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- 2025年10月10日から10月16日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。
 
 本日ご紹介するニュースは次の5つです。 
 1、Yahoo!ショッピングが新ランク制度導入 特典と即時ポイントで体験刷新
 2、ラクダがレビュー自動化AI「ラクリプクーポン」提供開始 運用負担をゼロに
 3、ZOZO「WEAR」にAI着回し提案機能 体型悩みに寄り添うコーデ支援
 4、LEEEPとLTV-Labが連携 UGC活用のパーソナライズ配信を自動化
 5、NintがTikTok Shop分析に対応 ソーシャルコマース可視化へ新局面1.Yahoo!ショッピングが新ランク制度導入 特典と即時ポイントで体験刷新 
 LINEヤフー株式会社は、2025年11月4日より「Yahoo!ショッピング」に新しい会員ランク制度「ヤフショランク」を導入します。購買実績や獲得ポイントに応じて「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」の3ランクに分類し、ランクごとに特典を提供。これにより、ユーザーは利用状況に応じてより多くの特典を受けられる仕組みになります。ランクは毎月1日に集計、翌2日に反映され、開始当初はゴールドランクで5%、シルバーで4%のPayPayポイントを付与する「ヤフショ感謝デー」が開催されます。さらに、購入と同時にポイントが利用可能になる「即時ポイント付与」機能も実装され、次回の買い物で即座に活用できる利便性を実現します。従来の「ゾロ目の日クーポン」は10月22日で終了し、特典施策を「ランク軸」に統一。これまで以上に「買ってよかった体験」を設計することで、長期的な顧客ロイヤルティの向上を目指します。2.ラクダがレビュー自動化AI「ラクリプクーポン」提供開始 運用負担をゼロに 
 株式会社ラクダは、EC店舗向けのレビュー対策支援AIサービス「ラクリプクーポン」を正式リリースしました。レビュー獲得からクーポン発行、フォローメール配信までを完全自動化し、月額5,000円から導入可能な業界最安クラスの価格を実現。楽天市場を中心に、すでに70店舗以上への導入が進んでいます。本サービスでは、レビュー投稿者へのクーポン自動発行、AIによるレビュー分析・自動返信、さらに「5のつく日」などのセールクーポン定期発行機能も搭載。店舗オーナーはフォローメールやプレゼント発送の手間を削減でき、レビュー率・リピート率の向上が期待されます。代表の瀬尾健太氏は「EC運営の煩雑なレビュー施策を解放し、AIエージェントとして店舗を支える存在を目指す」とコメント。レビュー運用を“放っておける仕組み”にすることで、中小店舗でもAIを活用した顧客育成が可能となります。3.ZOZO「WEAR」にAI着回し提案機能 体型悩みに寄り添うコーデ支援 
 株式会社ZOZOは、ファッションアプリ「WEAR by ZOZO」に新機能「着回し提案」を追加しました。AIがユーザーの好みや体型の悩みに合わせてコーディネートを提案し、1,400万件超のコーデ画像から最適な着こなしを導き出す仕組みです。ZOZOの研究機関「似合うラボ」の知見を応用し、「ジャンル」「味付け」「印象」「体型の悩み」という4要素から“似合う”を分析。登録情報に基づいて、AIがリアルな着こなし例とともに提案を生成します。さらに提案内容はZOZOTOWNの商品データと連携しており、気に入ったアイテムをそのまま購入することも可能です。ZOZOは今後、好みや印象までを踏まえた生成AI型スタイリング支援を構想。「ファッションを買う場所から、ファッションのことを解決する場へ」を掲げ、AIによる新たな購買体験の提供を進めています。4.LEEEPとLTV-Labが連携 UGC活用のパーソナライズ配信を自動化 
 株式会社REGALIの顧客体験向上プラットフォーム「LEEEP」と、株式会社LTV-XのCRMシステム「LTV-Lab」がAPI連携を開始しました。これにより、UGCやスタッフ投稿を顧客データと自動連携し、パーソナライズメールを自動生成できるようになります。たとえば購入履歴に応じて、関連するUGCやレビュー動画をメルマガ内に差し込み、One to Oneの体験を効率的に提供。手動でのメール作成を不要にし、少人数チームでも高度なCRM施策を実現します。導入実績2,400店舗を超えるLTV-Labのデータ分析力と、1,800サイトに導入されているLEEEPのコンテンツ拡張力が融合。データドリブンな顧客体験設計を支援し、リピーター創出と運用効率化を両立する新しいCRMの形を提示しています。5.NintがTikTok Shop分析に対応 ソーシャルコマース可視化へ新局面 
 株式会社Nintは、クラウド分析ツール「Nint ECommerce」において、TikTok Shop対応のβ版を発表し、モニター企業の募集を開始しました。これにより、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングに続き、ソーシャルコマース領域の販売データを分析できるようになります。新機能では、「動画」「クリエイター」タブから、売上貢献度の高い動画やインフルエンサーの影響力を可視化。TikTok上の投稿と売上推移の相関を把握することで、販促・商品企画に活かせます。さらに、既存のモールデータと統合分析することで、SNS上の話題化とEC販売の関係を横断的に捉えることが可能に。正式リリースは2025年12月を予定しています。以上、ECの未来®NEWSでした。 
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