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- 2026年2月6日から2月12日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。
本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1、Makuake調査で鮮明 84.2%が“出会い重視” 作業化するECに対抗する新購買価値
2、NEXT ENGINE AI正式版始動 EC業務の自動化が加速
3、SDGs認知87%でも価格重視63.3% 理想と購買行動のギャップが浮き彫りに
4、配送は速さより説明が決め手 86%が“理由提示”で納得と回答
5、ハルメクが新認証開始 5,900人基盤から100人実使用評価で信頼を可視化1.Makuake調査で鮮明 84.2%が“出会い重視” 作業化するECに対抗する新購買価値
株式会社マクアケは、応援購入サービス「Makuake」で過去1回以上購入し、直近1年以内にも利用したサポーター966名を対象に、「お買い物動機・配送期間に関する意識調査」を実施しました。調査期間は2025年11月26日から12月2日、インターネットによる回答です。大手ECモールや格安越境EC、さらにはAIとの対話で完結するエージェンティックコマースが広がる中、日常購買は「安く」「早く」「効率的に」完了する“作業化”が進んでいます。一方で今回の調査では、Makuakeを選ぶ理由として「知らなかった商品との出会い」が84.2%で最多となりました。さらに、「商品の新規性・めずらしさ」に魅力を感じるとした人は76.1%、「実行者の想いやストーリー」が41.9%と続きます。「生活の質が上がり、人生の豊かさにつながる商品を選びたい」と答えた人も45.4%にのぼり、価格や即時性とは異なる価値軸が明確になりました。配送期間についても特徴的です。「製造工程の紹介」62.3%、「開発の裏話」59.4%と、待ち時間そのものをコンテンツとして楽しむ姿勢が見られました。価格競争が進むEC市場において、ストーリー設計や開発背景の開示、進捗共有は単なる付加情報ではなく、購買動機そのものを創出する装置になり得ます。効率と対極にある「楽しみとしての購買」は、今後の差別化戦略の重要な軸となりそうです。2.NEXT ENGINE AI正式版始動 EC業務の自動化が加速
NE株式会社は、EC事業者向けにAIが日常会話で業務を代行する「NEXT ENGINE AI」の正式版をリリースしました。背景には、SaaSの高度化に伴う操作習熟コストの増大と、人手不足の深刻化があります。従来の管理画面では、条件設定や複雑なフィルター操作が必要でしたが、本機能では「〇〇の注文を探して」「この注文にタグを付けて」といった自然言語での指示が可能です。AIが文脈を解釈し、最大100件のデータ更新やタグ付けを一括実行します。これにより、ベテラン担当者の経験に依存していた判断や処理を補完でき、操作に不慣れなスタッフでも精度の高い業務が行えます。まずは受注処理領域から開始し、今後は発注・仕入・在庫管理、さらにはデータ分析や戦略立案支援へと拡張予定です。AIを「検索支援」や「文章生成」にとどめず、業務実行レイヤーへ組み込む動きは、ECオペレーションの再設計を促します。定型業務をAIが担うことで生まれた時間を、商品開発や顧客体験向上に振り向けられるかが、今後の競争力を左右しそうです。3.SDGs認知87%でも価格重視63.3% 理想と購買行動のギャップが浮き彫りに
ウェルネスダイニング株式会社は、全国の25歳から65歳の男女300名を対象にSDGsに関する調査を実施しました。SDGsという言葉を「知っている」と回答した人は87.0%に達しましたが、「意味までよく知っている」は36.3%にとどまっています。また、SDGsの中に「食」に関する目標があることを認識している人は72.7%でした。一方で、食品購入時に最も重視する項目は「価格」63.3%が最多。「国産・地産地消」43.7%が続き、「環境に配慮した商品」16.7%、「フードロス対策」24.0%は相対的に低い結果となりました。食品ロス削減については60.3%が「買いすぎないようにしている」と回答し、意識自体は高水準です。しかし、実際の購買判断では価格優先の傾向が明確に示されました。この結果は、環境配慮型商品を展開する事業者にとって示唆的です。理念訴求だけでなく、価格設計や利便性、家計メリットとの接続が不可欠となります。サステナブル商品を「選びやすい選択肢」に変換できるかどうかが、今後の成否を分けるポイントになるでしょう。4.配送は速さより説明が決め手 86%が“理由提示”で納得と回答
創作品モール「あるる」は、15歳から70歳までの男女250名を対象に「配送スピードと購入時の納得感」に関する調査を実施しました。75.6%が「商品到着が少し遅くても仕方ないと感じた経験がある」と回答しています。納得できる理由としては、「到着予定日や目安が明示されている」56.4%、「遅延理由が事前に説明されている」48.0%が上位でした。一方で、「いつ届くのか分からない」53.6%、「発送状況が確認できない」46.8%、「なぜ遅れているか不明」40.0%が不満要因として挙げられています。また、配送に時間を要する場合でも説明があれば受け止め方が変わると回答した人は86.0%。さらに42.0%が「日数よりも理由が分かれば許容できる」と答えています。この結果は、配送競争が“最速化”から“透明化”へと軸足を移しつつあることを示しています。特に受注生産やハンドメイド商品など、リードタイムが長い商材では、進捗共有や理由提示の設計が顧客満足度を左右します。配送体験は物流問題ではなく、情報設計の問題であることが浮き彫りになりました。5.ハルメクが新認証開始 5,900人基盤から100人実使用評価で信頼を可視化
株式会社ハルメク・エイジマーケティングは、「ハルメクモニター認証マーク」の提供を開始しました。約5,900人の50歳以上の女性で構成されるモニター組織「ハルトモ」から商品ごとに100人以上を選出し、実使用評価を実施。満足度および推奨意向が80%以上の場合のみ認証が付与されます。2025年時点で65歳以上人口は3,600万人超と推計され、シニア市場は拡大を続けています。この層では「安心感」「実体験」「信頼性」が購買判断に直結する傾向があります。初の認証取得商品は花王の「アタック抗菌EX ラク干しプラス」。利用調査では82%が「自分向けの商品だと思う」と回答しました。評価設計はハルメク 生きかた上手研究所が担い、公平性と透明性を担保しています。ECにおいても、第三者評価や実使用レビューの可視化はCVR向上の鍵となります。特にシニア層向け商品では、信頼の裏付けをどう設計するかが差別化要素になります。単なるレビュー数ではなく、属性特化型の認証制度が今後増えていく可能性も考えられます。以上、ECの未来®NEWSでした。
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