【ECの未来®NEWS】Yahoo!ショッピングが取扱高112%で今年最高を更新!2025/8/8-8/14

      1. 2025年8月8日から8月14日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。

    本日ご紹介するニュースは次の5つです。
    1、Yahoo!ショッピングが取扱高112%で今年最高を更新
    2、ソーシャルギフト、誕生日利用が73.3%に拡大
    3、メルカリ、猛暑トレンドで空調服が首位、冷感ポンチョは65倍
    4、敬老ギフトの受け手が80代以上に集中、超高齢社会の現在地
    5、JIAA調査でネット広告の信頼度21.6%、透明性が鍵

    1.Yahoo!ショッピングが取扱高112%で今年最高を更新
    LINEヤフーが7月1日~27日に実施した「超PayPay祭」で、最終2日間の取扱高が前年比112%となり、7月27日は2025年の日次最高を記録しました。LYPプレミアム会員は条件達成で最大23.5%の「PayPayポイント」が付与され、食品・家電・日用品など約900点を50%OFF以上で販売する「2日間セール」も牽引役に。猛暑関連の暑さ対策グッズや、政府備蓄米、ふるさと納税が好調だったとしています。施策の集中投下で“月末の最大化”を取りにいく同社の販促設計が奏功しました。

    2.ソーシャルギフト、誕生日利用が73.3%に拡大
    ギフトモール オンラインギフト総研は、ソーシャルギフト経験者2,250人を対象にした最新調査を発表しました。
    利用シーンは「誕生日」が73.3%で突出し、価格帯は500~1,000円が29.8%、1,000~2,000円が29.5%と“気軽な贈り物”の層が厚い一方、10,000円以上も7.9%と広がりが確認されました。
    「感謝・お祝い」シーンは従来ギフト比+11.9ptの35.2%。小川所長は「贈る相手と品物の幅が広がり、誕生日に気軽に贈る新しい文化が定着」と分析。デジタル受け取りの利便性と品揃え拡充が、ギフトコミュニケーションを更新しています。

    3.メルカリ、猛暑トレンドで空調服が首位、冷感ポンチョは65倍
    メルカリの取引データ分析によると、7月の「暑さ対策・冷却グッズ」取引件数は前年同月比約10%増。中でも「空調服」は取引数が約1.7倍となり昨年首位のネッククーラーを逆転し首位になりました。
    人気ブランドは作業服系のBURTLEでした。さらに「冷感ポンチョ」は前年同月比約65倍と爆発的に伸長。背景には、8月5日に国内歴代最高の41.8℃を記録するなどの猛暑や、野外イベント需要、SNS露出の増加があるとみられます。高温の常態化で“持続冷却”ニーズへと選好がシフトしている点は、今後の商品企画・在庫構成にも示唆を与えます。

    4.敬老ギフトの受け手が80代以上に集中、超高齢社会の現在地
    敬老の日に特化したメディアサイト「敬老の日.jp」は、全国の10代~60代の男女を対象に敬老の日に関するアンケート調査を実施しました。「敬老の日に贈った相手の年代」が80代49.0%、90代以上38.7%で、合計87.7%が80歳以上に集中。70代は17.3%で相対的に少なく、「まだ元気で現役」という受け止めがうかがえます。
    ギフト選びは“体調・生活環境への配慮”が重視され、形に残る記念品から“すぐ楽しめる・負担にならない”食品や体験型、ケア系へとシフトしているようです。

    5.JIAA調査でネット広告の信頼度21.6%、透明性が鍵
    一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)は、2025年2月に「2025年インターネット広告に関するユーザー意識調査」を実施しました。本調査によれば、インターネット広告を「信頼できる」は21.6%にとどまり、低下傾向が継続。
    信頼形成の要素は「広告企業の評判」「商品・サービスの認知」に加え「メッセージの誠実さ」が並び、メディアと広告の相互影響も顕著で、不適切な広告は掲載先メディアの信頼低下54.4%、逆に不適切な掲載面は広告の信頼低下39.3%に波及します。
    詐欺広告の表示経験は36.4%、一方「わからない」が45.7%。生成AI広告は「抵抗感あり」約37%だが、作成明記で安心感が増す33.8%という示唆も。広告主・媒体社ともに“透明性設計”が急務です。

    https://youtu.be/HZSupcUMO3w

    以上、ECの未来®NEWSでした。

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