティックコマースの将来的影響を見込んでおり、単なる流入増加にとどまらず、AIが購買意思決定に直接関与する未来を前提とした戦略設計が求められる局面に入っています。2.BASEが海外販売を標準機能化 100カ国対応を追加費用なしで全ショップ解放
BASE株式会社は2026年3月18日より「かんたん海外販売」機能を全ショップへ標準提供すると発表しました。2026年1月から実施した先行募集では12,000ショップ超が応募し、小規模事業者を中心に越境ECへの強い関心が確認されています。本機能は、子会社want.jpとの連携により、海外専用カートを通じた注文を国内販売と同様のオペレーションで処理できる仕組みです。ショップ側は海外発送用の送り状作成や通関書類準備、多言語での問い合わせ対応を行う必要がなく、国内倉庫へ通常配送するだけで海外出荷が完了します。初期費用・月額固定費は不要で、販売時のみ決済金額の5%が発生する成果報酬型モデルです。購入導線もアプリ内で完結するため、カゴ落ちリスクを抑制。100カ国以上への販路拡大を“設定不要”で実現できる点は、越境ECの民主化を象徴する動きといえます。3.楽天がID-POSデータ活用の郵送サンプリング開始 実購買起点で効果測定まで一貫
楽天グループと楽天ペイメントは、「Rakuten Marketing Platform」の新プロダクト「RMP – Direct Message」において、「楽天ペイメントDM ID-POS郵送サンプリング」の提供を開始しました。本サービスは楽天ポイントカードを通じて取得されるオフライン購買データと楽天IDを連携させ、特定商品を購入したユーザーへ商品サンプルを郵送できる仕組みです。従来のサンプリング施策と異なり、実際の購買履歴に基づくターゲティングが可能で、ブランドスイッチ促進を精緻に設計できます。さらに、サンプリング後のアンケート実施や一定期間後の購買データ分析まで対応し、効果測定を一気通貫で実施できる点が特徴です。オンラインとオフラインの購買データを横断活用するリテールメディア高度化の一例として、メーカーや広告主にとっては投資対効果の可視化を進める重要な施策となりそうです。4.生成AI利用者2029年に5,160万人へ 上方修正で市場拡大が加速
ICT総研は「2026年2月 生成AIサービス利用動向調査」を公表しました。国内生成AI利用者は2026年末に3,553万人、2029年末には5,160万人に達する見通しで、過去予測から大幅に上方修正されています。直近1年以内に生成AIを利用した経験があると回答した割合は54.7%で、前回調査から25.7ポイント増加。利用の裾野が急速に広がっている状況です。サービス別利用率はChatGPT36.2%、Gemini25.0%、Copilot13.3%と複数プレイヤーが拡大。満足度は76点前後で主要サービスが僅差に並び、市場は一強構造から多極化へ移行しています。週数回以上の利用率も多くのサービスで7割前後に達しており、生成AIは試験導入段階を超え日常利用フェーズへ。EC事業者にとっても、顧客接点や情報収集行動の変化を前提とした戦略再構築が急務となります。5.Yahoo!ショッピングがAIエージェント導入 商品選定から購入後確認まで自動支援
LINEヤフーは「Yahoo!ショッピング」において生成AIを活用した新機能「Yahoo!ショッピング エージェント」の提供を開始しました。本機能は、商品選びから購入手続き、注文後の配送確認までを一貫して支援するエージェント型サービスです。曖昧な相談内容でも対話形式で条件を整理し、比較提案やレビュー要約、購入タイミングのアドバイスまで提示します。ログインユーザーには過去の閲覧・購入履歴を活用したパーソナライズ提案も行われ、お気に入り登録や価格変動通知機能とも連携。トップページ、検索結果、商品詳細など複数画面から起動でき、検討途中からでも会話を継続できる設計です。検索起点のEC体験から、AIが伴走する“接客型ショッピング”への進化を示す取り組みとして、国内ECの購買導線設計に大きな示唆を与えます。以上、ECの未来®NEWSでした。
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