-
-
- 2025年8月1日から8月7日までのECに関連する注目のニュースを5つピックアップして紹介します。本ニュースは物販ビジネス専門メディア「コマースピック」の提供です。
本日ご紹介するニュースは次の5つです。
1、欠品時に購入率1.3倍 メイキップのパーソナライズ機能が効果発揮
2、ジャパネットのおせちが過去最多72品目で進化 3年連続日本一を記録
3、ジーニーがEC検索に革新 ユーザーの好みを即時反映する新機能
4、夢展望が中国SNS「小紅書」で本格展開 実証段階で売上1,300万円達成
5、YONDEがTikTok Shop対応のAR試着プラン提供 試す→買うをSNS上で実現1.欠品時に購入率1.3倍 メイキップのパーソナライズ機能が効果発揮
株式会社メイキップは、EC向けソリューション「aunn在庫・類似アイテム」のABテスト結果を公開しました。この機能を導入したECサイトでは、購入率が約1.3倍に向上することが確認され、欠品フォロー施策としての高い効果が実証されました。ECサイトにおける「在庫切れ」は、ユーザーの購買意欲を大きく削ぐ要因です。特にアパレル分野ではサイズやカラーの欠品が頻繁に発生し、消費者が他商品を探す手間から離脱するケースが後を絶ちません。こうした課題に対し、メイキップは独自の体型データとSKU単位の在庫情報を連携させたパーソナライズ機能を提供。欠品時にはユーザーの体型に合った、かつデザインが類似する別商品を自動で提案する仕組みです。2.ジャパネットのおせちが過去最多72品目で進化 3年連続日本一を記録
株式会社ジャパネットたかたは、2026年の正月に向けたおせち料理の販売を開始しました。同社のおせちは、2023年から2025年までの3年間、株式会社東京商工リサーチ調査においてで日本一の実績を誇り、今年もさらに内容を強化して展開されます。2026年版では、品数を過去最多となる72品目に拡大。7,000件以上の顧客アンケートをもとに、食品専属バイヤーが繰り返し試食を重ねて、前年ラインナップの半数近くを刷新しました。さらに、年末の物流混雑を避けるため、全国に設けた冷凍倉庫から直接配達営業所へ納品する「独自配送体制」を整備。中継センターを通さないことで、輸送の効率化と安定的な供給を両立しています。3.ジーニーがEC検索に革新 ユーザーの好みを即時反映する新機能
株式会社ジーニーは、サイト内検索ツール「GENIEE SEARCH」において、ユーザーの行動をリアルタイムで分析し、個人の嗜好に即した商品を自動提案する「リアルタイムパーソナライゼーション」機能の提供を開始しました。この新機能は、高速検索用データベースを活用し、ページ閲覧やクリックといった行動データを秒単位で解析。検索結果やレコメンド内容を即時にパーソナライズすることで、ユーザーはより短時間で“欲しいもの”にたどり着けるようになります。注目すべきは、検索結果の順位やバナー表示が個別に最適化される点です。たとえば、「カジュアルスタイルが好きなあなたにおすすめ」といった好みバナーが表示されるなど、ユーザーごとの体験が強化されます。また、商品説明やレビューから「#防寒」「#涼しい」といった特徴タグを自動生成・登録できる仕組みも搭載。これにより、マスタデータの整備不要で即時性の高い検索が可能になります。4.夢展望が中国SNS「小紅書」で本格展開 実証段階で売上1,300万円達成
アパレルEC事業を展開する夢展望株式会社は、2025年8月より中国の人気SNS「小紅書(RED BOOK)」において、公式ショップ「夢展望公式 小紅書店」の本格運営を開始したと発表しました。これは同年5月から実施していたテスト運営で、約2ヶ月間に売上約60万元、日本円にして約1,300万円・注文件数1,727件を記録し、一定の成果が得られたことを受けての判断です。夢展望は、主力ブランド「DearMyLove」を中心に、2,700点以上のアイテムを中国Z世代に向けて販売。フォロワー数はすでに37,000人を超えており、Key Opinion Leaderやライブ配信を通じたマーケティング施策も強化されています。同社の中国戦略は、SNS運営だけでなくリアル展開も並行して進められており、2025年8月には「夢展望 杭州工聯CC店(こうにゅうこうれん)」をオープン。オンラインとオフラインを組み合わせた“両輪型”の戦略により、認知拡大と顧客体験の向上を目指しています。5.YONDEがTikTok Shop対応のAR試着プラン提供 試す→買うをSNS上で実現
AR・SNSプロモーションを手がける株式会社YONDEは、TikTok Shopの国内展開にあわせて、ARエフェクトによるバーチャル試着から購入までを一気通貫で完結できる「バーチャル試着ARプラン」の提供を開始しました。この新サービスでは、TikTok上の動画を視聴したユーザーが、そのままリンクをタップしてARエフェクトを起動し、商品を仮想試着した上で、TikTok Shopにてスムーズに購入できる一連の導線を実現。これにより、SNSが単なる情報収集の場から、体験と購買が融合する“新たな購買チャネル”として機能するようになります。対象商材はメガネ、アパレル、アクセサリー、コスメ、ネイルチップなど多岐にわたり、顔認識や手の認識、3D表現などの技術を駆使したエフェクト設計が可能です。年間プランを選択すれば、季節商品への対応や複数エフェクトの継続的展開も特別価格で提供されるとのことです。以上、ECの未来®NEWSでした。
EC運営に役立つ資料が満載!
EC運営に役立つセミナーを毎月開催中!
当社のEC運営代行サービスについて
-
【ECの未来®NEWS】ジャパネットのおせちが過去最多72品目で進化 3年連続日本一を記録!2025/8/1-8/7
